求人広告で効果を出すために絶対やるべきこと|工夫次第で応募数はUPできる

Indeedなどをはじめ、様々な求人サービスが増えている昨今。これまでは求人広告会社に求人の作成を依頼していたかもしれませんが、今は採用担当者で求人作成をする機会が増えているのではないでしょうか。それに伴い、効果の出る求人を作成する必要が出ています。

 

しかし、「求人作成したことがないからポイントが分からない」「求人を出しても応募が集まらない…」と考えている方は少なくないと思います。そこでこの記事では、求人で効果を出すための方法についてご紹介。ちょっとした工夫で求人の効果は見違えるほど変わります。ぜひ紹介する方法を参考に、効果の出る求人を作成してみてください。

CHECK!

採用でお困りではないですか?

 

無料で求人を掲載したい方は、engage(エンゲージ)に無料登録を。Indeedをはじめ、求人ボックス 、スタンバイ、Googleしごと検索などの求人サービスにも自動で掲載されます各社の掲載条件を満たした場合

 

engage(エンゲージ)の導入社数は、40万社を突破。東証一部上場のエン・ジャパンが手掛けるサービスですので、安心して利用いただけます。(無料)

 

 

求人広告で効果を出すための手順

Indeedなど、求人広告を自社で作成することが多くなってきた昨今。採用担当者は、求人広告で効果を出すための方法を知っておくことが重要です。ここでは、求人広告で効果を出すために必要なことをステップ順に伝えていきます。

事業計画と現状の乖離を把握する

いきなり求人広告を書きはじめることはやめましょう。まずは、採用の目的を明確にすることが重要です。こう言うと、「増員したいからに決まっているじゃないか」「欠員が発生したから採用するんだ」と考えるかもしれませんが、それは正しくありません。採用する目的は、事業計画、経営計画を達成させるためです。

 

たとえば、事業計画では売上年1億円を目指していて、現状では売上が年8000万円しか見込めないとある営業部の場合で考えてみましょう。理想と現実で2000万円の乖離があるわけです。

 

この2000万円の差を埋め、事業計画を達成させるために人材を採用するということです。次の項目の「採用ターゲットを明確にする」にもつながりますが、まずはここを明確に理解しておかないと、この後いろいろなズレが出てきてしまい、思った人材を採用するのが難しくなってしまいます。

採用ターゲットを明確にする

求人広告を作るために欠かせないのが、採用に向けた具体的なターゲット設定です。前述したように、理想と現実の差を埋めるために採用を行なうので、どういった人物がそれを実現できるのか考える必要があります。

 

たとえば、先ほどの例で言えば、年2000万円の売上が足りないので採用することになりました。年2000万円を売り上げられる人材とはどのような人物か考えてみましょう。会社で平均的な営業が年2000万円売り上げている場合は、平均的な営業と同じようなタイプの人材を採用すればよいでしょう。逆にハイプレイヤーと同じような売り上げである場合は、ハイプレイヤー人材と同じ人材を採用する必要があるでしょう。

 

また、いつまでにそういった状態になってもらうのかによっても採用する人物像は変わってきます。すぐに同じパフォーマンスを出してもらわないといけない場合は、経験ありの即戦力採用になるでしょうし、ある程度時間をかけて育成する余裕があるのであれば、未経験でもOKということになります。こうした部分の整理によって、採用の難易度も大きく変わってきます。

会社の魅力を洗い出す

求人広告でしっかりと求職者に対して自社をアピールするために、まずは自社の魅力をとにかく洗い出すことが大切。自社では魅力だと自覚していなくても、客観的にみると魅力であることは往々にしてあります。たとえば

  • 会社の売上が毎年UPしている
  • 珍しいレアな仕事
  • 会社に歴史があり安定している
  • ほかの会社とビジネスモデルが違うので成長して行く見込みがある
  • 働く仲間がとにかく人がいい
  • 住宅手当、家族手当など福利厚生が良い
  • 給与が平均以上(賞与も数ヶ月分支給)
  • 残業がほとんどない
  • 休日がたくさんある

などです。自社で働くことによって、求職者にどのようなメリットがあるのか整理するために、どんどんリストアップして魅力的と考えられる要素を見つけ出していきましょう。

 

