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協調性をアピールする自己PR例文を紹介!転職で有利な書き方は?

本ページでは、協調性をアピールする自己PRの例文とポイントをご紹介します。

 

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協調性をアピールする自己PRのコツ

そもそも協調性とは?

「協調性のある人」って、どんな人?

ビジネスシーンに限れば、「仕事上のキーパーソンとなる人達とうまくやっていける人」が、協調性のある人と言えます。

 

面接官は、面接官自身を含め、チーム・上司・同僚・部下・顧客とうまくやっていけるかどうか?という観点で、協調性を見極めることになります。

 

これを意識しているだけで、面接での受け答えも変わってくるはず。ぜひビジネスにおける協調性を踏まえ、自己PRを考えてください。

 

企業によって、求められている協調性が違う!

当然ながら、企業ごとに働いている方々のタイプは変わってきます。つまり、各企業で求められる協調性も異なる、ということになるのです。

 

だから、企業のタイプを把握せずに突き進んでしまうと、「せっかく協調性をアピールしても空振り」ということもあるので、注意が必要です。

たとえば、ベンチャー気質でメンバーそれぞれが切磋琢磨していくタイプの会社なら、仲間と高めあいながら成長していきたいといった向上心がある方が求められているかもしれません。

 

一方、老舗で昔からのやり方にこだわるタイプの会社なら、社会や組織のルールを重んじるタイプの方がうまくやっていけるでしょう。 会社のタイプに応じて、自分のどんな面がその会社と共通しているか、それをアピールしていけるかがポイントとなるのです。

協調性をうまく伝えるための2つのポイント

直接的ではなく、間接的にアピールするのが大事

先述のように、「協調性」は企業ごとに捉え方が違う言葉です。そのため、「協調性があります」と言っても、伝わらないかもしれません。

 

大切なのは、直接的に協調性をアピールするのではなく、「この人は協調性がありそうだ」と間接的に感じてもらえるような話をすること。

 

例をあげるなら、「チーム一丸で売上目標を達成した」「チーム全体の底上げのために、ノウハウを共有した」といったお話が分かりやすいでしょうか。

 

企業のタイプに合わせて、他者と協力して何かを成し遂げた、あるいは常に周囲に目を向けていた、といった点をアピールしましょう。

 

エピソードを1つピックアップし、深堀りしよう

伝えたい内容が多いと、それぞれのエピソードが印象に残りにくくなります。協調性を伝えるエピソードも、1つに絞って伝えるべきです。

 

また、ただ結果や事象を伝えるだけでは、説得力があるとはいえません。なぜなら、企業が見ているのは、あくまで「組織として成果を出してくれそう!」と思える点があるかどうかだからです。

そこで、伝えたいエピソードを決めたら、どのような解決策を講じ、協調性を発揮したのかまで深堀りしてみましょう。

 

それをうまく伝えることができれば、面接官はあなたが組織の中で協調性を発揮することでどんな成果を出してくれるか、イメージしやすいでしょう。

協調性をアピールする自己PRサンプル

「営業職」を受けるときに効果的な協調性のアピール

他職種での経験をアピール(150文字ver.)

私は何よりチームワーク構築を重んじています。 店長をしていたアパレルショップでは、スタッフ一人ひとりと密にコミュニケーションを取って気兼ねなく距離感になることで、店頭ディスプレイや接客の改善提案なども活発になりました。 結果として、店舗全体の売上も向上。チームで働く貴社の営業職においても、こうした関係性構築の力が強みになると考えております。

同職種での経験をアピール(400文字ver.)

