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他己分析とは?転職を成功に導くために押さえておくべき5つのステップ


転職活動を行なう上で、自分の長所や短所を把握するために「自己分析」をされている方は多いと思います。ただし、あくまで自分自身で行なうものなので、つい主観的になって正しい分析ができない恐れも。

そこで、自己分析とあわせて行ないたいのが「他己分析」です。第三者から見た印象などフィードバックしてもらうことで、より正確に自身についての理解を深められる分析手法だと言えます。このページでは、他己分析の具体的な方法や自己PRへの活かし方をご紹介します。

 

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他己分析とは?何のために行なうの?

他己分析とは「複数の第三者に、自身の長所や短所などを分析してもらうこと」を指します。自己分析と比べて、より客観的な意見をもらえますし「自分はそのつもりがなかったけど、他者からはそう見えていたのか」「自分は弱点だと思っていたけど、実は強みだったのか」といった自己認識とのギャップに気づくこともできるのです。

 

また、第三者からの意見なので、面接の場で伝える際にも信憑性が高まる効果も期待できます。より正確に自身について理解したい場合は、自己分析と他己分析を併せて行なうことがベストです。

他己分析を行なうべき理由・メリットとは?

他己分析を行なったほうが良い理由とメリットは、大きく3つあります。

 

1つ目は「自分では気がつかない強みを知ることができる」ということ。自分では当たり前と思っていた基準が、他者から見ると平均より優れている、ということは往々にして起こるもの。そういった良いギャップに気づくには、他者の視点が欠かせません。

 

2つ目は先ほどの反対ですが「自分では気がつかない弱みを知ることができる」です。人間とは、潜在的に自身の欠点を見たくないと感じてしまうもの。そのため、思いもしない弱みや短所があることも多いのです。ここに気づかないまま面接に臨むのはリスクが大きいため、事前に他己分析で把握・改善案を考えることが大切になります。

 

3つ目は「客観的な視点のため、説得力が増す」というもの。面接の場で、自身の性格や長所・短所について話す場面が多いですが「自分はこう思う」だけでは納得しにくいものです。そこで、他己分析でもらった意見をもとに「現職の同僚から言われたことなのですが、過去の◎◎の仕事ぶりから、△△が強みだと言われます」と伝えると、一気に信憑性が増すのです。面接でのアピール材料としても有効だと言えます。

他己分析の方法(誰に依頼する?)他、5つのステップを紹介!

具体的にどのような手順で他己分析を行なうのか、5つのステップでまとめました。

【1】まずは自己分析を忘れずに。

自己分析と他己分析は、単体で行なっても効果は半減。なぜなら、自己認識と他者認識のギャップを知ることこそ、他己分析のキーポイントだからです。必ず事前に自己分析をしておきましょう。

【2】他己分析の依頼相手を選定。

自己分析が済んだら、さっそく第三者に他己分析を依頼しましょう。ポイントは「なるべく多くの人に依頼すること」と「依頼する相手の年齢・関係性など分散させること」です。「親しい友人」「家族」「職場の同僚」「職場の上司」など、さまざまな人に依頼することで、多角的な意見を得ることができます。

【3】質問事項の用意&ヒアリング

依頼相手が決まったら、さっそくヒアリングを行ないます。その際はしっかりと質問事項を用意して答えてもらうことがポイント。以下の質問例も参考にしながら聞いてみましょう。

 

<質問例>

□私の長所だと思うところを教えてください。
□私の短所だと思うところを教えてください。
□私と出会ったときどのような第一印象を抱いたか教えてください。
□現在はどのような印象を抱いているか教えてください。
□私にはどのような仕事が向いていそうか教えてください。
□私に関する印象的なエピソードを教えてください。

【4】自己分析と照らし合わせ、乖離点を把握。

回答が集まったら、自己分析の結果と照らし合わせましょう。自分で認識している内容と共通している点は、ズレがないので問題なし。乖離している点は、自己認識と他者認識の間でギャップがあるということ。意外な長所が見つかったり、耳が痛かったりすると思いますが、しっかり結果を受け入れましょう。

【5】乖離点の改善案を考える。

乖離点を把握して終わりではなく、改善に動くことが最終ステップ。たとえば、自己分析では「誰とでもすぐに打ち解けられるタイプ」と思っていたのに、他己分析では「相手への配慮が欠けた言動が見られる」という声が多かったとします。その場合、いくら自分としては強みと思っていた点でも、日々のコミュニケーションのとり方を見直すことが必要。そうすることで、面接などの場で自身が気づかない点で減点されることがなくなるはずです。

他己分析は完了。どうやって自己PRに活かせばいい?

自己分析・他己分析を終え、自分について理解できたら、さっそく自己PRに活かしましょう。説得力のある自己PRを組み立てるには「強みを一言で+そう言える根拠」がポイント。以下のような話の構成で伝えられると、ぐっと面接官に納得してもらえる自己PRになります。

 

(例) 「私は◎◎が強みです。なぜそう言えるかというと、日々の仕事の中で□□に力を入れているためです。実際に、同僚からも仕事上の△△のエピソードから、◎◎が強いと言われています」

 

このように、具体的なエピソードと第三者からの評価であることを盛り込むことで、信憑性を高めることが可能になります。ぜひ応募先の企業にあわせて自己PRを組み立ててみてください。

まとめ

自分の長所や短所について人に聞くというのは、照れくさい、評価を聞くのが怖いと思う人もいるかもしれません。しかし、転職活動をする上で自分自身について正確に把握しているかどうかで結果に大きな差が出てきます。

「自己分析はしているけど、本当に正しいのか分からない」「自分の長所が思い浮かばない…」とお悩みの方は、ぜひ他己分析を試してみることをオススメします。

 

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