【人事必見】ハローワークでは採用できない原因と対策を徹底解説!

1947年に生まれ、職業の紹介だけでなく雇用保険給付や能力開発・福祉など幅広い事業を行う公共職業安定所。1990年からは公募で選ばれた「ハローワーク」という新たな愛称で、今もなお企業と求職者を結び付けています。企業にとっては広告費がかからない採用の強い味方。しかし、

「応募が来ない(量のお悩み)」

「良い人が採れない(ミスマッチのお悩み)」

といった声が年々増加しているのも事実。今、このページをご覧になっている皆様も少なからず共感されているのではないでしょうか。では、「本当にハローワークでは希望通りの採用ができないのか?」その疑問について、この記事では詳しく解説していきます。

※この記事は2021年6月13日に公開した記事を再編集しています

 

 

ハローワークで採用できない…は本当?

ハローワークでは採用ができないのか?答えはズバリ、「ノー」です。

 

実際、毎年160万人(平成29年度時点)を超える求職者がハローワークを通じて入社しています。

ハローワーク 採用人数

しかしその反面、ハローワークでの採用は年々難しくなってきているのも事実。その理由について、ハローワークの現状や採用事情を踏まえ解説します。

ハローワークの利用者数はどのくらい?

ハローワークは全国に544カ所設置されており、職員数は10,000人以上、相談員は15,000人を超えます。民間企業であれば大企業にあたる従業員規模です。

 

組織は雇用保険課・職業相談部門・事業所部門・職業訓練部門・専門援助部門・庶務課まで多岐にわたっており、採用関係は職業相談部門が携わっています。

 

平成28年度の年間新規利用者は約519万人。非常に多く感じられるかもしれませんが、平成25年度の約620万人と比較すると、利用者数は年々減少傾向にあります。

 

厚生労働省 職業安定局「公共職業安定所(ハローワーク)の主な取り組みと実績」(平成29年7月)

※出典:厚生労働省 職業安定局「公共職業安定所(ハローワーク)の主な取り組みと実績」(平成29年7月)

ハローワークから就職している人はどのくらい?

平成28年度は新規利用者519万人に対し、就職は163万人で採用は約31.4%

 

平成25年度の190万人と比較すると減っているものの、新規利用者数自体も減少しており、就職率は約30.8%でほぼ横ばいでの推移です。

厚生労働省 職業安定局「公共職業安定所(ハローワーク)の主な取り組みと実績」(平成29年7月)

※出典:厚生労働省 職業安定局「公共職業安定所(ハローワーク)の主な取り組みと実績」(平成29年7月)

ハローワークでも採用できるが、簡単ではない!

ハローワーク経由で平成28年度は163万人が就職しており、「採用はできる」というお話をさせていただきました。しかし、年々利用者が減っていることは、採用難易度が上がることに繋がります。次の章では、利用者が減っている理由と、採用難易度が上がるその他の要因についてひとつずつ詳しくご説明します。

 

なぜハローワークは採用するのが難しくなっているの?

 

ハローワークでの採用が難しくなっている理由は大きく分けて4つあります。

①仕事探しの方法が増えているから
②若い人が利用していないから
③求人の露出度が高くないから
④求人をうまく書けていないから

以上の4点について順に解説します。

仕事探しの方法が増えているから

仕事探しの方法が多岐に渡っていることが、ハローワークで応募が集まりづらい理由のひとつです。

 

今から20年ほど前はインターネットが普及しておらず、仕事探しの方法は非常にシンプルでした。チラシ・新聞・求人情報誌など紙の求人媒体が主で、「手に取って見られるモノ」しかなかったため、求職者の選択肢は限られていました。

 

その中で、現地へ出向けば多くの求人情報を無料で閲覧できるハローワークは当時、求職者にとって大きなメリットがありました。その後、インターネットが普及したことで仕事探しの形は大きく様変わりしました

 

ハローワークにもインターネットサービスはあるものの、今は民間企業の転職サイトも増加し内容も成熟。その他にも人材紹介サービス・ダイレクトリクルーティングなど、求職者に与えられた選択肢が飛躍的に増加し、それに伴い仕事探しの方法が多様化しました。

若い人が利用していないから

2つ目の理由は若い人が利用していないことです。

 

ハローワークの利用者は、30歳以上が85%以上を占めると言われています。若年層の採用を希望する企業が多い反面、若年層ほど転職活動にハローワークを利用しない傾向にあるようです。彼らはITリテラシーが高く、転職活動における情報収集方法も中高年層とは異なります。

 

インターネット上での情報真偽の判断や、口コミなど利用者の生の声を収集する能力に長けており、数多くのサービスから自身に適したものを選択します。

 

また、物心ついた頃からインターネットに慣れ親しんでおり、中高年層が少なからず持っている「就職活動=ハローワーク」という固定観念がないことも利用率の低下に起因していると考えられます。

 

ハローワークの利用者内訳(男女別・年代別)

ハローワークの利用者内訳(男女別・年代別)

出典:独立行政法人労働政策研究所・研究機構HP

求人の露出度が高くないから

ハローワークで掲載できる求人は、基本的に管轄している地域の求人情報です。さらにハローワークで仕事探しをする人は、地元志向が強く地場での就職を希望していることが多いため「地場採用に強い媒体」と言えます。結果として、ハローワークは全国からの応募を集めることには不向きです。

 

もう1点、ハローワークはインターネット上で求人情報を見ることはできるものの、他の求人媒体と比較すると検索結果が上位表示されづらく、露出度は高くないと言えます。

 

