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面接対策ガイド~26個の質問とお手本/失敗回答・面接のマナーなど総まとめ~

転職活動の「面接」について、基礎知識から面接本番の対策まで、全てをガイド。面接の流れ、準備物、面接マナー、よくある質問と回答例など、必ず役に立つノウハウ満載です。せひ、ご参考ください。

 

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面接(選考)の流れ

 

一般的には書類選考等を通過後に、面接が始まります。企業ごとに選考の流れは違いますが、中途採用の面接は2回程度実施する場合がほとんどです。学生時代に大手企業の新卒採用を経験した方であれば、少ないと感じるかもしれません。

中途採用の面接では、社会人として培った経験やスキル、転職理由についての確認が大きな比重を占めるため、多くても3回、少ない企業では1回で合否が決まることも。その分、短い時間で企業に自分をアピールする必要がありますので、下記を参考に充分な準備が必要になります。

書類選考通過

履歴書、職務経歴書等、書類による選考が最初の関門。企業側が「選考に参加して欲しい」と判断した応募者に合格連絡を行ないます。

あなたの経歴、経験を企業に伝えるいわば”名刺”のようなものです。間違った印象を与えないように、正確な情報を記載し、誤字脱字がないように注意しましょう。

一次面接

多くの場合、人事担当が面接官になる一次面接。一次面接は「社会人基礎力」など基本的な素養を見極めることが多いため、基本的な質問が多くなります。

応募者の経験・スキルの確認や、志望動機、転職理由、自己PR等が聞かれるので、これまでの経験についてしっかりと準備しておきましょう。

二次面接

採用された際の上司・先輩が面接官になることが多い二次面接。スキルや志望動機の再確認に加え、社員との相性などが確認されます。

そのため、一次面接よりも踏み込んだ具体的な質問が多く、実務経験や専門知識、ケーススタディが出されることが多い傾向です。

実際に応募者が入社した際に活躍できるのか見極めているため、自分の経験やスキルがどのように役立つかを具体的に説明できるように準備しましょう。

最終面接

合否を判断するため、社長や役職者が面接官になることが多い最終面接。経営者が長期的な目線から「自社で活躍し続けられそうか」を判断する面接になります。

入社させるべきか否かが決まるため、入念な準備が必要です。企業のビジョンや文化、事業方針をしっかりと調査し、自分がどのように活躍できるのか、具体的なエピソードを交えて伝えましょう。

内定

最終面接後、企業が「採用通知書」を書面で通知し、企業に対して応募者が「入社承諾書」を提出しせば正式な”内定”の状態です。

そのため、企業から内定通知をもらったら速やかに対応するように心がけましょう。

平行して複数社の面接を受けている場合は、その旨を連絡し、いつ頃判断できるのか連絡しておきましょう。

面接前の対策

面接に通過するためにはしっかりとした”準備”と”対策”が必要です。以下6つのポイントごとに必要な準備と対策についてまとめていきます。

  • 自己分析
  • 志望動機
  • 自己PR 
  • 企業研究
  • 職務経歴書
  • 履歴書

それぞれについて見ていきましょう。

自己分析のノウハウ

自分と向き合うのは大変時間と頭を使うことですが、面接対策の根幹と言っても過言ではないため、自分の価値観や強みを棚卸するために時間をとって行いましょう。

自己分析では、以下2つの目的を達成することを目指して行いましょう。

  1. 「自分はこういう人間だ」と言語化するため
  2. 「自分が情熱を持てるもの」を明確にするため

自己分析を行うことで、自分の強みや弱みを把握し、面接での回答に活かすことができます。過去の経験やスキルを整理し、自分の価値観を明確にしましょう。

▼詳しくはこちら

自己分析のゴールって何?就活に必要な自己分析のやり方3選 - 仕事選びガイド

志望動機の書き方

面接官は志望動機での質問で、求職者の「志望度の強さ」や「社風・ビジョンとマッチするか」などを知りたいと考えています。

そのため、志望動機をアピールする際は、面接官の意図を理解したうえで、「自分の経験を活かして、どう貢献できるか」「なぜその企業でなければだめなのか」などを伝えるように心がけましょう。

▼詳しくはこちら

伝わる志望動機・理由の書き方・答え方~面接・履歴書作成に役立つ志望動機ガイド~

効果的な自己PRの方法

自己PRは面接官に、「求める人材に自分がマッチしていること」を伝えることが重要な目的です。この目的を押さえた上で、自分が持つ能力やスキルが、入社後どのように活かせるのかを伝えていきましょう。

そのために、「企業は自己PRのどこを見てるのか」「自己PRの書き方・まとめ方のポイント」など詳しく把握しておく必要があります。

▼詳しくはこちら

自己PRの書き方・伝え方ガイド ~パターン別のポイント・例文付き~

正しい企業研究のやり方

企業分析は面接通過するために重要な準備の一つですが、それ以外にも重要な役割があります。それは自分の価値観にマッチした企業なのかを見極めることです。

面接では企業が求職者を評価しますが、その前の段階では求職者が企業を評価する必要があります。就活サイトやOGOB訪問、口コミサイトなどで企業研究することは内定を勝ち取る以上に大事なことです。

しっかりと企業研究を行い、納得のいく求職活動を行いましょう!

