世の中の様々な職種の仕事内容に迫る、お仕事ガイドの第6弾。今回ピックアップするのは、総務の仕事内容についてです。「総務」という文字から読み取れるように、企業の総合的な業務を一手に担う総務の仕事内容は多岐にわたります。今回は、総務がどんな仕事を行なっているか、どんな人に向いているか、どんなスキルが身につきどのようなキャリアプランが描けるのか？などについてご紹介します。
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総務ってどんな仕事内容？
総務とは組織全体に関する業務を扱う仕事です。業務内容は企業によってさまざまですが、とにかく担当領域が広いことが特徴です。業務の一例としては、来客対応・オフィスの備品や建物の管理・社内行事の企画運営・防災防犯対策…などを幅広く担当します。また、企業によっては、総務が経理や人事、法務などを兼任することもあります。
総務って、どんな人に向いているの？
総務は会社全体の管理を行う部署であり、仕事を進める上での対外均衡も多い部署ですから、人とのコミュニケーション能力、情報収集能力や交渉能力が高い方に向いています。
また、任される業務の幅がとても広いため、特定分野への習熟というよりも、新しいことや経験のないことへ進んで取り組む姿勢が重要になってきます。好奇心の強さや頭の柔軟さを持ち、臨機応変に行動できる人が活躍できる可能性が高いと言えるでしょう。
ただ業務自体はハッキリとした成果が見えにくい仕事が多いですし、社内外からの依頼は待ったなしでせわしなく舞い込んできます。コツコツ仕事を進めたり複数業務を同時進行で進めるのが苦手な人、縁の下の力もち的な仕事が嫌だという人にはあまり向かない仕事かもしれません。
総務って、どんなスキルが身に付くの？キャリアプランは？
業務の幅が広すぎて、自分の強みと呼べるようなスキルは身につかないのでは…？と心配される方もいらっしゃるようですが、そんなことはありません。総務の仕事に取り組む中で身につく、ありとあらゆる領域との均衡能力や調整力、問題解決能力は、他のどんな職種でも応用できる汎用的な職能です。
また、書類を作成したり数字やデータを管理することが多いため、ワードやエクセルなどの基本的なPCスキルを習得することができますし、担当業務によっては人事や経理、法務などの専門的な知識も身につきます。
総務のキャリアプランの一例としては、ひとつの業務のスペシャリストとして専門スキルに磨きをかけたり、幅広い業務経験が積めるメリットを活かして、経営戦略の中心に参画していく、なんてことも可能です。
いかがでしょうか。ひとくちに総務といっても、その仕事は働く企業や担当する業務によって、かなり内容が異なります。もし総務への転職をお考えの場合は、応募先の企業で総務がどのような業務を担っているかをしっかり確認し、自分のやりたいことと合っているかを確認することをお勧めします。
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