接客業を希望される方であれば、対面でのコミュニケーションを得意とする場合も多いのではないでしょうか。しかし、転職活動においては選考の入り口として「書類選考」を設けている企業がほとんどです。まずはこの「書類選考」を通過しなければ、あなたの素敵な笑顔を披露するチャンスさえ掴めません。
とはいえ、いざ履歴書を書くとなると「どう書いたら良いのだろう?」と頭を悩ませてしまうもの。そこで今回は、企業があなたに会いたくなるような上手い志望動機の書き方をご紹介します。文面からあなたの人柄や笑顔が伝わってくるような志望動機を書いて、まずは書類選考を突破しましょう。業態別の例文もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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【接客業の志望動機】書き方のコツを押さえよう
企業はココをチェックしている!接客業における志望動機の注目ポイントとは
はじめに、接客業にとどまらず志望動機を書く際のポイントを2つご紹介します。
【1】数ある企業の中でも“なぜその会社なのか”をハッキリさせること
【2】自分には何ができるのかを具体的にアピールすること
まずは上記2点が押さえられているかを確認しましょう。ここが明らかでないと、企業側には「うちじゃなくても良いよね」「あなたじゃなくても良いよね」と判断されてしまいます。
ここを押さえたら、次は接客業における注目ポイントを確認しましょう。接客業の志望動機において企業が特に重視するのは、ズバリ「自社の“接客スタイルやコンセプト”を正しく理解しているか」です。ひと口に「接客業」と言っても、たとえば居酒屋と高級ブランドショップではお客様への接し方が大きく異なりますよね。また、アパレル分野などにおいては、コンセプトにこだわりをもっているブランドがほとんどです。
そのため、志望動機には応募企業の特徴を盛り込んで、「どこにどう魅力を感じているのか」をアピールしましょう。履歴書を書く前にホームページを読み込んだり、店舗を訪問したりして接客スタイルやコンセプトを掴んでおくことが大事です。また、応募企業の接客スタイルが「自分の実現したい接客の形と一致していること」も合わせて伝えるようにしてください。そうすることによって、企業側はあなたが店舗に立って働く姿をぐんとイメージしやすくなるはずですよ。
志望動機の例文
ジャンル別志望動機(アパレル・ウエディング・ジュエリー・飲食)
■アパレル
以前から貴社のブランドの大ファンでした。どのアイテムも生地が上質で、シンプルなデザインでありながらも素材にこだわるその姿勢に大変惹かれております。「良いものを長く」というブランドコンセプトに合うような飾らない接客で、お客様に長く愛されるようなお店を率先してつくっていきたいと思います。アパレルショップでの経験はありませんが、学生時代にカフェで4年間アルバイトしていました。接客については「自然体で落ち着く」と店長やお客様から太鼓判を押されていましたので、アパレル販売員としても活躍できると考えております。
■ウェディング
前職での販売・接客の経験を通して、お客様に心から喜んでいただけるサービスを提供することにやりがいを感じておりました。貴社はブライダル業界の中でも特に形式にこだわらず、常に自由な発想でお客様の要望に応える結婚式をプロディースされていらっしゃいます。そうしたスタイルに大変大きな魅力を感じ、貴社でなら理想とする「最高のおもてなし」ができると思い志望致しました。
■ジュエリー
以前はアパレルショップで販売員をしていたのですが、お客様とじっくり会話をすることによって真のニーズを掴み、本当に求めるものを提供できた時に何よりもやりがいを感じました。そのような経験から、一人ひとりのお客様とじっくり向き合えるジュエリーの販売という仕事に興味を抱きました。特に貴社は完全予約制スタイルのため、どこよりもお客様の心に寄り添った接客ができると思っております。
■飲食
両親が喫茶店を経営していることもあり、かねてから飲食店での勤務に興味を持っておりました。先日こちらのお店にランチに伺ったのですが、どんなに忙しくても笑顔で楽しそうに働かれている店員の皆さんの姿に大変感銘を受け、貴社の一員として働きたいと強く思いました。高校生~大学までの7年間両親が経営するお店を手伝っていたこともあり、お客様への笑顔での接客には自信があります。
経歴別志望動機(未経験者or経験者)
【未経験者】
サプライズパーティー企画するなど人を喜ばせることが大好きで、ウェディングプランナーの仕事に興味を抱くようになりました。その中でも貴社に惹かれた理由は、ウェディングサービスだけでなく、レストラン経営や旅行業の事業も展開されている点です。貴社でならお客様に心から喜んでいただける最適なプラン提案ができると思い、志望致しました。
私の強みは「聞き上手」なところです。周囲からも定評があり、中学高校の部活動や大学時代のサークル活動においては「相談役」としての役割を任されることが多くありました。未経験からのチャレンジとなりますが、こうした持ち前のコミュニケーション能力を活かして精一杯頑張っていきたいと思います。
★実務経験者と同じスタートラインに立とう。
実務経験がない場合は、「入社後に任される業務」と「自分の経験・性格」との“共通項”を見つけてアピールしましょう。そうすることで、経験がなくとも十分に活躍でき得る人材として注目してもらえやすくなります。意欲をアピールすることももちろん大切ですが、職種や業種での経験がないからといって気持ちだけで押し切ってはいけませんよ。自分が経験者に負けず劣らず活躍できる人材だということを、根拠を添えてきちんと証明するようにしてくださいね。
【経験者】
貴社が掲げる『○○○』というブランドコンセプトに共感しており、普段からよく店舗を利用しております。いつ伺ってもスタッフ方の接客は非常に丁寧で、混み合っている際に試着をお願いしてもスムーズに案内していただけます。そのようなお店の雰囲気を感じ、自分も一員となって貴ブランドの魅力をもっと広めていきたいと思い、志望致しました。
前職では、婦人服の売り場責任者としてマネキンのコーディネートや商品陳列を担当しておりました。コーディネートした商品の売行きが120%アップし、全店の模範として表彰された経験もあります。前職の経験・スキルを活かし、貴社の商品がより魅力的にうつるようなお店を作っていきたく思います。
★同等経験を持つライバルに勝とう。
経験者にとっては、同じような実務経験を持つ人材がライバルとなります。そのため、自分がこれまでにどんな経験をしてきて、その経験はどのように活かせるのかを具体的にアピールするようにしてください。特に経験者に対しては、「売上に対する貢献度」なども期待されています。アピールできるような実績がある場合は、具体的な数字やエピソードを用いると良いでしょう。
まとめ|顔が浮かぶような志望理由を書こう
いかがでしたか。転職活動においては、「自分が企業の売上にどう貢献できる人材なのか」をアピールすることはもちろん大切です。しかし、人と接することでお金をもらう接客業においては、“人柄”が非常に需要なポイントとなってくるでしょう。顔の見えない履歴書で人柄をアピールするには、正直に、そして自分自身の言葉で表現することが大切です。決まりきった表現や飾り立てた言葉で表面だけを取り繕うのではなく、ポイントを押さえながらもぜひ素直な気持ちで書いていただけたらと思います。
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