採用率とは?向上させる10のワザ、メリットなどをやさしく解説

「求人を出しても応募数が少ない」、「応募数は多いけど、採用数が少ない」、「面接前に辞退されてしまう」

 

人材採用において、こんな悩みはありませんか?効率良く採用活動をするうえで大切なのが、採用率をアップさせることです。この記事では、採用率をアップさせることで得らえるメリットや、採用率をアップさせるためのさまざまなノウハウを紹介します。ぜひ、貴社の採用活動にお役立てください。

 

CHECK!

採用でお困りではないですか?

 

無料で求人を掲載したい方は、engage(エンゲージ)に無料登録を。Indeedをはじめ、求人ボックス 、スタンバイ、Googleしごと検索などの求人サービスにも自動で掲載されます各社の掲載条件を満たした場合

 

engage(エンゲージ)の導入社数は、40万社を突破。東証一部上場のエン・ジャパンが手掛けるサービスですので、安心して利用いただけます。(無料)

 

採用率とは?

採用率とは、応募人数に対して、どのくらい採用できたかを表した数値です。採用率を数字で把握することは採用活動の振り返り、改善などに役立ちます。採用率の計算式は下記になります。

採用率(%)=採用数(人)÷応募数(人)×100

たとえば、応募数が100名で、採用数が10名の場合、採用率は10%(=10÷100×100)になります。この数字が高いかどうかは、募集する職種の難易度などにより異なるため、高いか低いかは言えませんが、どのくらいの採用率なのか把握することで現状の採用活動の効率を把握することができます。

採用率アップによるメリット

採用率をアップさせることで得られるメリットは、主に下記の2つです。

  1. 採用費を抑えることができる
  2. 採用活動にかかる時間・手間を削減できる

では、ひとつずつ解説していきます。

採用費を抑えることができる

たとえば、100万円をかけて求人広告を掲載し、10名を採用した場合、1人を採用するためにかかった費用(採用単価)は10万円(100万円÷10名)です。では、同じケースで20名を採用できた場合、採用単価はいくらになるでしょうか?100万円÷20名=5万円となり、10名採用するケースに比べて半分になります。採用単価が半分になるということは、つまり、効率が2倍にアップするということ。1回の求人広告掲載で2回分の人材を採用できるため、採用費を半分に減らすことができるのです。

採用活動にかかる時間・手間を削減できる

上記のように、1回の求人広告掲載で2回分の人材を採用できれば、採用活動の回数を減らすことができます。求人広告を掲載する際は、求人広告会社との商談、求人広告作成における取材協力、求人広告の原稿確認、応募者への対応など、さまざまなことを行なわなければいけません。しかし、採用活動の回数を減らすことができれば、これらの手間や時間を大幅に削減することができるのです。

採用率をアップさせる10のワザ

採用活動を行なうときに忘れがちになるのが、求職者は複数の会社に応募しているということ。これは、自社を含めた複数の会社で求職者を取り合っていると言い換えることができます。ですから、採用活動はできるかぎりスムーズに進めることが欠かせません。では、具体的にはどのようにすればいいのかを詳しく説明していきます。

採用活動をフェーズごとにチェックする

採用率をアップさせるためには、採用活動の各フェーズにおいて、有効な打ち手を講じていくことが重要です。そして、採用活動は下記6つのフェーズから成り立っています。

▼求人情報の掲載

▼書類選考

▼面接設定

▼面接実施

▼内定

▼入社承諾

次からは、各フェーズにおける有効な打ち手(ワザ)を紹介していきます。

応募数をアップさせるワザ

採用率をアップさせることの最も大きな目的は、採用数を最大化させることでしょう。採用数を最大化させるには、応募数をアップさせることが欠かせません。応募数が多ければ、採用率を向上させたときのインパクトが大きいからです。では、どうすれば応募数をアップさせることができるのでしょうか?それは、求人情報を掲載する際の工夫が重要です。

 

下記のグラフをご覧ください。

重要視する求人票項目の図

出典:厚生労働省 山形労働局報道発表資料

これは、ハローワークを利用している1,670名を対象に実施した、求職者が求人票をチェックする際に重要視している項目のアンケート結果です。最も重視する項目が仕事内容で、就業場所、賃金、休日、職種と続きます。この結果から、上位5項目の書き方を工夫することが有効だと考えられます。

【ワザ1】5大項目は詳細に書く

情報を詳しく書くことで、求人に対する魅力や安心感が増し、応募数のアップが期待できます。各項目における具体的なポイントは下記の通りです。

 

仕事内容‥求職者の多くは「自分にでもできる仕事なのか?」というポイントでチェックします。そのため、「1日当たりの業務量」「最初に覚えるべき仕事」「未経験者が仕事を覚えられるまでの期間」についてしっかり記載することをオススメします。