▼詳しくはこちら

【企業研究って意味がない?】 企業研究のやり方や進め方を知り就活の不安を解消! - 仕事選びガイド

好印象を残す職務経歴書の書き方

職務経歴書とは、一言でいうと、「これまでの自分の仕事をプレゼンテーションする書類」です。

「私はいままでこのような経験をしてきました」

「重要なPJTを任せてもらったことがあります」

「今までこのような成果を出してきました」など

これまでの仕事内容や成果を伝えることで、応募先企業から「ぜひうちに来てもらいたい」「活躍してくれそう」と思ってもらうことが大切です。そのためには書き方にも工夫が必要です。いきなり職務経歴書を書き始めずに、まずは”キャリアの棚卸”から始めていきましょう。

▼詳しくはこちら

職務経歴書の書き方ガイド ~見本・フォーマット・例付き~

履歴書の準備方法

履歴書の役割は、「社会人としてのあなたを伝える」こと。学歴や職歴、資格、自己PR、趣味・特技などを通じて、自分の経験や人となりを伝えていくものになります。

職務経歴書と違い必要な情報がフォーマットとしてある程度固まっています。正しい手順を踏んで、間違いが無いように履歴書を作成しましょう。

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面接前の準備

書類選考に無事合格したら次はいよいよ面接です。しっかりと事前に準備するために、必需品、心構え、面接前日のチェックリストなどを確認して、本番に備えましょう!

面接の心構え・持ち物

面接は当日だけではなく、準備段階から始まっているといっても過言ではありません。まずは、深呼吸して心の準備から取り掛かりましょう。

そして当日には以下の5つは必ず持っていくように準備しましょう。

  • A4の書類が入るカバン&クリアファイル
  • 履歴書・職務経歴書など応募書類のコピー
  • 求人情報(募集要項)のコピー、会社案内など
  • 筆記用具(ペンやスケジュール帳)
  • 腕時計

面接に必要な心構えや持ち物など、面接本番で焦らない準備方法を確認しておくことせが面接通過の鍵になります。

▼詳しくはこちら

面接の準備はこれで完璧!面接に必要な心構えや持ち物など、面接本番で焦らない準備の方法。 - 仕事選びガイド

面接前日チェックリスト

心構えができたら面接当日に抜け漏れがないようにチェックリストを作成しておきましょう。やることを”見える化”しておくことで、心の準備にもつながります。

チェックリストは大きく以下の3つを作成しておきましょう。

  • 質疑応答に関する準備
  • 身だしなみに関する準備
  • 持ち物に関する準備

◆事前準備の最後に点検!チェックリスト

面接の前日・直前のチェックリスト - 仕事選びガイド

面接のマナー

 転職活動における面接とは、企業に「お客さんとしてお邪魔する」のではなく、「一人のビジネスパーソンとして自分を売り込む」ための場です。面接での立ち振る舞いや言葉遣い、姿勢、コミュニケーションの取り方なども、選考のポイントになるため、面接官に対して失礼がないようにマナーについても理解しておきましょう。

 

ここでは知っておくべき!面接のマナー。企業へ訪問時の基本的なマナーから、服装・髪型、遅刻しそうになったらどうすべきか?まで。失礼に当たらないマナーを押さえておきましょう。

訪問時のマナー

「受付」「入室」「面接」「退室」 企業訪問時の流れに沿って、マナーを解説します。一つひとつのマナーは難しくないので、面接前までにしっかりとマナー練習をしておきましょう。

▼詳しくはこちら

好印象を与える面接マナー(受付・入室・退室時の注意点等) - 仕事選びガイド

服装・髪型のマナー

清潔感のある服装・髪型のポイントをご紹介します。服装や髪型はあなたという人柄を判断する重要な情報です。面接官に甲印象を与えられる服装・髪型を意識することで、面接を有利に進めることができます。

