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「バイトの辞め方」どう伝える?理由・辞めるまでの動きを解説

 

「バイトを辞めたい!」そう思っても、いつ・誰に・どう伝えればいいのか、不安になってしまうことはありませんか?やっと伝えることができても、引き留められてしまい、気づけば辞めようと決めてからかなりの日数が立ってしまっていたなんて人も多いはず。

 

しかし、だからといって連絡もせずに辞めてしまうと迷惑がかかってしまい、自分も損をしてしまう可能性があります。この記事では円満かつスムーズにバイトを辞める方法を解説しています。

 

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バイトを辞める時の基本的流れ

まずは、バイトを辞める際の基本的な流れから紹介します。

  1.  辞める1ヶ月ほど前のタイミングで、辞めたい旨を伝え、了承をもらう。
  2.  責任者の指示に従い、必要書類の提出や仕事の引継ぎを行う。
  3.  最終勤務後、挨拶を済ませて退職する。
  4.  最終日までの振り込みが適切に行われたかを確認する。不備がある場合は確認をとる。

 

バイトを辞めたい時によくある悩み

上記の流れに沿って、適切に行動することができれば円満に退職することができます。しかし、実際はそうスムーズに退職手続きが進まないことも多いです。辞める際によくある悩みとして以下が挙げられます。

 

  • 伝えるタイミングはいつ?
  • 伝える方法は?直接?LINEはアリ?
  • 納得してもらえるような明確な辞めたい理由がない…
  • 辞めることが決まった後の行動は?
  • 辞める日の挨拶マナーは?お菓子は必要?
  • できるだけ早く辞める方法はないの?
  • トラブルがあって自分だけでは退職処理ができない…

 

このような悩みの解決方法を1つずつ解説していきます。

 

バイトを辞める時の伝え方は?直接がベスト?LINEはアリ?

 

バイトを辞める際は直接伝えるのがマナーです。しかし、それがどうしても難しい場合は、電話やLINEで直接伝えられないことを謝罪した上で連絡しましょう。そして、可能であるならば電話やLINEで伝えた後、アポイントメントをとって後日しっかり対面で了承を得られるようにしましょう。

 

しかし、顔を見て話さないことで相手からの心象が悪くなってしまったり、すぐに返事がもらえず退職までに時間がかかってしまったりといったデメリットがあります。そのため、円満にやめるためには可能な限り対面で伝えることが大切です。ここでは、実際に伝える際の切り出し方を紹介します。

 

直接伝える場合

直接伝える場合は、バイトに入る直前や自分の勤務中などのタイミングは避けるようにしましょう。自分の仕事が終わり、かつ相手も手が空いているときに伝えるか、自分のシフトが入っていない日にお店に足を運んで伝えるようにしましょう。

 

後者の場合も相手の状況などを確認して、忙しい時間帯などに伝えに行かないように注意してください。可能ならば、事前にアポイントメントを取っておくことが良いでしょう。

 

(直接伝える場合の切り出し方)

 お疲れ様です。

 お話したいことがあるのですが、少しお時間を頂いてもよろしいでしょうか。

 (了承をもらう)

 ありがとうございます。

 突然のご報告になってしまい大変申し訳ないのですが、アルバイトを退職したいと考えています。

 (理由を伝える)

 

電話で伝える場合

電話で伝える場合は、対面で伝える場合よりも心象を悪くしてしまう可能性があるため、言葉遣いや言い回しには気を付けましょう。また、電話越しで伝えることになってしまったことを謝罪し、可能であれば、対面で伝えられない理由も一緒に伝えることで、相手に受け入れてもらえるようにすることが必要です。

 

(電話で伝える場合の切り出し方)

お忙しい中失礼致します。

○○さんにご相談があるのですが、少しお時間を頂いてもよろしいでしょうか。

(了承をもらう)

ありがとうございます。電話越しで大変恐縮なのですが、アルバイトを退職したいと考えています。

(理由を伝える)

対面でお伝えしたかったのですが、○○なため、電話でご報告する形となってしまいました。大変申し訳ございません。

 

LINEで伝える場合

LINEで伝える場合も電話同様、心象を悪くしてしまう可能性があるため言葉遣いや言い回しには気を付けましょう。もちろん、LINEの場合もLINEで伝えることになってしまったことを謝罪する文章をいれることが必須です。

 

また、伝える相手とLINEで連絡をする間柄であるかも確認しましょう。普段から個人LINEで業務連絡などを交わしている場合はよいですが、普段はLINEで連絡を行っていないにも関わらず、グループラインから勝手に追加したり、人伝で連絡先をもらって退職したい旨を伝えるたりすることはタブーです。

 

(LINEで伝える場合の書き方)

