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金融業界を解説!最新トレンドを踏まえて仕組みや現場を知ろう!

金融業界トップ画像金融業界について一度は目にしたことのある会社が多いと思いますが、皆さんは全て理解できているでしょうか?金融業界には数多くの業種や職種が存在しているため、全体を把握できている方は多くないと思います。複雑な業種を混同したまま就職活動を続けてしまうと、ミスマッチを起こしてしまうかもしれません。

 

そこで今回は金融業界に対する理解を深められるよう「金融業界はどのように利益を得ているのか」また「就職先としてはどうなのか」「どのような働き方をしているのか」などについて、現場の声をもとに解説していきます。

 

金融業界に興味がある就活生の皆さんにとって有益な記事になれば幸いです。金融業界にはあまり興味がないという方も、この記事にさっと目を通して視野を広げてみてください。世の中の構造に触れることで新たな就活軸が見つかったりするかもしれません。

 

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金融業界とは

金融業界と聞くと銀行や保険といったイメージは持っていても、具体的な部分をきちんと理解できていない就活生も多いのではないでしょうか?そこでまずは金融業界がどのような仕組みで動いているのかについて理解していきましょう。

 

金融業界のビジネスモデル|どうやって収益をあげているの?

金融業界とはお金の貸し付けや金融商品に関わる仕事を行う業界です。そもそも金融とはお金の余っているところから不足しているところに貸し出すことを意味していますが、現代では貸し付けだけでなく株式や保険などの金融商品を販売するなど様々な形でお金を動かすことで利益をあげています。

 

ビジネスモデルは業種によって異なっており、銀行であれば顧客から預かった資金を個人や法人に利子をつけて貸すことで利益につなげています。また保険会社であれば加入者から集めた保険料と運用手数料で収益につなげています。その他の業種については下記にある「金融業界の業種一覧」で解説していますのでご覧ください。

 

金融業界の市場規模と将来性

続いて金融業界の市場規模や将来性について理解を深めましょう。市場規模から安定性はどうなのか、また将来性についても説明します。

 

金融業界の市場規模

まずは市場規模と推移について解説していきます。株式会社デジタル&ワークスが運営する「業界動向サーチ」を見ると、金融業界の市場規模は約64.4兆円(2021-2022)と前年比より6.3%増加していることがわかります。この規模はほかの業界と比べても上位にランクインしている規模です。金融業界の特徴は市場規模だけではありません。金融業界の企業は業界占有率も高いため、新規企業に脅かされるリスクが少なく安定していると言えるでしょう。

 

「セグメント別では、リースが前年比16.6%増、損害保険が6.7%増、証券が6.6%増、銀行が4.8%増、生命保険が4.0%増、クレジットカードが0.3%増、消費者金融が0.6%の減少でした。2021-2022年は金融業界全体としても高い伸びを見せており、特にリースや損害保険、証券が好調に推移した好調な1年であったと言えるでしょう。」と述べています。(参考元:金融業界の動向や現状、ランキングなど-業界動向サーチ

 

これらの背景にはリースでは自動車の持ち直しが、損保では値上げ効果が、証券では歴史的な株高が業績向上につながったのだと思われます。

 

金融業界の将来性

続いて金融業界の変動値やトレンドをもとに将来性を見ていきましょう。金融業界で近年注目されているのはFintech(Finance+Technology)でしょう。Forbesが掲載した「The 5 Biggest Financial Services Tech Trends In 2022」によると、金融サービスの5つのトレンドは以下のように述べています。金融業界の中でもこれらに関連する事業は確実に延びていくことが予想されます。

