ここでは、転職回数が多いという不利を埋める、職務経歴書の書き方を詳しくご紹介。転職活動を成功させるためのノウハウとして、ぜひ参考にしてみてください。
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1.転職回数が多い場合の職務経歴書の5つのポイント
職務経歴書でおさえるべき、5つのポイント
転職回数が多いとしても、ポイントがおさえられた職務経歴書なら、企業はあなたに魅力を感じます。では具体的に、どんなことに留意して職務経歴書を書くといいのか。5つのポイントをご紹介します。
POINT1)キャリアの一貫性を明確に伝える
例えば、「営業職、塾講師、アパレルスタッフ」という仕事を経験したとします。業種も職種もバラバラな3つですが、仕事の内容を紐解いていくと、いくつか共通項があることに気づきます。
例えば、「営業・アパレルスタッフは売上」、「塾講師は生徒の成績」という目標を達成するための工夫が必要です。顧客と関係性を築くことが成果につながるという点も共通しています。
この3職種に限らず、大抵の仕事には類似する部分があります。そんな共通項は、あなたが大切にしている仕事の姿勢のはず。自信を持ってアピールしてみましょう。
POINT2)転職によってステップアップしたことをアピール
転職による、ステップアップ。それは、役職に就く、といったキャリアアップに限った話ではありません。
例えば、「顧客へのより良い提案」という姿勢を一貫して大切にしていたとするなら「商品・顧客が変わることで、どのような提案スキルを新しく学んだのか」「前職で学んだことをベースに、転職先でどのようなチャレンジをしたのか」など、スキル・経験が広がったり、上乗せされたりしていることをアピールしてみましょう。
POINT3)在籍した会社で身につけたことを記載
提案スキルやタスク管理能力、企画書作成、PCスキル…など、何でも構いません。これまで在籍した会社で何を学び、身につけたのかを職務経歴書に書きましょう。
転職した会社で日々の業務とキチンと向き合ってきた姿勢が伝わり、企業側のイメージはプラスになります。
POINT4)仕事の実績を具体的に書く
営業や販売職なら、売上実績。塾なら、生徒数の増加や生徒の合格実績。事務職なら、1日にこなしていた書類の件数。その他の仕事においても、数字で表せる実績があると思います。
そんな実績を具体的に書くことで、転職した会社でひたむきに仕事に取り組んできたことが伝わるでしょう。
もしも、アピールできるほどの実績がない、という方は、仕事において工夫したことをアピールすると良いです。その場合は、どんな工夫をしたのか、エピソードを挙げつつ書くことをお勧めします。
実績を残すために頑張った姿が、職務経歴書からイメージできるはずです。
POINT5)自分が企業に貢献できることを明記する
企業が職務経歴書から知りたいことのひとつに、スキルや経験を自社でどう活かしてくれるのか、という点があります。
企業は社員に事業に貢献してくれることを望んでいますから、どのように活躍してくれるのかが気になるのです。
職務経歴書では、自分のスキル・経験を、実務においてどう活かしていきたいのかを明記しましょう。
2.転職回数が多い場合の職務経歴書の例文・見本
では、書くべきポイントを踏まえた職務経歴書とは、どのようなものなのでしょうか。自身の職務経歴書ならどんな内容になるのか、イメージしながら下記の例文をご覧ください。
職務経歴書
2018年2月1日 氏名
【経験した主な業務】3.転職回数が多いと不利?
人事は転職の多いことを理由に不採用にするの?
多くの人事が転職回数よりもスキルを重視
一般的に言われている、転職回数が多いと転職が不利になるという噂。実は、最近では実情とあまりそぐわないようです。
昨今は、企業が中途入社者の採用に積極的に動いています。多くの人材と会いたいと考える企業が多く、「職務経歴書に書かれた転職回数だけで判断しない」という企業が増えているようです。
人事が職務経歴書で見ているのは、転職回数が多いかどうかよりも、どんな経験・スキルを積み上げてきたか、という点。つまり、自分の転職回数の多さをネガティブに考えすぎる必要はありません。
職務経歴書では自身のアピールにチカラを注ぐことが得策、と言えます。
転職の多い職務経歴書でも採用されるコツ
今回の転職にかける意欲をアピールすることが大事
職務経歴書でおさえるべきポイントでご紹介したことは、「自身の持っているスキル・経験のアピール」と言えます。
それに加え、転職の多い職務経歴書になっても採用されるためには、意欲を表明することがコツ。例えば、「今回は、腰を据えて働くんだ」という意思表示が大切です。
企業が転職回数の多さを気にしなくなっている傾向にあるとしても、「入社した人には長く働いてほしい」というのが企業の本音です。
「長く働きたい」と伝えることはもちろん、転職した先で自分は何がしたいのかを明確にして、職務経歴書や面接の場でアピールすることも大事。企業は「自社の仕事を頑張り続けてくれるだろう」という印象を持ちやすくなります。
転職回数が多いことを武器に転職に成功した事例
6回の転職で“働く理由”と“強み”が明確になったAさん
食品メーカーで商品開発として働くAさん(30代前半・男性)。現在勤めている会社は7社目です。
販売スタッフや飲食店スタッフなどを経験し、気づけば転職活動の数が6回に。でも、むしろその転職の多さが武器になったと言います。Aさんへのインタビュー(転職事例)をご紹介します。
―転職が多いことが武器になったとのことですが、具体的に教えてください。
―実際に面接で人事と話してみて、転職回数の多いことが不利になりましたか?
全くなりませんでした。むしろ、プラスに捉えてくれましたよ。単に転職回数が多いということではなく、それを経て得た経験やスキルをアピールできたことが良かったと、入社後に人事から聞きました。
あとは、食品の仕事に深く関わりたいという熱意を思い切りぶつけました。それも最後のひと押しになったようです。転職が多いから叶った希望の仕事、ここに長く勤めて楽しみたいと思っています。
いかがでしょうか?Aさんのように転職回数が多い方でも、転職を成功させている人は大勢います。転職経験を強みにできるよう、そこで得たものを、じっくりと振り返ってみてください。
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