お疲れ様です。お忙しい中失礼致します。

○○さんにご相談したいことがあり、ご連絡させていただきました。

突然のご報告になってしまい大変申し訳ないのですが、アルバイトを退職したいと考えています。

理由といたしましては、○○ためです。

LINEでのご報告になってしまい大変申し訳ございません。

お手隙の際にご確認宜しくお願い致します。

 

引き留めづらい!バイトを辞める理由3選

 

 

バイトを辞めることを伝える際には必ずといっていいほど辞める理由を問われるでしょう。しかし、「人間関係」や「環境・雰囲気が合わない」など正直に伝えづらい理由もあります。

 

嘘を伝えることは信用にもかかわるため避けるべきですが、嘘にはならない範囲で納得してもらえる理由を伝える必要があります。そこで理由として伝えやすく、引き留めづらい理由を3つ紹介します。

 

  1. 体調面
  2. 勉強や他のことに集中したい
  3. 家庭の事情

 

理由例①体調面

1つ目の理由は体調面です。

肉体労働が激しい職場の場合は、疲労の蓄積などでバイトのあと体調を崩しやすいことなどを伝えましょう。また、精神的に辛い職場の場合は、ストレスにより生活リズムや体調に影響があることを伝えることで納得してもらえることがあります。

 

バイトを続けさせてしまった結果、体調に影響を与えてしまった場合、会社側が責任に問われる可能性があるため、引き留めづらくなることが多いです。

 

理由例②勉強や他のことに集中したい

2つ目の理由は「勉強、または他のことに集中したい」です。

特に高校生や大学生は、受験に備えるためや、学校の成績が落ちてしまったためなど「勉強」を理由にするといいでしょう。他にも資格勉強や就職活動など新しいことに挑戦するため、そちらに集中したいと伝えることも効果的です。

 

部活動や習い事などすでに何かと両立していた場合は、両立が難しく片方に専念したいという旨を伝えましょう。

 

理由例③家庭の事情

3つ目の理由は家庭の事情です。

これは、「両親の介護が必要になったため」、「子供の面倒をみるのと両立できないため」など家庭のやむをえない事情を話すことで納得してもらえることがあります。

 

また、理由例①や②などほかの理由に付け加えることで、より納得してもらいやすくなります。例えば、「バイト後に体調を崩しやすくなっており、両親からも辞めるように言われた」と伝えることで、より会社側が介入しづらくなります。

 

そのため、学生などはバイトを辞めたいと思ったら一度両親に相談をしておくことで、理由を説明する際の材料として活用できるようにしておくと良いでしょう。

 

円満に辞めるために!最終勤務日までにするべきこと5選

退職準備は退職が決定して終わりではありません。最終勤務日までに退職に向けて、いくつかの項目を済ませる必要があります。基本的にはアルバイト先の指示に従っておこなう必要がありますが、円満にやめるためには、確認するべきことや準備しておくべきことがあります。

 

今回はその中から特に重要なものを5つ紹介します。後から後悔することがないようにしっかりと確認しておきましょう。

 

  1. 業務の引継ぎ
  2. 仕事仲間への挨拶
  3. 私物の持ち帰り
  4. 貸与物の返却
  5. 有給休暇の消化

 

①業務の引継ぎ

まず1つ目が「業務の引継ぎ」です。特に長く働いていた人は、重要な業務を受け持っていたり、限られた人しか知らない処理などを担当していたりする可能性があります。そのため、知っている人が少ない重要な業務はないかを確認して、別の人に引継ぎをするようにしましょう。

 

②仕事仲間への挨拶

2つ目は「仕事仲間への挨拶」です。辞めることが決まったら、仕事仲間たちにも報告し、最終勤務日などを伝えるようにしましょう。責任者に伝えたからと満足せずに、自分の口から伝えることで円満に退職することにつながります。

 

また、仕事仲間に挨拶する際は全員まとめてではなく個別に挨拶するのが良いでしょう。まだ最終勤務日ではなくても、同じ勤務日で働くのが最後であれば、しっかりと声をかけて挨拶をしましょう。

 

その際に、普段からお菓子やお土産などを受け取っていた場合は、最後の挨拶として個別にお菓子を渡しましょう。普段からそういった習慣がない場合は必要ありませんが、あって損するということはないため、円満に退職したいと考えている場合は用意しておくと良いでしょう。

 

③私物の持ち帰り

3つ目は「私物の持ち帰り」です。アルバイト用のロッカーや更衣室などが用意されていた場合、そこに置いていた私物を最終勤務日までに持ち帰る必要があります。もう使わないからとそのまま置いて行ったりすることは、迷惑になってしまうため、要らないものでもしっかりと持ち帰り、自分で処分するようにしましょう。

 

また、余裕があれば、自分の使っていたロッカーや更衣室を整理・掃除などをしておくと、円満な退職につながります。

 

④貸与物の返却

4つ目は「貸与物の返却」です。これに関しては、責任者の人から対応を確認する必要があります。返却しなくてはいけないものはなにか、洗濯またはクリーニングに出してから返却したほうがいいかなどをしっかり確認してから対応するようにしましょう。