さらに、「1クリック〇○円で上位表示」等の広告機能がないため、急募の場合でも効果的にアピールするのも困難です。露出度が高くないこと以外にも応募が集まりづらい要因が「応募のハードルの高さ」です。求職者の応募までの流れは「ハローワークの窓口にて面接日程を調整する」もしくは「企業へ履歴書を郵送する」いずれかです。

 

民間の求人媒体ではインターネットや電話から手軽に応募できるのが一般的であるため、求職者にとって応募方法という点でハードルが高いと言えるでしょう。

求人をうまく書けていないから

いい人に応募してもらうためには、魅力的な求人を書く必要があります。ハローワークの求人は画像を入れることができないため職場の雰囲気等、視覚的にイメージを伝えることが難しく、文章の重要性が、より高まります。尚更のこと求人作成は徹底的にこだわる必要があり、それにより集まる人材が変わるといっても過言ではありません。

 

しかしながら、求人会社でプロのコピーライターに求人を作ってもらう転職サイトとは異なり、ハローワークは自身で求人を作成する分、大きな手間がかかります。社内に採用担当者が専属でおらず、経営者が兼務している場合などは、誰かに任せたくなる部分ではあります。

ハローワークで採用が難しいなら、どうやって採用すればいいの?

「採用広告費をなるべくかけたくない・有料広告は使いたくない」

「採用と言えばハローワークと考えていた」

ハローワークを利用して採用活動を行う理由は各社により様々だと思います。ハローワークでの採用が難しい場合、engage(エンゲージ)をご検討されてみては、いかがでしょうか?詳細は後述しますが、ハローワーク同様「無料で採用活動ができるツール」で、さらにその他にもメリットがあります。  

engage(エンゲージ)で何ができるの?


engage(エンゲージ)は国内利用企業数No.1の採用支援ツールです。以下5つの機能をすべて「無料」で利用することができます。 

①無料で採用サイトが作れる
②無料で求人が作れる
③無料で他の求人サービスに掲載される
④無料でエン転職の会員にDM(ダイレクトメッセージ)が送れる
⑤無料で応募者とやり取りできる

無料で採用サイトが作れる

自社の採用サイトはお持ちでしょうか?求職者の約7割は応募企業の採用サイトを見ていると言われています。この、採用活動に必須とも言える採用サイトを、engageでは完全無料で作成できます。メリットは主に以下3点です。

 

■自社の魅力づけができる engageには文字数制限もフォーマットもありません。たとえば、「一緒に働く仲間」を写真付きで紹介したり、仕事の意義・やりがいを伝えたりと、求人票では伝えきれなかった情報を提供することで応募を増やせる場合もあります。

 

■不安払拭できる転職はその後の人生を大きく左右するため、求職者は慎重です。たとえば、求人票よりも詳細に仕事を伝えたり、写真・動画を使って会社の雰囲気を伝えたり、採用サイトから情報を発信することで、求職者の安心につながり、応募を後押しできる場合もあります。

 

■入社後のミスマッチを防止できる 入社後に「思っていた会社・仕事と違う…」となれば離職リスクが高まります。採用サイトで「トップメッセージ」や「会社の理念」を伝えるなど、求職者が事前に認識のすり合わせができるようにすることで、早期離職防止の効果にも期待できます。

engage(エンゲージ)は無料で採用サイトが作れる

無料で求人が作れる

無料で求人を作って、採用サイトに掲載できます。求人は何件掲載しても0円。しかも掲載期限もないため、人員が充足しない場合は、求人を改善しながら何職種でも無料で募集し続けることができます誰でも簡単に求人を作れるようにテンプレートも用意されているので、はじめて求人を作成する方もご安心ください。

 

engage(エンゲージ)では無料で求人作成できる!

無料で他の求人サービスに掲載される

engage(エンゲージ)で作成した求人は、無料で以下の求人サービスに掲載されます。

■CMで話題の「Indeed」
■Googleの求人検索サービス「Googleしごと検索」
■食べログ、価格.comなどを運営するカカクコム社の「求人ボックス」

これら5つのサイトに掲載されるのは、engage(エンゲージ)の求人だけです。

 

無料でエン転職の会員にDM(ダイレクトメッセージ)が送れる

さらに、エン転職の膨大な会員800万人の中から、自社の求める人材に「DM(ダイレクトメッセージ)」を送ることが可能です。求人が世にあふれ、埋もれやすくなっている今。求人を掲載して、ただ応募を待つだけでなく、DM(ダイレクトメッセージ)で自ら求職者にアプローチすることで、より採用成功の可能性を高めることができます。

無料で応募者とやり取りできる

engage(エンゲージ)に掲載した求人から応募があった場合、「応募者管理画面」で直接求職者とメッセージをやり取りできます。無料で、簡単に面接日程調整や合否連絡が可能です。 

まとめ

いかがでしたでしょうか?ハローワークは、無料で採用活動ができる企業の強い味方。しかしながら、転職手法の多様化による若年層の利用率低下や、決して高くない露出度・求人作成の手間や求人原稿の品質などの理由により、ハローワーク一本では採用成功が叶いづらくなっているのも事実。

 

engage(エンゲージ)により、貴社の採用の幅を広げてみてはいかがでしょうか?採用ホームページをお持ちでない場合は、採用ホームページを無料で作成できることにもメリットを感じていただけると思います。

 

無料だからリスクはなし。退会もできるので安心してご利用いただけます。登録はわずか30秒。貴社の採用活動の役に立つはずです。この機会にぜひご検討ください。

 

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採用ガイド編集部

engage採用ガイド編集部は、人材業界で長く活躍している複数のメンバーで構成されています。人材業界で営業や求人広告ライターなどを経験したメンバーが、それぞれの得意領域を担当し、専門的な知識に基づき執筆を行っています。

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