 

就業場所‥求職者が気にするのは、通いやすいかどうかです。そのため、最寄り駅、駅から歩いてかかる時間などを記載しましょう。また、車やバイクでの通勤が可能かどうかも書いておくと良いです。

 

賃金‥基本給だけでなく、賞与や住宅手当、家族手当といったものも記載することで、求職者は転職後の収入をイメージしやすくなります。また、営業職などでインセンティブ(歩合給)がある場合は、支給の基準や支給額なども併せて記載することをオススメします。

 

休日‥曜日固定なのかシフト制なのか、休める曜日、休日数を具体的に書くことがポイントです。また、有給休暇の取得実績、土日休みでない場合は連休の取りやすさ、自社独自の休暇制度などについても詳しく記載することをオススメします。

 

職種‥たとえば、「販売スタッフ」ではなく、「インテリアの販売スタッフ」というように、仕事内容がより詳しくわかる職種にすることが効果的です。また、「工場スタッフ」や「技術職」というように大まかにするのではなく、「検査スタッフ」や「箱詰めスタッフ」というように、仕事内容をイメージしやすい職種にすることも有効です。

書類選考通過率をアップさせるワザ

履歴書や職務経歴書に書かれている情報は、ある程度、機械的にジャッジしていくことになります。しかし、書類選考する人によって合否の基準が異なっていれば、本来であれば合格の応募者を不合格にすることも起こりえます。

【ワザ2】書類選考の基準を明確にする

たとえば、◎◎の経験がある、転職回数などを明確にしておくことをオススメします。そうすれば、書類選考する人によって評価が異なることは起こりにくくなります。逆にここの基準が揃っていないと、書類選考を通過したのに、面接での通過率が極端に少なくなってしまうなども起きてしまいます。

面接設定率をアップさせるワザ

何度もお伝えしますが、採用活動はスピードが重要です。下記、エン・ジャパンが12,639名に対して行なったアンケートにおいても、辞退を決めた理由の第2位が「他社で選考が進んだ・内定を得たため」です。

 

▼辞退を決めた理由

辞退を決めた理由の図

出典:『エン転職』1万人アンケート(2020年3月)「面接辞退」実態調査 

時間を置きすぎると、他社の選考が進み、結果として自社の選考を辞退されることにつながります。

【ワザ3】すぐに書類選考する

応募があったのに時間を置き、書類選考や面接案内が遅れ、選考を辞退されてしまった。こんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?書類選考をする目安は、応募があったその日中を心がけましょう。求職者が他社の選考も進んでいることを忘れてはいけません。対応が遅いことで印象が悪くなるだけでなく、他社の選考に進んでしまう可能性もあります。

【ワザ4】すぐに面接日程候補を連絡する

書類選考で合格と判断したら、応募者にすぐに面接の候補日を連絡しましょう。応募があったその日に書類選考および面接候補日の連絡ができれば理想的です。

面接実施率をアップさせるワザ

せっかく面接を設定できたのに、面接当日にドタキャンされてしまった…。そのような事態を極力減らすためには、下記のワザが有効です。

【ワザ5】面接日程候補は近しい日程を複数送る

たとえば、面接候補日が数週間から1ヵ月先だとすれば、その間に他社の選考が進み、自社の面接を辞退されるリスクが高まります。そのようなことにならないように、面接日程候補は3日から1週間以内がオススメです。また、応募者が都合をつけやすいように、候補日程は複数送りましょう。また最近は対面の面接ではなく、オンライン上での面接などのほうが面接実施率は高まると言われています。

 

en-gage.net

【ワザ6】前日までにリマインドメールを送る

応募者に対して、面接の日時を改めて連絡することも有効です。リマインドすることによって、面接日であることを思い出してもらうと同時に、面接に対する意識を高めることができるからです。また、たとえば、面接地がわかりにくい場所にある場合などは、最寄り駅からのアクセス案内を添えることで、応募者への印象を良くできるでしょう。

内定率をアップさせるワザ

何人も面接したけれど、内定を出せる応募者がいなかった。面接数は多かったわりに、内定数が少なかった。このような経験をされた方もいるのではないでしょうか?もちろん、内定を出せるレベルの人材が少なかったというケースもあると思いますが、基準が不明瞭な場合、合格者を不合格にしてしまうリスクがあることも否めません。

【ワザ7】内定の基準を明確にする

応募者が持っているスキルや知識のレベル、志向性などを明確にしておきましょう。そうすることで、面接を実施した人の主観や「なんとなく」といった感覚で合否を判断してしまうリスクを少なくすることにつながります。また面接官が複数いる場合は、こうした基準をしっかり共有することが不可欠です。基準がズレていると、評価ポイントがズレてしまいます。

入社承諾率をアップさせるワザ

内定を出せば採用活動が終わりではありません。こちらが内定を出しても、応募者が入社を承諾してくれなければ、採用には至らないからです。内定を伝えた後に、応募者が入社を承諾してくれる確率をアップさせるには、下記のワザが有効です。

【ワザ8】応募者を不快にさせない面接をする

下記は、エン・ジャパンが3,026名に対して行なったアンケート結果です。

 

▼面接を受けて「この会社に入社したくない」と思ったことはありますか?