前職は、製造業向け省エネ商材の営業です。20名の営業部において4名チームで新規開拓を担っていました。しかし、人によって生産性に大きな差がある状態が生まれていました。 そこで私が提案したのは、効果的なアプローチ方法・トーク内容の分析です。得意分野にあわせてアポイント担当とクロージング担当に分かれ、成約に結びつきやすいアプローチ方法・トーク内容の情報を蓄積。週1回の営業部会議の中で共有し、意見を募りながらブラッシュアップしていきました。 その結果、営業1人あたりの受注数は3ヶ月で2倍にアップ。「顧客からの注目度が高い情報」を商品開発部にも共有することで、商品企画にも活かされました。 私自身「各自が得意分野を活かし、切磋琢磨して連携することの大切さ」を学んだ一件です。 貴社の営業部は、オープンなコミュニケーションが盛んだと聞いております。前職での経験を活かして、部署や職種を越えて協調することで、営業として成果を出していきます。
「事務職」を受けるときに効果的な協調性のアピール

他職種での経験をアピール(150文字ver.)

私が3年間働いていたレストランは、どの社員も毎日1時間以上の残業をしていました。 私は調理担当の一員として、現場から出た不満をもとに話し合い、ホールスタッフとの分担やキッチンの動線の変更を担当。1年ほどで残業はほぼなくなりました。こうした「様々な立場の人の意見を受け止められる協調性」は、貴社の事務業務においても活かせると考えております。

同職種での経験をアピール(400文字ver.)

前職では建築資材を扱う専門商社の事務スタッフをしていました。仕事の中で私が意識してきたのは「相手の立場に立ったコミュニケーション」です。なぜなら、こうした協調性がスムーズな業務の進行につながるためです。 主な業務は、営業が使う提案資料の準備・受発注データの管理・来客や電話応対など。しかし、その中で「営業から〆切までに必要書類が提出されない」といったことがありました そこで、営業に「なぜ〆切までに準備できないか」をヒアリング。長く使ってきた書類のフォーマットが煩雑で、作成に時間がかかることが原因だと分かりました。それを受け、特によく利用される書類のフォーマットを現状に合った形に刷新し、〆切が守られる状態を作りました。 この経験から、仕事において相手の立場に立ったコミュニケーションを大切にしています。事務スタッフが様々な部門と関わる貴社においても、積極的にコミュニケーションを図り、ルールを守って円滑に業務を進めたいと思います。
「デザイナー・クリエイター職」を受けるときに効果的な協調性のアピール

他職種での経験をアピール(150文字ver.)

前職はソフトハウスのエンジニアとして、後輩を指導。システム開発は、チームプレイ。だから、周囲との円滑な仕事の進め方を重点的に教えました。   結果、その後輩は「周りの人とすぐに馴染めて優秀だね」と高く評価されるエンジニアに育ちました。   こうした「周囲との調和」を意識したスタンスは、貴社での仕事でも強い武器になると考えています。

同職種での経験をアピール(400文字ver.)

以前は、大手広告代理店から仕事を受ける制作事務所でデザイナーをしていました。会社全体として横の連携が少なく、業務効率が悪い作業が生じてしまう…という課題がある組織でした。   そこで私は、社内でのコミュニケーションツールの導入を提案。デザイナー、営業、コピーライターとの間で、「いま」を伝えられる環境を作り上げました。   結果、各職種の業務の優先度が異なっており、そのために連携ミスが起こっているという原因を明らかにすることができました。   この情報を活かして、社内での業務フローを改善。すると、劇的に業務効率が高まり、それまで発生していた納品工程でのミスが半分以下になりました。   こうした経験を通して理解したのは、個人プレー色が強い制作職であっても、社内での連携を強化することでプラスの効果が見込めるということ。   このような考え方は、貴社のこの仕事においても活きてくるものであると考えています。

NG例│こんな自己PRは避けよう

人材系の営業職での経験をアピールする場合のNGサンプル
私の長所は協調性です。営業職としてメンバー3名のマネジメントをする中では、リーダーとしてチームの結束力を高めることを意識して行動しました。 具体的には、チームの気持ちを1つにするために、声だしを積極的に行なったり、メンバーが受注したときには全力で賞賛しました。 声を出す際に声が揃うとチームとしての結束力は高まり、賞賛することでチームの雰囲気が良くなり、結果的にベストチーム賞をとることができました。 貴社でも、私の協調性を活かしてチームワークを高め、貢献していきたいと考えています。