最終的に「事業としてこんな強みがあるから安定性が高い」「こういう社風だから人間関係が良い」というように訴求するのが目標なので、なるべく細かな部分まで列挙していきます。どんな小さいことでも良いので、まずは魅力を洗い出していきましょう。社員に「うちの魅力は何か?」と聞くのも有効的です。

en-gage.net

求職者が魅力に感じてくれる訴求を選ぶ

会社の魅力となる要素が十分に洗い出せても、これをすべて求人で伝えるのは難しいでしょう。そこで、洗い出した魅力の中で、ターゲットとなりうる求職者が魅力に感じてくれそうなものを選ぶ必要があります。

 

重要なのは、採用側が伝えたいことではなく、求めている人材にとってのメリットをアピールすること。仮に「残業が少ない」という要素があるのであれば、求めている人材の中で、残業の少なさに魅力を感じる層がいるかどうかイメージします。

 

たとえば、「今こういう働き方をしていて、この部分に不満を感じているとすればメリットに思ってくれそう」というように、より深く人物像を想定し、現実的かどうか判断すると良いでしょう。そして訴求する要素が固まったら、その魅力を集中的に打ち出すことで、求職者からの反響につながる効果が見込めます。

求人広告で効果を出すために大事なポイント

求人広告で効果を出すために大事なポイント

求人広告で効果をだすための大まかな手順を説明しました。ここでは、大事なポイントについて4つ説明します。

求職者の不安払しょくを考える

大事なポイントの1つが、「求職者の不安払しょく」を考えること。求職者は常に不安です。転職がうまくいくのか、仕事を覚えられるか、人間関係は悪くないか、ブラック企業ではないか…という具合に、あれこれ不安材料があるのです。

 

こうした不安があることを理解し、できるだけ求職者の不安を払しょくすることが大事です。魅力ばかりを伝えてしまいがちですが、大事なのは不安を払しょくすること。この情報を入れると求職者は安心するのではないか?と考えながら、求人を丁寧に書いていくことが効果を出すためには重要です。

魅力的なキャッチコピーを考える

キャッチコピーにより、求人を魅力的にすることも有効的です。では、どうすれば魅力的なキャッチコピーを書けるのでしょうか。それは、「具体的に書く」「メリットの先にある良いことを書く」ことにあります。少しわかりづらいので下記で詳しく説明していきます。

■具体的に書く

  • 残業はほとんどありません ⇒ 残業は月に1時間しかありません。
  • 定着率が良い会社です ⇒ ここ3年間の定着率は100%。誰もやめていません。
  • 住宅手当、家族手当があります ⇒ 住宅手当月3万円、家族手当月3万円支給します。
  • 社長と距離が近い ⇒ 社長のことを、あだ名で呼んでいます。

■メリットの先にある良いことを書く

  • 残業がない  ⇒ すぐに帰れるから、仕事後に習い事もはじめられます。
  • 残業がない、定時帰り ⇒ 家族と一緒に夕飯を食べられるようになります。
  • 会社が成長し、従業員も増えている ⇒ 新しいポジションがどんどん生まれているので、出世しやすい環境

いかがでしょうか。ちょっとした工夫で、求人が魅力的になるのです。

仕事内容はできるだけ具体的に

仕事内容は具体的に書くことが大事です。たとえば、どの仕事をどのくらいの割合で担うのか、頻度はどのくらいかなど。「1日の仕事内容」をイメージして書くとわかりやすくなります。

  • 仕事で関わるのは誰が多いのか(一人で進めることが多い、顧客と関わる、社内の〇〇部署)
  • 仕事の種類、割合、頻度(A、B、Cの仕事があり、Aが7割、Bが2割、Cが1割)
  • どういった目標を掲げて追っているのか(売上〇〇万円、訪問件数など)
  • 入社後の研修の有無(期間研修、研修内容、誰が教えてくれるのか)

こういったことを書くことで働くイメージが明確になり、興味を持ってくれるでしょう。ここでも求職者が知りたいと思うこと、不安に感じることを考えて、それを払しょくしていくことが大事です。

応募のハードルを上げすぎない

「できればこのスキルも持っていてほしいな」「こういう志向性があると嬉しいな」と感じることはあると思います。しかし、「あれば嬉しい」ものを追加していくと、応募ハードルは高くなり、求職者からすると「自分は採用されないかもしれない…」と感じさせてしまう可能性があります。たとえば、下記のような例です。