  1. モバイルバンキング :携帯電話の端末からインターネットに接続して、銀行振込みや預金残高の照会といった金融機関のサービスを利用すること
  2. クラウドバンキング:スマートフォンやパソコンから銀行の各種手続きがかんたんにできるようにすること
  3. 人工知能・機械学習:審査や不正検知、ヘルプデスクの自動化、需要・株価予想、M&Aの推奨・投資へのアドバイス、商品購入へのリコメンドなどの機会創出など
  4. ブロックチェーン:情報通信ネットワーク上にある端末同士を直接接続して、取引記録を暗号技術で分散的に処理・記録するデータベースの一種。「ビットコイン」等の仮想通貨に用いられている基盤技術
  5. テクノロジーによる顧客体験の向上:AI、IoT、複合現実などのデジタルテクノロジーを駆使して、顧客1人1人のニーズに応える優れた顧客体験価値(CX)を提供すること

(参考元:The 5 Biggest Financial Services Tech Trends In 2022

 

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金融業界の業種一覧

金融業界には数多くの業種が存在しているため、混同してしまう就活生の方も多いと思います。そこで金融業界に存在している10つの業種について、職種別にそれぞれ解説していきます。

  1. 銀行
  2. 証券会社
  3. 保険会社
  4. クレジットカード会社
  5. 信販会社
  6. リース会社
  7. アセットマネジメント
  8. VC・ファンド
  9. 政府系金融機関
  10. 消費者金融

 

①銀行

1つ目は銀行です。銀行は預金の受入れや資金の貸出し(融資)、為替取引などを行うことで利益を出している業種です。対象となる顧客ごとに分類されており、主に以下7つが存在しています。()内は代表的な企業です。

  • メガバンク:大規模な資産を有している(三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行など)
  • 地方銀行:地域に根差している(群馬銀行、北陸銀行、静岡銀行、関西みらい銀行など)
  • ネット銀行:店舗や窓口をもたずにインターネット上で業務を行っている(住信SBIネット銀行、PayPay銀行、楽天銀行など)
  • 信託銀行:現金だけでなく不動産や証券といった顧客の財産の管理・運用を行っている(三井住友信託銀行、三尾素UFJ信託銀行など)
  • 信用金庫:各地域の中小企業・住民等を主な融資先としている(京都中央信用金庫、城南信用金庫など)
  • 労働金庫:労働組合や生協などの会員がお互いに資金を出し合って地域に根付いたサービスを行っている(中央ろうきん、九州ろうきん)
  • 信用組合:労働金庫よりも組合としての機能(組合員の互助)を重視したサービスを行っている(東京証券信用組合、東京消防信用組合など)

 

仕事内容は主に以下の5つです。

  • 預金業務(テラー):普通預金、各種定期預金、企業が小切手や手形を振り出す当座預金などの銀行口座を管理する業務
  • 融資業務:融資先企業の業績や将来性の分析を行い、資金を必要としている企業や個人に融資する業務
  • 為替業務:振込、送金、口座振替、代の金取立、両替などお金の受け渡しを現金ではなく、銀行口座間の資金移動等によって行う業務
  • 営業:担当エリアの顧客を訪問して金融商品を販売する業務
  • その他専門業務:M&Aのアドバイス、ローンや財産の相談、債券や株式の運用などを行う

 

②証券会社

2つ目は証券会社です。証券会社は顧客となる企業が株式売買を行う際の手数料やアドバイザリー手数料を利益にしている会社で、店舗証券とネット証券の2種類が存在しています。仕事内容は主に以下4つです。店舗証券には野村證券やSMBC日興証券などが、ネット証券にはSBI証券、マネックス証券などが存在しています。

  • ブローカー:証券取引所に加入している証券会社の仲介人として株式を売買する業務
  • ディーリング:自社の資本で証券取引を行う業務
  • アンダーライター:株式会社などが株式や債券を新しく発行するときに、その一部または全部を引き受けて売り出す業務
  • セリング:株などの株式会社が発行した株式などを投資家に売る業務

 

③保険会社

3つ目は保険会社です。保険会社は加入者から集めた保険料と運用手数料を収益につなげ、加入者が病気やケガなどに直面した場合に保険金を支払っている会社です。業種は2つあり、1つ目は定期保険・終身保険・養老保険・個人年金保険などを取り扱う生命保険で、代表的な企業には日本生命やかんぽ生命などがあります。2つ目は自動車保険・火災保険・旅行保険などを取り扱う損害保険ので、代表的な企業には損保ジャパンや東京海上日動火災保険株式会社などがあります。