面接を受けて入社したくないと思ったことはあるか図

出典:エン・ジャパン 人事のミカタ ブラック認定される面接、されない面接 

83%が面接を受けて「この会社に入社したくない」と思ったことがあり、そして、この会社には入社したくないと思った理由の1位は「面接官の人柄・印象が悪かった」です。面接官も面接に対してのやる気を持つ、応募者への興味や関心を示す、威圧的な態度を取らない、といったことを心がけましょう。

 

▼面接で「この会社には入社したくないと思った」理由

入社したくないと思った理由の図

出典:エン・ジャパン 人事のミカタ ブラック認定される面接、されない面接 

【ワザ9】会社の魅力づけをする

面接では応募者が選考基準を満たしているかどうかの判断が大切ですが、同じぐらい大切なのが、自社に対する魅力づけです。面接を通じて転職理由などを確認し、その応募者が魅力に感じてくれそうなポイントをアピールしましょう。そうすることで、応募者の入社意欲を高めることができます。

【ワザ10】できるかぎり早く内定の連絡をする

面接を実施し、内定の基準を満たしていることを確認できれば、できるだけ早く内定の連絡をしましょう。自社が採用したい応募者は、他社も採用したいと思っている可能性が高いため、時間を置いてしまうと、他社の選考が進み、自社への入社を承諾してもらえないリスクがあります。

人材を採用するなら、エンゲージがおススメな理由

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。採用率をアップさせることによるメリットや、アップさせるワザが分かったところで、無料で求人を出しませんか?東証一部上場企業「エン・ジャパン株式会社」が運営している「engage(エンゲージ)」は、すでに40万社以上が使っている注目のサービス。オンラインの登録で、簡単に、最短10分で、無料で求人を出すことができます。

無料で求人を掲載できる

一般的に、転職サイトに求人を一定期間掲載するには、数万円~数百万円かかります。しかし、engage(エンゲージ)なら、求人の作成・公開が無料です。そして、求人の掲載本数も掲載期間も無制限。engage(エンゲージ)を活用すれば、求人広告の掲載費を大幅にダウンさせることができます。

無料で採用サイトを掲載できる

制作会社に採用サイトを制作してもらう場合、数万円~数十万円の費用がかかります。また、納期は1ヵ月以上先になることもあるでしょう。しかし、engage(エンゲージ)なら、0円で採用サイトを作成可能。そして、作成時間は最短10分。さらに、次の3つの特徴があるので、誰でも簡単に作ることができます。

  1. 文章以外に写真や動画も掲載可能。高いクオリティの採用サイトを作成できる。
  2. デザインテンプレートが豊富。デザインのスキルやセンスがなくても簡単に作成できる。
  3. 最短10分で作成可能。そして、いつでも無料で変更可能。

 engage(エンゲージ)を活用すれば、採用サイトの制作費を大幅にダウンさせることと、スピーディーな制作を実現できます。

無料で求人サービスに掲載される

engage(エンゲージ)で求人を掲載すれば、その求人は下記5つの求人サービスにも自動的に掲載されます。

  • Indeed
  • Googleしごと検索
  • 求人ボックス
  • スタンバイ

いずれの求人サービスも抜群の知名度を誇っているので、インターネット上でたくさん露出されることが期待できます。つまり、多くの求職者に自社の求人を見てもらえるということです。

まとめ

採用活動を効率良く行なうには、採用率をアップさせることがとても有効です。この記事でお伝えした「10のワザ」を、ぜひ貴社の採用活動に活かしていただければ幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

CHECK!

採用でお困りではないですか?

 

無料で求人を掲載したい方は、engage(エンゲージ)に無料登録を。Indeedをはじめ、求人ボックス 、スタンバイ、Googleしごと検索などの求人サービスにも自動で掲載されます各社の掲載条件を満たした場合

 

engage(エンゲージ)の導入社数は、40万社を突破。東証一部上場のエン・ジャパンが手掛けるサービスですので、安心して利用いただけます。(無料)