  • 営業未経験OK

※営業経験者は歓迎です。法人経験3年ある方を優遇します。

もちろん上記のような経験がある方のほうがいいでしょう。しかし、様々な条件を追加することでハードルは上がり、応募が見込めなくなってしまいます。「絶対に必要なスキル・能力」と「あればよいスキル・能力」にまずは分けてみましょう。そして、できるだけ「絶対に必要なスキル・能力」だけ応募資格に書くようにしましょう。

求人広告媒体の大まかな種類

ここまでで、どのように求人を書けばいいのかについてお伝えしてきました。本章では、求人広告の媒体の種類などについて説明します。良い求人をどの媒体に載せて届けるべきかを理解していきましょう。求人広告として活用できる媒体は、大きく分けると次のように紙・Web・ハローワークの3つに分類できます。

紙面

求人広告が出せる紙媒体の代表例として挙げられるのが、新聞・折り込みチラシ・フリーペーパーなど。掲載数が限られていると同時に、どの求人情報も読者の目に留まりやすい視認性があるため、手に取った求職者に偶然見つけてもらえる可能性が高い媒体です。

 

そのため特定の職種を探しているというよりは、自分にもできそうな仕事を幅広く探しているタイプに訴求しやすいのが特徴でもあります。ただし、掲載できるスペースに収めて求人情報を出さなければならないため、あまり多くのアピール要素を盛り込めないという難点も。職場の様子をできるだけ深く伝えたい場合には適していないといえます。

Web

最近はIT化がどんどん進んでいることもあり、スマホやパソコンを使った就職活動が当たり前になってきています。それに伴い、近年の人材募集の主流となっているのが、求人広告を集めたポータルサイトです。あらゆる職種をカバーする網羅型から、特定の分野だけに集中した専門型まで、さまざまな求人サイトが存在しています。Webによる求人広告はインターネット利用者に広く訴求できるメリットがありますが、紙面に比べると流し見される可能性が高く、インパクトを残しにくいのが難点。ただしその分、多くの情報量が盛り込めるため、マッチング率が高い利点があります。

ハローワーク

ハローワークでは厚生労働省の管轄による職業紹介サービスを行なっているため、無料で求人情報を出せるのが大きな特徴。ただしほかの求人広告とは異なり、掲載できるのは基本的な募集要項に限られており、他社との差別化が図りにくいデメリットがあります。また最近では、「ハローワークインターネットサービス」というオンラインでの求人掲載にも対応しており、より手軽に利用しやすくなっているのが現状です。

 

なおハローワークでの求人広告掲載には、あらかじめ事業所登録をするなどの手続きが必要になります。

en-gage.net

求人広告の媒体別に見込める効果

それでは、ここまでにご紹介した各求人広告の媒体について、具体的にどのような効果に期待できるのかを詳しく解説していきます。

新聞・折り込みチラシ・フリーペーパー

新聞広告や折り込みチラシの場合は、新聞を購読している求職者に訴求できる媒体です。先ほども出てきたように、広範囲から仕事を探している人材に向いており、特定の資格やスキルを求めるというよりも応募の窓口を広めたい場合に適しているでしょう。

 

ただし最近では、若手層の新聞購読者数は少ない傾向にあるため、どちらかといえば高齢者層をターゲットにした求人広告が効果的です。さらに、地方紙・折り込みチラシ・地域情報誌のフリーペーパーなどに掲載することで、特定のエリアに集中して求人広告を訴求することができます。たとえば、「勤務場所の近くに住む人を集めたい」などのケースにも有効的に利用できるでしょう。

求人サイト

求人サイトであれば求職者側で自由に検索設定をして探してもらえるため、たとえば自分のキャリアや資格が活かせるなど、特定の分野に絞って職を探している人材に効果があります。

 

また、比較的多くの情報量を読んでもらってから応募を決めてもらえるため、ギャップ感が抑えやすい部分も有効的です。オンラインのため全国からの応募者を集めやすく、Web上で問い合わせができるといった手軽さもあり、母数を獲得しやすい点もメリット。さらにスマホなどで手の空いた時に探しやすいため、在職中の経験者をターゲットにしている場合にも適しているでしょう。

検索エンジン

近年増加してきているのが求人情報に特化した検索エンジンサービスで、代表例として挙げられるのは、CMでもよく見かけるIndeedです。

 

