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バイトを辞めると言いづらい…対処法、理由、切り出し方の例文を紹介

 



バイトを辞めたい!そう思ってもなかなか言い出すことができず、ずるずるとバイトを続けてしまっているなんてことはないでしょうか。

 

「自分が辞めたら人手が足りなくなってしまうのでは?」や「店長が怖くて辞めるなんて言ったら怒られてしまいそう…」といったように考えれば考えるほど、気が重くなってしまいますよね。

 

そんな人の悩みを解決するための対処法や必要な考え方などをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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バイトを辞めると言えない!よくある悩みと対処法


バイトを辞めたいと言いづらい。その理由は人によって様々だと思います。その中でも、特に多い悩みとして挙げられる5つのケースを下記にまとめました。

 

【バイトを辞めると言いづらい時のよくある悩み】

  1. 辞める理由が言いづらい
  2. 辞めることを伝えるタイミングがない
  3. 辞めることを伝える時の切り出し方がわからない
  4. 人手が足りていないため辞めづらい
  5. 店長が怖くて辞めると言えない

 

この他にも辞めると言いづらい理由はあると思いますが、今回はこの5つを中心に解決方法や対処法、必要な考え方などを紹介したいと思います。

【よくある悩みと対処法:ケース1】辞める理由が言いづらい


まず1つ目は、「辞める理由が言いづらい」という悩みです。

 

バイトを辞める際には必ずと言っていいほど、辞める理由を問われると思います。しかし、「人間関係」や「環境・雰囲気が合わない」など正直に伝えづらい理由であることも多いはずです。そこで、この悩みの解決方法として、理由として伝えやすく引き留めづらい理由を3つご紹介します。

引き留めづらい!バイトを辞める理由3選


バイトを辞める時に使える引き留めづらい理由として下記の3つが挙げられます。

 

【引き留めづらいバイトを辞める理由】

  1. 体調面:バイトでの業務が肉体的または精神的な影響を体調に及ぼしており、続けることが難しい。
  2. 勉強や他のことに集中したい:バイトとの両立が難しく、そちらに集中したい。
  3. 家庭の事情:両親に辞めるよう言われている。子供の面倒を見る上で障害になる。介護をしなくてはいけなくなった。

これらの理由はアルバイト先からすると、踏み込みづらく、何かあっても責任がとれないようなものや、説得しづらいものであるため、引き留められる可能性が低くなります。

 

【よくある悩みと対処法:ケース2】辞めることを伝えるタイミングがない


2つ目は、「辞めることを伝えるタイミングがない」という悩みです。


バイトを辞める際には、最初にお店の店長や責任者に、バイトを辞めたいという旨を伝えて了承をもらう必要があります。しかし、お店の店長や責任者がいつも忙しそう、常に誰かといっしょにいる、といった場合、伝えるタイミングがわからないという人は多いのではないでしょうか。また、他の人も聞こえてしまうような場所で言いたくないという悩みもあるでしょう。そんな時の対処法を1つご紹介します。

アポイントメントをとろう!

辞めることを伝えるタイミングが掴めないときの対処法は「アポイントメントをとること」です。


辞めることを伝える前に、周りに人のいないタイミングで話したいことがあると事前に伝え、話す時間を作ってもらうようにしましょう。アポイントメントを取る際は、バイト先の電話番号に連絡するか、連絡先を知っていれば個人的にLINEやメールで伝えるようにすると、言いづらさが軽減されると思います。

【よくある悩みと対処法:ケース3】辞めることを伝える時の切り出し方がわからない


3つめは、「辞めることを伝える時の切り出し方がわからない」という悩みです。


辞めることを伝えるのは、ただでさえ気が重いというのに、それに加えて切り出し方もわからないとなると、なかなか言い出す決心がつかないということになってしまうと思います。そこで、そんな時に使える「切り出し方」を伝える方法別にご紹介します。

直接は言いづらい!電話やLINEで伝えるのはアリ?