 

仕事内容は以下2つです。

  • 営業:顧客1人1人に寄り添い、それぞれのライフプランに適した保険商品の提案・販売を行う業務
  • 事務:商品の契約確認や書類作成、契約後のアフターフォローなどを行う業務

 

④クレジットカード会社

4つ目はクレジットカード会社です。クレジットカード会社はカード利用者とカード加盟店両方から利益を得ている会社です。代表的な企業には株式会社ジェー・シー・ビーや株式会社クレディセゾンなどがあります。

 

仕事内容は主に以下の5つです。

  • 営業:法人や個人向けに自社カードを作成してもらうような営業活動を行う業務
  • 企画:カードの特典サービスや新規カードの企画を行う業務
  • 債務管理:顧客データを管理し、未払いがあれば催促する業務
  • 顧客対応:コールセンターと呼ばれることが多く、顧客からの問い合わせに対応する業務
  • システムエンジニア:サービス進行に伴うセキュリティ管理やシステム開発を行う業務

 

⑤信販会社

5つ目は信販会社です。信販会社は信用販売の略称で、信用をもとに商品代金を立て替え、後から請求する際の利子を利益としている会社です。クレジットカード会社よりも担当範囲が広く、自動車や賃貸のローンも取り扱っているのが特徴です。代表的な企業には株式会社オリエントコーポレーション、株式会社セディナなどがあります。

 

仕事内容は主に以下の4つです。

  • 営業:銀行や小売店を訪問して、新規の加盟店を開拓する業務
  • 審査:過去のクレジットカードやローン取引をもとに返済能力の有無を審査する業務
  • 催促:期日が過ぎても未払いの顧客に対して支払いを促す業務
  • システムエンジニア:サービス提供にあたってセキュリティなどのシステム開発を行う業務

 

⑥リース会社

6つ目はリース会社です。リース会社は準備した機械や設備を顧客に対して長期間貸し出すことで利益を上げている会社で、途中での解約ができない「ファイナンス・リース」と、必要期間利用できる「オペレーティング・リース」があります。代表的な企業にはオリックスや三井住友ファイナンシャルリースなどがあります。

 

仕事内容は主に以下の4つです。

  • 営業:借り手となる顧客の課題を解決するための方法を提案する業務
  • 審査:契約相手の支払い能力に問題がないかどうか、審査
  • 資産管理:リース商品の契約期間や廃棄などを管理する業務
  • 経理:リース契約に関わる税務面を担当する業務

 

⑦アセットマネジメント

7つ目はアセットマネジメントです。アセットマネジメントは一般的に投資資産の運用を実際の所有者・投資家に代行して行う業務を行う会社です。代表的な企業は野村アセットマネジメントや三菱UFJ国際投信などがあります。業種としては投資家から集めた資金を専門家が株投資・運用を行う投資信託と運用する投資家に対してアドバイスを行う投資顧問に大別されています。

 

仕事内容は主に以下の3つです。

  • 投資信託営業:個人投資家向けの資産運用サービスを提案・営業する業務
  • 機関投資家営業:企業年金・公的年金・金融機関といった幅広い顧客に対して公的・私的年金や金融機関等の幅広い顧客に対して資産運用サービスを行う業務
  • 運用:ファンドを取りまとめ、投資における最終的な判断や意思決定を行う業務
  • ミドル・バック:運用パフォーマンスの測定・分析、リスク管理などを行い資産運用や営業をサポートする業務

 

⑧VC・ファンド

8つ目はVC・ファンドです。VCはベンチャーキャピタルとも呼ばれている投資ファンドのことで、未上場の企業やベンチャー企業に出資することで株式を取得して値上がり利益を獲得する会社です。銀行の融資とは異なり「出資」という方法で資金を提供しているため、企業側は調達資金を返済する義務はありません。

