初任給ってどういう意味？

学校を卒業した人が勤めた企業から一番最初に貰う月給のことを初任給と言います。現在平均は大卒で20万5千円、大学院卒修士課程で22万3千円、高卒で16万1千円程度と言われています。

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初任給とは、読んで字の如く、初めて任せられた仕事に対する給料と言う意味があります。これまで扶養者であった学生が、自立した社会人になったことを暗に祝う意味もあるようです。

まだ一人前とはいいがたいけれど、社会人としての第一歩を踏み出した証といえるでしょう。

平成25年賃金構造基本統計調査によると大卒初任給の平均は19万8千円ですが、手取りは17万前後になります。と言うのも給料から天引きで健康保険、厚生年金、雇用保険などの社会保険と、源泉徴収などの税金がひかれるからです。

また、2年目には給料がへることがあります。これは前年期に収入があったため市民税を払わなくなったからです。但し昇給もありますから、減るばかりではないことは覚えておいてください。

会社には支払いサイトと言うものがあり経理上、月の真ん中ごろに締めて、その数日後に給料を支払うというシステムをとっている所がほとんどです。例えば10日締めの25日払いの場合初任給は日割りで10日分が25日に払われます。

ですから初任給が、約束の額より少なくてもがっかりせず、次回の給料日を待ちましょう。

初任給は一生に一度きりの特別のお給料ですから、多くの人が初任給で立派に育ててくれた親御さんにプレゼントを買っているようです。1番人気は、料亭でのお食事など親御さんの好みを考慮に入れたものが多いようです。