まず、バイトを辞めることを伝える方法ですが基本的には直接伝えることがマナーです。しかし、辞めることを言いづらいような状況である場合、直接伝えることが難しいこともあると思います。

 

そういった場合は、直接伝えられないことを謝罪した上で電話やLINEで連絡しましょう。下記ではそれぞれの連絡方法における切り出し方についてご紹介します。

直接伝える場合


直接伝える場合は、バイトに入る直前や自分の勤務中などのタイミングは避けるようにしましょう。自分の仕事が終わり、かつ相手も手が空いているときに伝えるか、自分のシフトが入っていない日にお店に足を運んで伝えるようにしましょう。

 

後者の場合も相手の状況などを確認して、忙しい時間帯などに伝えに行かないように注意してください。この場合もできるだけ事前にアポイントメントを取っておくことが良いでしょう。

 

(直接伝える場合の切り出し方)
 お疲れ様です。
 お話したいことがあるのですが、少しお時間を頂いてもよろしいでしょうか。
 (了承をもらう)
 ありがとうございます。
 突然のご報告になってしまい大変申し訳ないのですが、アルバイトを退職したいと考えています。
 (理由を伝える)

電話で伝える場合

電話で伝える場合は、電話越しで伝えることになってしまったことを謝罪し、可能であれば、対面で伝えられない理由も一緒に伝えるといいでしょう。

 

(電話で伝える場合の切り出し方)
お忙しい中失礼致します。アルバイトの○○です。
○○さんにご相談があるのですが、少しお時間を頂いてもよろしいでしょうか。
(了承をもらう)
ありがとうございます。電話越しで大変恐縮なのですが、アルバイトを退職したいと考えています。
(理由を伝える)
対面でお伝えしたかったのですが、○○なため、電話でご報告する形となってしまいました。大変申し訳ございません。

LINEで伝える場合

LINEで伝える場合も電話同様、LINEで伝えることになってしまったことを謝罪する文章をいれるようにしましょう。また、伝える相手とLINEで連絡をする間柄であるかも確認しましょう。

 

普段から個人LINEで業務連絡などを交わしている場合はよいですが、普段はLINEで連絡を行っていないにも関わらず、グループラインから勝手に追加することや、人づてで連絡先をもらって退職したい旨を伝えることはできるだけ避けるようにしましょう。

 

(LINEで伝える場合の書き方)
お疲れ様です。お忙しい中失礼致します。
○○さんにご相談したいことがあり、ご連絡させていただきました。
突然のご報告になってしまい大変申し訳ないのですが、アルバイトを退職したいと考えています。
理由といたしましては、○○ためです。
LINEでのご報告になってしまい大変申し訳ございません。
お手隙の際にご確認宜しくお願い致します。

【よくある悩みと対処法:ケース4】人手が足りていないため辞めづらい


4つ目は「人手が足りていないため辞めづらい」という悩みです。


バイトを辞めたいと思っても、自分が辞めてしまったら他の人の負担が増えてしまうのではないかと考えてしまい辞められないということはないでしょうか。また実際に、人手が足りないから辞めないでほしいと説得されてしまうこともあると思います。

 

人手不足はそうすぐに解決できる問題ではありません。辞めることに負い目を感じていたら、結局、最後までそのアルバイト先であなたが我慢をして働くことになります。「人手が足りない」のはお店側の問題であるため、あなたがどうにかするということは難しいでしょう。

 

そのため、バイトを辞めるためには「人手が足りないと言われても揺らがない辞める意思」が必要です。そこで大切な考え方について紹介します。

辞めることに負い目を感じる必要はない


「人手が足りない」と言われてしまうと、辞めることに罪悪感を感じてしまうかもしれません。しかし、そんなあなたに伝えたいのが「辞めることに負い目を感じる必要はない」ということです。上記でも少し触れましたが、「人手が足りない」というのは、お店側の問題であり、あなたのせいではありません。

 

確かに、新しく求人して戦力になるまで育てるのには時間がかかるため、お店側があなたのことをなんとか引き留めようと行動することもあるでしょう。ですが、あなたが実際に辞めたとなれば、すぐに求人をするか、ヘルプを呼ぶなどしてどうにか補う策が講じられるはずです。

 

バイトを辞めることで生じるメリット、デメリットをあなたの中ではっきりさせて意思を固めましょう。「お店側が人手不足」というのはあなたにとってのデメリットには含まれません。善意でバイトを続けて、あなたが我慢をするといったことがないように意思を強く持ちましょう。

【よくある悩みと対処法:ケース5】店長が怖くて辞めると言えない

5つ目は、「店長が怖くて辞めると言えない」という悩みです。


辞めたいと思っても、店長や責任者が、普段の業務からいつもピリピリしていたり、態度が冷たかったりと辞めることを伝えるのが怖い相手であるなんてことはないでしょうか。もしかすると、辞めたい理由がそこに起因しているなんてこともあるでしょう。