求人型の検索エンジンでは、Web上に存在する求人情報を取り込んで集約しており、さまざまな求人サイトなどを媒体に関係なく探し出すことが可能。求職者としては、求人情報だけをGoogle検索のように見つけられます。検索エンジン型の求人広告の場合は、無料で簡単に掲載できるのが最大のメリットです。できるだけコストを抑えたい場合に効果的な方法といえます。

 

また費用がかからないため、複数の媒体で求人広告が出しやすくなり、露出度を高められるのも利点でしょう。できるだけ幅広い層の人材に認知してもらい、応募数を集めたい場合にも有効的です。

 

ただしこうした無料サービスの場合は、自社で求人広告の内容を作成することになるため注意が必要。画像を入れるなどのデザイン性もあまりないため、かなりシンプルな求人広告になってしまう部分も考慮しておいたほうが良いでしょう。

ハローワーク

先述したように、ハローワークは公的サービスのため、無料掲載によるコスト削減効果に期待できます。またハローワークで求人広告を出す場合には、各地域にある所轄の職業安定所に事業者登録をして掲載するため、近隣のエリアに限定して募集できる点もメリット。さらにハローワークを活用した採用活動においては、条件次第では補助金や助成金の対象になるケースもあり、予算が厳しい場合に戦略的に利用できる側面もあります。

en-gage.net

無料で求人掲載できる「engage」が効果的

求人広告による人材募集を検討している際には、無料で求人を掲載できる「engage(エンゲージ)」がオススメです。求人サイトで求人掲載するにはお金がかかるのが一般的ですが、engageでは無料で何件でも求人を掲載できます。

 

ちなみに、engageはエン転職などを運営している東証一部上場のエン・ジャパンのサービス。現在40万社以上が導入しているので、安心してご利用いただけます。ここからはengageで何ができるのか説明していきます。

求人ページの無料作成・掲載ができる

engageには、無料で求人を作成・掲載ができる機能があります。しかも、何件掲載しても無料。もちろん、採用できても費用は発生しません。つまり、0円で採用できるのです。無料ながらも上記の観点から求人を作りこむことで、効果的な求人広告を作成できます。

採用ホームページを無料で作成できる

さらに、採用ホームページも無料で作成できるのが特徴。デザインテンプレートや採用ホームページに必要なコンテンツページがあらかじめ用意されているので、あとはテキストや画像を入れ込むだけで魅力的な採用ページが完成します。求職者により魅力的な情報を届けることが可能になります。

Indeedなど人気の求人サービスにも自動掲載

engageで作成した求人広告については、Indeed・スタンバイ・Google しごと検索など今注目の人気求人サービスに自動で連携されます。これにより、幅広く露出できる効果が見込めます。その分求職者に見つけてもらいやすくなり、応募者数をより集めやすくなるのがメリットといえます。また、これらはすべて基本機能のため、もちろん無料です。

採用をスムーズにする各種機能も

求人広告を掲載する以外にも、応募者のステータス管理やメッセージのやり取りなどができる機能もあり、採用活動を集約しやすいメリットもあります。さらにオプションにて、オンライン適性テスト・入社後のフォロー・ビデオインタビューなどの機能も追加でき、必要に応じてもっと便利に活用していけるのも特徴です。

CHECK!

採用でお困りではないですか?

 

無料で求人を掲載したい方は、engage(エンゲージ)に無料登録を。Indeedをはじめ、求人ボックス 、スタンバイ、Googleしごと検索などの求人サービスにも自動で掲載されます各社の掲載条件を満たした場合

 

engage(エンゲージ)の導入社数は、40万社を突破。東証一部上場のエン・ジャパンが手掛けるサービスですので、安心して利用いただけます。(無料)

 

engage

採用ガイド編集部

engage採用ガイド編集部は、人材業界で長く活躍している複数のメンバーで構成されています。人材業界で営業や求人広告ライターなどを経験したメンバーが、それぞれの得意領域を担当し、専門的な知識に基づき執筆を行っています。

engage採用ガイド編集部は「採用に悩む経営者・人事担当者の頼れる相談先」としてこれからも日々情報をお届けしていきます。 ※engage採用ガイドはエン・ジャパン株式会社が運営している情報サイトです。