▼詳しくはこちら

知っておきたい面接時の服装・髪型(スーツやメイク)のマナー - 仕事選びガイド

遅刻しそうなときのマナー

遅刻は厳禁ですが、電車の遅れ、体調不良など、面接に遅刻しそうな場面は多々あります。そんなときでも慌てずに正しい行動をとれば面接官に悪い印象を与えることはありません。

電車の遅れ、体調不良など、面接に遅刻しそうなときに必見のマナーを事前に確認しておきましょう。

▼詳しくはこちら

面接は、何分前に到着すべき?|意外と聞けない転職の常識 - 仕事選びガイド

面接でよく聞かれる質問(お手本回答・失敗回答)

面接で、採用担当者からよく聞かれる26の質問と回答例はこちらから!

質問の項目別

面接でよく聞かれる質問は多々ありますが、それぞれの質問のに「何が知りたいのか」「どう答えてほしいのか」など面接官には意図や目的があります。面接を通過するためにはそれぞれの質問の意図や目的を理解し、しっかりと対策しておくことが重要です。

ここでは、自己紹介や転職理由など、面接でよく聞かれる基本的な質問と回答例をご紹介します。

これまでの自分についての質問

転職の動機・理由についての質問

キャリアプラン・将来の夢についての質問

働く条件(年収・残業など)についての質問

最終面接(役員面接)での質問

逆質問・その他答えにくい質問

転職者のタイプ別

年代や転職回数など、転職者のタイプや置かれた状況別の質問・回答例をご紹介します。年代や転職回数の違いによって面接官が知りたい背景が変わることがあるため、自分の状況にあった質問例を確認し、対策をしておきましょう。

20代や経験が浅い

30代半ばのキャリアアップ転職

仕事にブランクがある/転職回数が多い

異業種からの転職

ベンチャー企業への転職

上手に逆質問するために知っておくべきポイント

質問の中でも少し異質な”逆質問”。今まで質問を受けていた立場から一転。質問するタイミングが訪れます。好印象を与える逆質問をするためのポイントが3つあるので、そちらについて解説していきます。

企業が面接で「何か質問はありますか?」と聞く背景を理解する

企業が面接にて「何か質問はありますか?」と聞かれた際に、質問の意図を把握しないまま「何もありません。」と回答しては、面接官にいい印象を与えることはできません。

面接官が逆質問をする理由は、大きく以下の4つだと言われています。

  • 学生の入社意欲や志望度を知るため
  • コミュニケーション能力を確認するため
  • 社風との相性を確かめるため
  • 企業の魅力付けや学生の疑問解消のため

面接官が求める回答をするためには、面接官の質問の意図を正しく把握することが大事です。

▼詳しくはこちら

面接で「質問はありますか?」と聞かれた!好印象な質問例とNG質問例 - 仕事選びガイド

面接の「何か質問はありますか?」に答えるための準備をしておく

ここでは面接での「何か質問はありますか?」に上手く答えるためには下記5つを準備しておくといいでしょう。

  • 事前に企業や業界について調べる
  • 疑問点や気になることを洗い出す
  • 質問することを取捨選択する
  • 質問に優先順位をつける
  • 質問を簡潔にまとめる

▼詳しくはこちら

面接で「質問はありますか?」と聞かれた!好印象な質問例とNG質問例 - 仕事選びガイド

逆質問の際に気をつけたいマナー

「何か質問はありますか?」と聞かれたからと言って、なんでも質問していいわけではありません。逆質問をする際には、下記のような質問をするのはNGです。

  • 調べればわかることを聞く
  • 熱意が感じられない質問をする
  • 後ろ向きな印象を与える質問をする
  • 答えづらい質問をする

どのような質問がOKでどのような質問がNGか。準備の際に気を付けておきましょう。

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面接で「質問はありますか?」と聞かれた!好印象な質問例とNG質問例 - 仕事選びガイド

Web面接対策

コロナ禍以降オンライン面接が急増し、コロナ禍が落ち着いてからもオンライン面接を継続している企業が多くあります。そこでオンラインでの面接対策も行っておいた方が安心でしょう。

重要なマナーから細かいポイントまでまとめていきましょう。

Web面接前の準備

企業から「面接はオンラインで実施する」という連絡を受けた際に、「具体的にどんな流れで行なわれるのか」「どんな意識や準備をした上で面接に臨めばいいのか」など初めてのオンライン面接では、疑問に思われる方も多いはず。

準備には「面接前日までの準備」と「面接当日の準備」の大きく2つにわけることができます。機材の準備や通信環境のチェックなど当日不備がないように事前に準備しておきましょう。