 

代表的な企業にはBeyond Next VenturesやFENOX VENTURE CAPITAL、伊藤忠テクノロジーベンチャーズなど数多く存在しています。仕事内容としては資金調達、企業の情報収集、経営助言などを行っています。

 

⑨政府系金融機関

9つ目は政府系金融機関です。政府系金融機関は政府が経済発展、国民生活の安定などといった一定の政策を実現する目的で特殊法人として設立した金融機関で、融資した利息や投資のリターンなどで利益を得ています。日本銀行や日本政策投資銀行などがこれに当たります。仕事内容は主に中小・ベンチャー企業への支援、事業再生支援、社会資本整備などを行っています。

 

⑩消費者金融

最後は消費者金融です。消費者金融はお金を借りたい個人に対しての融資・返済支援を行なう金融機関で、代表的な企業にはアコムやアイフルなどがあります。仕事内容は銀行の投資部門と似ており、返済滞納が続いている顧客に対する精査を行ったり、限度額拡大の支援などを行ったりしています。

 

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金融業界の就職人気ランキングTOP3

金融業界は就活生にとって非常に人気な業界の1つですが、中でもどのような企業に人気が出ているのでしょうか?東洋経済オンラインの記事をもとに見ていきましょう。(参考元:就活生が選んだ業界別「就職人気ランキング」 | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

 

1位:日本生命保険相互会社

1位は日本生命株式会社です。日本生命保険相互会社は大阪市中央区に本店を置く日本の生命保険会社で保有契約高・保険料収入・総資産で日本最大手です。通称は日本生命、略称は日生(ニッセイ、NISSAY)と呼ばれています。平均年収について、有価証券報告書を開示していないため正確にはわかりませんが、口コミサイト「エンゲージ 会社の評判」によると年収範囲は100万円~1200万円ということがわかります。

 

2位:株式会社大和証券グループ本社

2位は大和証券グループ本社です。大和証券グループ本社は証券会社の大和証券を傘下に持つ金融会社で、日本では野村證券についで業界2位の証券グループの持株会社です。有価証編報告書によると、大和証券グループ本社の平均年収は1219万円です。

 

3位:東湖海上日動火災保険株式会社

3位は東京海上日動火災保険株式会社です。東京海上日動火災保険株式会社は日本の損害保険会社で、東京海上ホールディングス傘下の完全子会社です。略称は東京海上日動とも呼ばれています。有価証券報告書によると、東京海上日動火災保険株式会社の平均年収は830万円です。

 

金融業界の働き方の口コミ

金融業界ではどのような働き方をするのか知りたい方も多くいらっしゃいます。続いて実際に働いている人の声をもとに見ていきましょう。今回は金融業界のなかでも特に人気な企業を厳選してご紹介していきます。

 

日本生命保険相互会社

<女性/一般事務/現職/新卒入社/在籍16年~21年/正社員>

(勤務時間・休日休暇)

家庭の事情で残業ができない党の相談はしやすいです。また、今所属している部署では有給取得は月一回と決めて取得しています。それ以外に有給を取得するのは、人数が少ない関係で難しいですが、やむを得ない理由を説明した上で取得することが可能です。

 

(多様な働き方支援)

コロナの農耕接触者となった場合、チームスを使っての在宅勤務をすることがありますが、まだまだできることが限られている状況です。

(引用元:日本生命保険相互会社の働き方(勤務時間・休日休暇・制度)の口コミ|エンゲージ 会社の評判 

 

三井住友信託銀行

<女性/企画/現職/新卒入社/在籍16~20年/正社員>

(勤務時間・休日休暇)

企画スタッフは裁量労働制のため、基本遅くまで残って残業している。休暇制度もとにかく充実している。

 

(多様な働き方支援)

リモートワークも完全には難しく、システムによっては在宅勤務で開くことができないものも複数ある。時短勤務を使用している人はたくさんいる。男性の育児休暇も。副業は他部署との兼業くらい。

