「求人を出してもなかなか応募者が来ない…」
「応募者が、うちの会社のことを理解してくれない…」
そんな経営者や人事担当者の悩みに答えるために生まれたのが、採用ツールです。応募者を増加させるため、または、会社のことを理解してもらうため、はたまた応募者と簡単にメッセージをやりとりするため、などなど、多くの企業の悩みに答える採用ツール。
今回は、あまり採用ツールを知らない方に向けて、代表的な8種類のツール紹介をお届けします。最後に、無料のおすすめツールの紹介もありますので、ぜひご確認ください。
記事を読まずに無料で求人を掲載したい方は、engage(エンゲージ)に無料登録を。Indeedをはじめ、求人ボックス、Google しごと検索の求人サービスにも自動で掲載されます(各社の掲載条件を満たした場合)。
engage(エンゲージ)の導入社数は、40万社を突破。東証一部上場のエン・ジャパンが手掛けるサービスですので、安心して利用いただけます。
- 採用ツールとは?
- なぜ採用ツールが必要なの?
- 採用ツールの種類
- 採用ツールを導入するのは、大きな費用がかかる
- 無料で10の機能が使える採用支援ツールがある
- engageで無料で使える10のこと
- まとめ
採用ツールとは?
採用ツールとは、企業が採用の際に使用するツールのことです。応募者の増加や、応募者の企業理解の促進の他、採用における企業の悩みを解決するツール全般のことを指します。
たとえば、採用向けパンフレットといえば採用ツールの代名詞。応募者の企業理解の促進のためのツールとして、ご覧になったことがあるでしょうか。他にも、求人サイトや採用サイトなども採用ツールの一つ。インターネット上で、自分たちの会社のことや社員インタビューを公開することで、応募者の増加につなげる採用ツールです。
なぜ採用ツールが必要なの?
「上記のような採用ツール、聞いたことはあるけど本当に必要?」
そう思っておられる方もいらっしゃるはず。実は、今の採用においては、採用ツールは非常に重要なものです。ここから、その理由を解説します。
採用難の時代だから
新聞やニュースでたびたび話題になる人出不足。高齢者は定年を迎え、若者が少なくなる今、働き手が少ない分、企業は新しい人の採用が難しい時代になっています。結果、中小企業が人出不足による倒産するという事態も予見されています。
また、働く人にとっては求人や会社を選び放題という状況でもあり、他の会社よりも「働きやすい会社」「自分に合った会社」など、応募者に理解してもらうためにも採用ツールを使った情報発信が重要になっています。
求職者は企業の情報を求めているから
働く人、つまり求職者は、仕事探しで企業の情報を収集しています。
メインに使われているのはインターネットのため、求人サイトや採用サイト、クチコミサイトなどの採用ツールを使うことで応募者増加につながります。また、ハローワークや採用イベントでのパンフレット配布も、企業情報の理解につながっています。
採用ツールの種類
採用ツールには、いくつかの種類があります。代表的な8種類をご紹介します。
採用パンフレット
価格:100万円以上(20ページ、1000部の場合)
効果:★★★
おすすめ度:★★
採用パンフレットは、企業が応募者に「会社をより深く理解して欲しい」場合に作成されることが多い採用ツールです。会社の紹介や、社長メッセージ、先輩社員のインタビュー、福利厚生の紹介などを掲載し、一冊読めば会社の概要が理解できるという作りが多くなっています。
印刷の部数や、全体のページ数などで作成価格は増減しますが、一般的には費用が高いと言われ、新卒の説明会を開催するような比較的規模の大きな会社に向いているとも。ハローワークや合同説明会の会場に設置することで応募につながったという声もあります。
採用動画
価格:30万~50万円程度
効果:★★★
おすすめ度:★★★★
近年、増えている採用ツールの一つが「採用動画」です。社内の風景を歩きながら撮影した動画や、社長や名物社員からのメッセージ動画、そして仕事風景を撮影したものなどが多く、会社の雰囲気をリアルに伝えられると好評。求職者からも、動画が見たいという需要が増えています。
大手企業の場合は、動画制作の会社に依頼して、プロジェクトXのようなドキュメンタリー動画を採用ツールとして作ることもありますが、近年はインターネット上で公開するライトな動画が増えています。
求人サイト
リクナビNEXT、マイナビ転職、そしてエン転職のような求人サイトも、採用ツールの一つ。スタンダードな採用ツールであり、王道で効果も出やすいと言われています。求人サイトごとに登録する数百万人を超える会員に対して、求人広告を公開して、応募を募る求人サイトは、利用された企業が多いでしょう。