 

⑤有給休暇の消化

5つ目は「有給休暇の消化」です。「有給休暇」とは休暇を取得しても給与が支払われる制度のことであり、アルバイトにおいても一定の条件を満たすことで使用することができます。一定の条件については以下の通りです。

 

(有給休暇が使える条件)

・働き始めてから半年以上継続的に勤務していること

・入社時に定められていた所定労働日の8割以上働いていること

以上の条件を満たしている可能性がある場合は、責任者に確認をとり、使える有給休暇をすべて消化してから退職するようにしましょう。

 

辞める日の挨拶マナー

 

すべての準備を済ませて最終勤務日を迎えたら、最後は挨拶をして気持ちよく退職しましょう。その際の挨拶の方法や、お菓子は必要なのか、また、アルバイトのグループLINEの抜け方などについて詳しく解説します。

 

最終勤務日の挨拶

最終勤務日に全体に挨拶する時間を設けてもらえるか、自分から挨拶する必要があるかは職場によって異なるため、それに合わせて挨拶をしましょう。時間が設けられていなかったからと言って、何も言わずに退職することがないよう気を付けて下さい。

 

また、以前に他の人から退職のお菓子を受け取っていたり、普段からお土産を全体に渡す習慣のある職場だったりする場合は、それに倣って人数分のお菓子が入ったお土産などを準備しておくとよいでしょう。しかし、人数が多すぎる職場である場合や、普段からそういった習慣がない場合には無理に準備する必要はありません。実際に辞める日の挨拶の例を紹介します。

 

(辞める日の挨拶)

 本日付けでアルバイトを退職させていただきます。長い間お世話になりました。

 皆さんのおかげで、充実して働くことができ、大変感謝しております。

 私は、これで○○(職場名)とは離れることとなりますが、今後も○○(職場名)の発展を心より祈っております。 今まで本当にありがとうございました。

 

アルバイトLINEの抜け方と例文

業務連絡用にアルバイトのグループLINEに入っている場合は退職した後、そちらを退会する必要があります。例え、プライベートでも仲が良くこれからも連絡を取り合う可能性があるとしても、業務や営業に関する連絡を行っている場合は外部に漏らしてはいけない情報もあります。そのため、退職後には早急に退会しましょう。

 

ここでは、グループLINEを退会する際の例文を紹介します。

 

(グループLINEを抜ける時の挨拶例)

お疲れ様です。お忙しい中失礼いたします。

本日の出勤をもって退職させていただくこととなりました。

短い間でしたが、丁寧にご指導いただき、大変感謝しております。

退職をもって、こちらのグループLINEを退会させていただきます。

今まで本当にありがとうございました。

メッセージを送った後は、返事を待たずに退会しても問題ありません。

 

「1ヶ月は長い…」できるだけ早く辞めるコツは?

一般的には、辞める1ヶ月前に伝えることがマナーとされています。しかし、辞めようと決めてから実際に退職するまでに1ヶ月かかってしまうことが長いと感じる人も少なくないと思います。迷惑をかけずに円満に、かつできるだけ早く辞めるためにはどうすればよいのでしょうか?

 

まず、すでに入っているシフトを辞めるからと欠員にしてしまうのは迷惑となってしまいます。そのため、最低限入っているシフトは働いてから退職するようにしましょう。

 

もし、シフト提出が2週間周期であった場合は、現在提出しているシフトまでにしたいと伝えることで、2週間後に退職できる可能性が高いです。すでに入ってしまっているシフトよりも早く辞めたい場合は、他の人にシフトを代わってもらえないか交渉することで、最終勤務日までの日数を減らすことができるかもしれません。

 

もちろん、必ずしも認めてもらえるわけではありませんが、事情を相談することで、できるだけ早く辞められるように交渉することもできるため、迷惑をかけてしまうことを謝罪した上で、責任者に相談してみるといいでしょう。

 

「自分では辞められない…」退職代行サービスはアリ?

トラブルに巻き込まれてしまった場合や、体調や精神的な影響により自分で退職することが難しくなってしまった人に向けて「退職代行サービス」というサービスがあります。

 

「退職代行サービス」とは弁護士や代行業者が退職手続きを代理で引き受けてくれるサービスです。依頼すると料金が発生しますが、相談などは無料で引き受けてくれることがあるため、

 

どうしても自分では対処できない場合はまず相談してみるのが良いでしょう。

 

自分に合ったアルバイトを見つけよう!

アルバイトを長く続けるためには自分のライフスタイルや性格などにあった職場を見つけることが大切です。

 

例え、アルバイトを辞めることになってしまったとしても悲観する必要はありません。自分にはどんな職場があっているのかを分析し、自分に合った新しい職場探しをしましょう。

 

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