(引用元:三井住友銀行の働き方(勤務時間・休日休暇・制度)の口コミ|エンゲージ 会社の評判 

 

野村証券株式会社

<女性/営業/現職/新卒入社/在籍6~10年/正社員>

(勤務時間・休日休暇)

月末で数字ができていないと残業になるが、長くても19時くらいまで。土日は出社なしだが、支店長によっては支店のレクリエーションが好きな人もおり、土日がつぶされることがある。

 

(多様な働き方支援)

コロナで蔓延防止措置が適用されている時は3割在宅だったが、蔓延防止措置が解除されるやいなや、すぐに全員出勤に戻った。少し時代錯誤感を感じてしまった。

(引用元:野村證券の働き方(勤務時間・休日休暇・制度)の口コミ|エンゲージ 会社の評判

 

金融業界の給与・年収の口コミ

次に金融業界における給与・年収の評価について、実際に働いている社員方の声を見ていきましょう。

 

日本生命保険相互会社

<女性/保険営業/現職/中途入社/在籍3年未満/正社員:300万円>

(給与制度)

お給料は営業なのでいいと思います。固定給なので成績に関わらず毎月同じ額もらえます。しかし1年を通して成績が基準を下回ると3万円ほど下がります。逆にある基準を満たすと上がる場合があります。ボーナスは入社して最初の2回までは最低保証額(1回目3万円、2回目10万円)がありますが、それ以降は完全に自分の成績によります。かなり成績を上げない限り一般企業にある「月給の〇ヵ月分」のようにまとまった大きい額にはなりません。成績ゼロでも月給が変わらないのはありがたいですがボーナスには期待できないのでどっちがいいのだろうと思うところはあります。

(引用元:日本生命保険相互会社の年収・給与の口コミ|エンゲージ 会社の評判

 

三井住友信託銀行

<回答なし/リテール営業/現職/新卒入社/在籍6年~10年/正社員:700万円>

(モデル年収)

代理に向けて、実力判断シートなどに基づき年功序列のイメージ通り緩やかに上がる。7年目でおよそ700-800万円がゾーン。本部に行くと、裁量労働手当が約15万円に加え、職務階層の数字も2ランクほど上がる(人による可能性)。

 

(昇給・昇進スピード)

代理補という肩書がなくなり、昇給昇進の面白さは欠けたかもしれない。一方、公募などで希望のポストに出すことができる制度もあるため、意欲的な人にはオープンだと思う。

(引用元:三井住友銀行の年収・給与の口コミ|エンゲージ 会社の評判 

 

野村証券株式会社

<男性/ウエルスパートナー/現職/新卒入社/在籍21年以上/正社員:910万円>

(賞与)

課長代理までは基本的に横並び。七年目で課長代理になると、43万円、その後順調にいけば45万円、47万円と上がっていく。その後は課長へ昇進。

 

(インセンティブ)

基本的にインセンティブはない。しかし、ボーナスはある程度の階層にわかれていて成績がいいとそれなりにもらえる。

(引用元:野村證券の年収・給与の口コミ|エンゲージ 会社の評判

 

金融業界の成長・働きがいの口コミ

最後に金融業界での成長や働きがいに関する口コミについて見ていきましょう。

 

日本生命保険相互会社

<女性/保険/現職/中途入社/在籍3年未満/正社員>

(成長・キャリア開発)

資格取得は絶対条件で入社半年は試験ばかりあるが、誰でも取れる簡単な試験ばかり。研修も毎月あるがあまり意味がない研修ばかり。

 

(働きがい)

たくさんの人に会って、いろんな人の話を聞ける。この仕事だからこそ信頼して話してくれるお客さんがたくさんいる。地区のお客さんや、いろんな企業さんに出入りさせていただいて、たくさん足を運んで結果につながったときはすごく達成感はある。話し方だったり、言葉遣い、マナー、そういう事が身についたことも自分にとってはプラスになった。