求人広告は、職種別にカテゴリー分けされており、効率的に仕事探しをしたい求職者と企業の出会いの場として、有効なツールです。
採用サイト
価格:無料~100万円強
効果:★★★
おすすめ度:★★★★★
自社の採用情報や福利厚生情報などをまとめて公開する、企業の採用サイトは、応募者数や効果に直結する採用ツールです。近年では、採用活動で必須のツールとも言われ、求職者の7割が採用サイトをみるというデータも。
企業情報や、営業用サイトとは別に、採用のみの情報をまとめているため、会社に興味を持った多くの求職者が確認します。
先輩社員インタビュー、キャリアステップ、求人サイトでは載せきれない会社の雰囲気を伝える写真などを掲載する企業が多く、「会社の理解や雰囲気の把握につながる」「これがないと機会損失になった可能性も」という人事や経営者の声が多く聞かれます。
スカウトメール
価格:数十万円から(送付数につき異なる)
効果:★★★★
おすすめ度:★★★★
求人サイトのオプションサービスであるスカウトメールも、応募者を増やすための採用ツールです。求人サイトに登録している会員の中から、自社で採用したい経験を持つ人を探し、直接アプローチします。
不特定多数ではなく、狙った人にメッセージを送れるので効果も期待できるスカウトメールは、従来の応募者が来るのを待つスタイルからは真逆。その分、人物を探すことや、文面の内容に工夫が必要になります。
採用管理システム
価格:数万円~数十万円
効果:★★★
おすすめ度:★★★
忙しい経営者や人事担当者の採用にかける業務を効率化するため、最近多く出ている採用ツールが、この「採用管理システム」です。
たとえば、エン転職やハローワークなど、求人サイトや公共機関を利用している場合でも、一つのシステムで応募者や、採用選考の進行段階などを管理可能。
いちいち別の管理システムを立ち上げたり、ひとつにエクセルでまとめる…といった、無駄な作業をする必要がなくなるツールとなっています。
効率化できる分、応募者との面接に時間をかけたり、スカウトメールに時間をかけたりと、応募数増加に向けた対応に時間を割り当てることも可能になります。
求人検索エンジン
価格:無料~数万円
効果:★★★
おすすめ度:★★★★★
TVのCMで話題になった「Indeed(インディード)」をはじめ、いわゆる求人検索エンジンは、近年利用企業が増加する採用ツールです。
求人検索エンジンとは、普段GoogleやYahoo!で気になった記事や言葉を検索するように、気になった職種名や勤務地で検索することで、求人情報が見つかるというもの。企業にとっては、掲載が基本的に無料のため、利用が増えています。
多くの人の目に入る検索結果の一番上に求人を掲載する場合や、クリックされた数で有料になるというオプションもあり。急な欠員補充の際や応募を増やしたい場合に有効です。
SNS
価格:無料
効果:★★★
おすすめ度:★★★
Facebookやtwitter、LinkedInなど、SNSも採用ツールの一つです。SNSの中に、自社の求人ページを作成したり、知り合いを通して求人ページをシェアする企業も。若手の求職者に多く利用されてます。
知り合いがシェアしていた求人だから「安心して応募できる」という求職者もおり、情報発信者の人脈や信頼度も鍵になります。
その他
8種の採用ツールの他に、応募者数の増加につながる採用ツールとして、昔からの新聞広告やフリーペーパー、合同説明会や採用セミナーなどのイベントで使うパワーポイント資料、学校の就職課に配るチラシ、中には学食のトレイに貼る求人広告…といったニークなツールもあるようです。
採用ツールを導入するのは、大きな費用がかかる
採用ツールは、経営者や人事の悩みを解決し、採用を成功に導くための道具です。無料で使えるものもありますが、ほとんどは数十万円以上かかるもの。おすすめをされても「そんな予算はない…」という企業も少なくないはずです。
それこそが採用ツールの問題点。お金のある会社だけが、採用ツールを使える構造があるのです。しかし、その構造を壊す、無料でも使える採用ツールがあるのをご存知でしょうか?ここからご紹介していきます。
無料で10の機能が使える採用支援ツールがある
それこそが「engage(エンゲージ)」。東証一部上場企業エン・ジャパンの新サービスです。無料で求人が出せ、導入している企業数はすでに40万社を突破した、採用支援ツールです。
engageで無料で使える10のこと
