履歴書に性格はどう書けばいいの？

「どんな性格ですか？」と聞かれたら、あなたはどのように答えますか？几帳面？おおざっぱ？マイペース？何かしら思い浮かぶかもしれませんね。

しかし、履歴書の性格欄を書くとしたらどうでしょう。選考に関わるというプレッシャーもあり、「どのように書けばいいのかわからない…」という方がいらっしゃるのではないでしょうか。

履歴書に性格はどのように書けばいいのか。一緒に考えてみましょう。

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履歴書に性格を記入する目的について考えてみましょう。採用担当者は、履歴書内に記載されている性格で何を判断したいのでしょうか。

そもそも、採用担当者は「性格は仕事に直結する」と考えているといえます。たとえば性格欄に「几帳面」と書いている応募者であれば「ミスが少なく、性格に仕事に取り組むタイプ」と、「負けず嫌い」と書いている応募者であれば「最後まであきらめずに取り組むタイプ」と判断するでしょう。

ですから、「自分のありのままを知ってもらいたい！」とすべてをさらけ出すのはオススメしません。いくら事実とはいえ、「おおざっぱ」や「せっかち」などと書かれていれば、「一緒に働きたくないな…」と思われてしまう可能性が高いからです。きちんと自己分析し、応募企業の仕事に活かせるものをチョイスしましょう。

記入するときは、「長所⇒短所⇒短所を補うための工夫」という流れで書くのがオススメ。長所だけを書くよりも、短所と併せて記入したほうが冷静に自己分析ができているという印象が与えられるからです。

また、短所を補うために工夫しているということも記入すれば、「短所を改善しようとしている」というイメージを与えることできるでしょう。具体例があれば尚可です。

また、長所を書くときのポイントは、読み手が魅力に感じられるかどうか。「おおざっぱ」は「おおらか」、「せっかち」は「行動が素早い」…というように書き方を変えるだけで受け手の印象も変わります。

もし自分の書き方で魅力が伝わるかわからないという方は、「これを読んだ採用担当者が自分と一緒に働きたいと思えるか」をセルフチェックの軸にしてみてください。

最後に性格の書き方についてサンプルをご紹介します。

私の長所は几帳面で完璧主義なところです。これまで仕事において、ミスはしたことがありません。ただし、完璧を求めすぎるあまり、仕事に時間がかかってしまうというのが短所です。スケジューリングなどは工夫していきたいと思います。

私の長所はおおらかなところです。前職では、一度も怒ったことはありません。しかし、ビジネスにおいてはときには厳しくコミュニケーションをとることも重要です。状況に応じた対応できるよう、努力していきたいと思います。

私の長所は負けず嫌いなところです。前職では、お客さまに粘り強く提案し、契約していただくことが多くありました。しかし、ときには一歩譲ることも大切ですので、あまり熱くなりすぎないように意識したいと思います。

以上が、履歴書の性格欄の書き方についての解説です。履歴書の書き方で困ったら、ぜひ参考にしてください。