▼詳しくはこちら

オンライン面接を成功させるために!やるべき準備をして攻略しよう - 仕事選びガイド

Web面接時のマナー

web面接では、実際に顔を合わせて行う対面面接と違い、移動時間や開催場所など考えずに、「気軽」に実施することができます。しかし、気軽にできるからこそ気を付けたいマナーがたくさんあります。

オンライン背景や面接の環境など気を付けるポイントについて知っておきましょう。

▼詳しくはこちら

web面接とは?マナーや注意点を押さえて突破しよう! - 仕事選びガイド

体験記から学ぶ!転職成功ポイント

転職活動を体験した求職者からは、転職のきっかけや価値観、大事にしていることなど、学べることがたくさんあります。実際に転職した方のインタビューを読んで、学びにつなげてください。

応募は、憧れの企業1社だけ。面接は自然体。言葉は等身大で。

こちらは広島から東京への転職を決意した求職者の体験談です。

求職者は「もっと大きな仕事がしたい」という思いから、憧れの企業1社に絞って応募しました。履歴書には専門用語を使い、知識や意欲をアピール。面接では等身大の言葉で率直な想いを伝えました。

前職では親戚の会社でコンクリート穿孔工事を手がけていましたが、仕事に対する考え方の違いや妻の希望もあり、再び東京での転職を決意。第一志望の企業に応募し、面接では自然体で臨みました。

結果、内定を獲得し、現在は大規模なコンクリート切断工事を担当。新しい職場では若い同僚たちと共に充実した日々を過ごしています。転職を通じて、仕事への誇りと気の置けない仲間を手に入れたことが強調されています。

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どの面接でも突っ込まれた「3ヶ月での退職」その対応方法とは?

こちらは建築を学んだ求職者が大手企業で設計の仕事ができず、早期退職を経て転職に成功するまでの体験談です。

高校から7年間建築を学び、設計士を目指して大手企業に入社しましたが、施工管理の仕事に不満を感じ、3ヶ月で退職。転職フェアで「君は既に武器を持っている」と言われ、自信を取り戻しました。

次の転職では、会社の規模ではなく設計の仕事ができる環境を重視し、工藤建設に応募。面接では、母への憧れや建築への熱意を全力で伝え、内定を獲得しました。現在は、設計の仕事に携わりながら、先輩の指導のもとで学び続けています。夢に向かって努力する姿勢が強調されています。

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経歴も、適性もイマイチ。だから面接を工夫した。

こちらは高校卒業後に職を転々とし、フリーランスを経てエンジニアとして再就職した求職者の体験談です。

高収入を求めて営業職やフリーランスとして働いていましたが、安定した収入とスキルアップを求めて正社員のシステムエンジニアを目指すことにしました。

転職活動では、未経験歓迎の求人に応募し、面接ではコミュニケーションスキルを活かして自分の熱意を伝えました。適性検査の結果は良くなかったものの、企業からのサポートを受けて内定を獲得。

現在は、社内研修を経て保険系システム開発のプロジェクトに参加し、スキルアップに励んでいます。将来的には、自分一人で現場を任されるエンジニアを目指し、日々努力を続けています。

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質問しにくい残業や休日のこと。社長との面接で思い切って聞きました。

こちらは職を転々とした求職者が転職活動を通じて自分の職歴の価値を見出し、施工管理職に就くまでの体験談です。

求職者は飲食業や不動産営業を経験しましたが、長く続けられる働き方を求めて転職を決意。エン転職を利用し、書類選考に苦戦しながらも、自分の職歴を活かせる施工管理職に目を向けました。

扶桑建設に応募し、面接では残業や休日について率直に質問。社長の誠実な回答に信頼感を抱き、内定を獲得しました。現在は、適正な働き方のもとで施工管理の仕事に打ち込み、専門性を高めるための資格取得を目指しています。職人や施主から信頼される存在になることを目標に、日々努力を続けています。

詳しくはこちら

面接Q&A

その他、面接に関してよくある疑問・Q&Aをまとめました。不安を解消して面接に臨むためにも、気になる項目について確認しておきましょう。

心得・マナー

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面接前後のメール・電話について

雛形・見本もご紹介しながら、面接日程メールへ返信する際のポイントを伝授します。

ポイント

  • 面接関連メールを送るときに気を付けるべきマナー
  • 面接関連のメールの種類と例文
  • 気を付けたいよくある減点ポイント
  • メール送信前のセルフチェック項目
  • 言葉使いや面接後のお礼メールに困ったら

▼詳しくはこちら

面接日程調整メールへの返信マナー(例文・文面付き) - 仕事選びガイド

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