engage(エンゲージ)の利用はもちろん無料。おすすめの10の機能についてご紹介します。
無料で求人掲載できる
engage(エンゲージ)では、無料で求人掲載ができます。たとえ何職種の求人を出しても無料。加えて、掲載期限がないため、いつまで掲載しても問題なし。有料の求人サイトとの大きな違いです。
求人の作成自体は、企業側で行なうことになりますが、既定のフォーマットに沿って作成すれば10分程度で求人を公開できる簡単さ。40万社を超える企業が無料で求人を公開しています。
採用動画もつくれる
engage(エンゲージ)の採用ページ内には、採用動画を掲載することも可能です。
社内の雰囲気がわかる動画(オフィス紹介など)、社長・社員からのメッセージ動画、企業のPR動画、放送中の企業CMなどをアップロードするだけ。簡単に公開ができます。
採用サイトがつくれる
仕事風景の写真や、先輩社員インタビューなど、採用に特化した採用サイトが、ブログ感覚で作成できます。文字入力と写真データの準備さえできれば、作成画面からアップロードするだけ。ホームページを作成したことがない人でも簡単に採用サイトが作成できます。ホームページ制作会社に頼んだ場合、百万円を超えるようなレベルの採用サイトが無料で作成できると好評です。
求人検索エンジンに自動で掲載できる
engage(エンゲージ)で求人を掲載すると、Indeed(インディード)をはじめ、求人ボックス、Googleしごと検索など、複数の求人検索エンジンに自動的に掲載されます。
求人検索エンジンで仕事探しをしている人は、月間で数千万人以上いると言われており、それだけ多くのユーザーに見られるほど、露出が増加します。
SNSとの連携ができる
engage(エンゲージ)で作成した採用サイトや求人ページは、SNSとの連携も可能です。Twitterへのシェアボタンがページ内にあり、ボタンを押すだけで簡単にSNSにシェアができます。
応募管理ツールも使える
engage(エンゲージ)では、応募者管理ツールも使えます。応募者への合否連絡や面接日程などのメッセージのやり取りがすべてインターネット上で利用できるため、いちいち別のメールソフトなどを起動する必要がありません。
また、応募者とのメッセージのやり取りは、チャット形式。利用者の多いLINEアプリのように、吹き出しでわかりやすく表示されるため、使いやすいと好評です。
採用管理ツールとの連携ができる
採用管理ツール「Hirehub(ハイヤーハブ)」との連携も可能。engage(エンゲージ)以外に、エン転職などの有料の求人サイトなどを利用していた場合、全ての応募者や採用の進み具合を一括で管理できるツールです。人事担当者の労力や工数を減らすことができるため、面接や選考など、重要な業務に時間を割り当てられると評判です。
参照:Hirehub
動画面接が使える
動画面接サービス「Video Interview(ビデオインタビュー)」も無料でお試し利用が可能です。無料利用には上限がありますが、インターネットがつながりさえすれば、スマートフォンでも応募者と面接することが可能です。
会社からは遠くに住む応募者や、面接の日時がなかなか合わない応募者と面接ができるため、効率的に選考が進められます。
オンライン適性テストが使える
インターネット上で実施する適性テスト「Talent Analytics(タレントアナリティクス)」を利用することも可能です。こちらも無料での利用上限がありますが、どういう人を採用するべきかわからないといった場合に使える機能です。応募者の見極めにお悩みの場合は、ぜひ試しください。
退職防止ツールが使える
同じく、engage(エンゲージ)のオプションとして、社員の退職を未然に防ぐツール「HR OnBoard(エイチアールオンボード)」も利用できます。入社した社員に月一回アンケートを実施し、その回答結果に沿って、面談やアドバイスを実施できるというサービス。入社後の定着につながります。こちらも無料でお試しいただけます。(利用上限あり)
参照:HR OnBoard
まとめ
engage(エンゲージ)の無料で使える10の機能、いかがでしたか?「応募者を増やしたい」「応募者にうちの会社のことを理解してほしい」など、特に中小の採用に困っている企業に、engage(エンゲージ)は、おすすめしたい採用ツールです。
なにより無料ですのでリスクはありません。気に入らなければ退会もできますので、ご安心ください!きっと貴社の採用活動のミカタになるはずです。
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