 

怒らせないように機嫌のいいタイミングはないか、怒られないような伝え方はないか、考えれば考えるほど、言い出すことが億劫になってしまいます。そんな時に必要な考え方を下記でご紹介します。

正しい辞め方にこだわりすぎない


まず、どれだけ悩んだとしてもこうすれば100%穏便に辞められると保証できる方法はありません。どれだけ正当な理由であれ、マナーに沿った伝え方をしても理不尽に怒ってくる人はいるものです。

 

そこで必要になってくる考え方が「正しい辞め方にこだわりすぎない」ということです。

 

バイトの辞め方を調べるとたくさんの辞める際のマナーなどが見つかるのではないでしょうか。しかし、「直接伝える」、「1ヶ月前に伝える」といったことは店長が怖いと考えている人からすればハードルの高い行為に思えるでしょう。確かにマナーを守ることも大切ですが、辞める場合は自分の現在の状況と照らし合わせて、直接ではなく電話やLINEで連絡するなど、自分が行動できると思う方法を選択することも大切です。

辞めることが決まったら?辞めるまでの簡単な流れ

 

辞めることを伝える前に、辞めることを伝えた後の一般的な流れを知っておくと、安心でしょう。そこで、ここではやめるまでの基本的な流れを簡単にご紹介します。

 

  1.  辞めたい旨を伝え、了承をもらう。
  2. 責任者の指示に従い、必要書類の提出や仕事の引継ぎを行う。
  3. 最終勤務後、挨拶を済ませて退職する。
  4. 最終日までの振り込みが適切に行われたかを確認する。不備がある場合は確認をとる。

 

もちろん、これはあくまで基本的な流れであるため、必ずこの流れになるというわけではありませんが、辞めた後の大まかなイメージをつかむための参考にしてみてください。

辞めると決めてから最短で辞めるには?


一般的には、辞める1ヶ月前に伝えることがマナーとされています。しかし、辞めようと決めてから実際に退職するまでに1ヶ月かかってしまうことが長いと感じる人も少なくないと思います。そこで、辞めると決めてからできるだけ早く辞めるためにはどうすればよいのでしょうか。

 

まず、すでに入っているシフトを辞めるからと欠員にしてしまうのは迷惑となってしまいます。そのため、最低限入っているシフトは働いてから退職できるように心がけましょう。もし、シフト提出が2週間周期であった場合は、現在提出しているシフトまでの出勤にしたいと伝えることで、2週間後に退職できる可能性があります。

 

もし、すでに入ってしまっているシフトよりも早く辞めたい場合は、他の人にシフトを代わってもらえないか交渉することで、最終勤務日までの日数を減らすことができるかもしれません。

 

もちろん、必ずしも認めてもらえるわけではありませんが、事情を相談することで、できるだけ早く辞められるよう交渉することも試してみるとよいでしょう。その場合は、迷惑をかけてしまうことを謝罪した上で、責任者に相談するようにしましょう。

「自分では辞められない...」バイトを辞める時に退職代行サービスを使うのはあり?


トラブルに巻き込まれてしまった、体調や精神的な影響により自分で退職することが難しいといった人に向けて「退職代行サービス」というサービスがあります。「退職代行サービス」とは弁護士や代行業者が退職手続きを代理で引き受けてくれるサービスです。依頼すると料金が発生しますが、相談などは無料で引き受けてくれることがあるため、どうしても自分では対処できない場合はまず相談するのを検討してみてもいいでしょう。

まとめ

ここまで、バイトを辞めると言いづらい際によくある悩みの対処法などをご紹介してきましたが、どの悩みにも共通して必要なのが「辞める意思を強く持つ」ということです。

 

なぜ辞めたいと思ったのか、なぜ辞めることを躊躇っているのか、それを自分の中ではっきりさせることで「辞める意思を強く持つ」ことにつながります。その結果、バイトを続けてもいいと思える場合は、問題ありませんが、続けたくないのに、我慢してズルズル続けるといったことがないように気を付けましょう。

 

また、辞めることが決まってからするべきことや、辞める日の挨拶の仕方などはこちらの記事で詳しく説明しているため参考にしてみてください。

 

「バイト辞め方」どう伝える?理由・辞めるまでの動きを解説

 

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