NGポイント

結論から示している点や、エピソードが示されている点はGood!…ですが、全てが主観で書かれているため、「あなただけがそう思っているのでは?」と思われかねません。   たとえば、チームのメンバーからもチームワークの良さを実感するような言葉をもらったなど、客観的な視点や意見も入れることで、より説得力が増した自己PRになります。
飲食店の調理スタッフでの経験をアピールする場合のNGサンプル
私は飲食の調理スタッフとして4年間働く中では、いつも笑顔を絶やさないムードメーカーとなり、仲間やチームの人たちと円滑に仕事を進められるようにしてきました。 オフィス街にあるという立地上、ランチ時は近隣のビジネスパーソンが押し寄せ大混雑。そのため、お昼の厨房は殺伐とした空気になりがちでした。 ですがそんな時こそ、私が笑顔を絶やさないようにすることで場の雰囲気が和むことがよくありました。今後も場の空気を大事にして、チームワークを大切にしたいと考えています。
NGポイント
協調性というよりは「馴れ合いなのでは?」と受け取られてしまう可能も。また、場の空気を和ませたところで止めず、それにより仕事効率をあげられた、といったところまで言及できるとより良くなるでしょう。

協調性をアピールする際の注意点

自己PRする際のポイント。それは、ネガティブに受け取られないように意識すること。というのも、自分は周りとの調和を重視していることをアピールしているつもりだったにも関わらず、伝え方次第で相手の目に「指示待ちタイプ」「自分の考えや意見がない」「消極的」など、チームで仕事を進める上で好ましくない特徴があるように映ってしまうこともあるからです。

そうならないために、相手を尊重した上で、対等に自分の要望や意見を相手に伝える「アサーティブネス」なコミュニケーションができることを盛り込んで伝えることをオススメします。「アサーティブネス」なコミュニケーションとは、相手を非難して関係を悪化させず、自分の意見や考えを適切に主張して合意形成を図るコミュニケーションのとり方。まさに、「主体性と協調性のバランスが良い状態」で、好ましい印象を抱かせることができます。

また、「協調性がある」「協調性が高い」と2種類の表現を耳にしたことがあるかもしれませんが、結論、どちらを使っても問題ありません。ただ、「高い」「低い」などの程度は相手が判断するものなので、どちらかといえば「ある」「ない」という表現の方が適していると言えるでしょう。

面接で協調性をアピールする際のポイント

集団面接の場合のポイント

集団面接で「協調性」をアピールするときのポイントは、主に2点。

1つ目は、「面接官からの質問に簡潔に答えること」。他の人が話す時間を奪ってしまうほどだらだらと自分のことばかりアピールしてしまうと、「周りの人のことを気にかけることができない。協調性がないのではないか?」と判断されてしまう可能性があります。

ポイントの2つ目は、「他の人が話している際に話しやすい雰囲気を作ること」。自分が話終わったからといって、話を真剣に聞いていないように見える態度はNG。「自分のことしか考えられない人」と捉えられてしまいます。そのため、他の人が話しているときも、その人の話に応じた表情をとったり、話しやすいように笑顔を聞いたりするようにしましょう。

個人面接の場合のポイント

個人面接で「協調性」をアピールする時は、質疑応答の中でしっかりと自分の伝えたいことを伝えるようにしましょう。

また、面接では当たり前のことではありますが、「遅刻をしない・時間を守る」「だらだら話して面接時間をのばさない」といったことも心がけましょう。面接官も大切な時間を割いて、選考の機会をつくっています。それにも関わらず、相手の時間をムダにしたり、迷惑をかけるような行動をとってしまっては、いくら「協調性がある」というアピールをしたところで納得感がありません。

 

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