(引用元:日本生命保険相互会社の成長・働きがいの口コミ|エンゲージ 会社の評判

 

三井住友信託銀行

<回答なし/リテール営業/現職/新卒入社/在籍6年~10年/正社員>

(働きがいを感じるポイント)

実際のところ、顧客から感謝されることは少ない。しかし、年一回程度感謝される取引や提案ができた時は、顧客からも感謝され、自身の仕事のやりがいになる。

 

(この仕事に向いていると思う人)

新規含む、あらゆる顧客に向き合える根性、もしくは忍耐のある人。完全に割り切ってできる人物がいいと思う。

(引用元:三井住友銀行の成長・働きがいの口コミ|エンゲージ 会社の評判

 

野村証券株式会社

<男性/企画/現職/新卒入社/在籍6年~10年/正社員>

(成長・キャリア開発)

資本市場に関わることであれば、何処様にでもキャリア開発は可能。さまざまな自己研鑽プログラムを利用可能。プログラムの種類によっては、所定の条件を満たせば、100パーセント補助もある。

 

(働きがい)

金融資本市場を通じて社会に貢献できる点に働きがいを感じる。資金を必要とするエンティティに対しては、リスクマネーの供給を行い、投資家に対しては魅力的な投資機会を提供する。この双方の機能を金融資本市場の担い手として提供しており、働きがいは高い。

(引用元:野村證券の成長・働きがいの口コミ|エンゲージ 会社の評判

 

金融業界の気になる会社を調べよう!

上記以外にも金融業界の企業はたくさん存在しています。金融業界以外にも自分の気になる業界の企業で働いている人は「どう評価しているのか」また「どのように働いているのか」について調べてみるといいでしょう。その際におすすめのツールをご紹介します。

 

企業の口コミなら「エンゲージ 会社の評判」



企業の実際の声を知るためのおすすめツールは「エンゲージ 会社の評判」です。「エンゲージ 会社の評判」では普段企業が隠したくなるような情報も見えるように作られており、実際に働く現場の声を見ることができるようになっています。以下の項目に関して、企業の良い面もそうではない面も把握することで企業研究の質を高めていきましょう。

  • 福利厚生・オフィス環境
  • 企業カルチャー・組織体制
  • 成長・働きがい
  • 事業展望・強み・弱み
  • 働き方(勤務時間。休日時間・制度)
  • 女性の働きやすさ
  • 入社後とのギャップ
  • 年収・給与

 

実際に私は企業選考前と選考中の2場面で「エンゲージ 会社の評判」を用いていました。選考前では気になる企業が良さそうかどうか、エントリーするかどうか判断するために用いていました。働く環境や企業カルチャーなどを自己分析で言語化した自分の特徴や将来像・就活軸と照らし合わせ、その企業の特性が合致していそうかを判断していたのを覚えています。

 

また選考中ではES作成時や面接対策の情報収集として活用することが多かったです。書かれている口コミの一部を抜粋してESを作成したこともあります。「エンゲージ 会社の評判」を利用することで企業の強みや弱みの部分だけでなく、どのような人が働いているのかの理解につなげられるのでOB訪問を行う感覚で活用していました。

 

まとめ

本記事では金融業界の仕事内容や現場の声について解説していきました。普段の生活でも私たちになじみ深い金融業界についての理解を深められたと思います。現場の声からも職種によって必要な能力や得られるやりがいは違いますが、日々活き活き働いていることが現場の声から伝わってきますね。

 

この記事が金融業界を志望している就活生にとって就職活動の役に立てられれば幸いです。現時点では金融業界を志望していない就活生にとっても視野を広げることは非常に重要になってきますので、この調子で他の業界についても調べて理解を深めていって欲しいと思います。ここまで読んで下さりありがとうございます。皆さんの就職活動がうまくいきますように、心から応援しています!

 

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  • 気になる企業比較で、志望企業の強みと弱み分析
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※自社調べ(2024年3月時点 口コミ掲載数・口コミ掲載企業数)