福利厚生：
企業らしい福利厚生の恩恵にあずかったことはありません。副業がOKなので、会社の福利厚生というよりかは自分の力でモリモリ稼ぐぜ！みたいなモチベーションの人のほうが身の回りでは多いです。フリーランスでやるよりかは経理的な面で楽ができるくらいだと思います。

オフィス環境：
NHKメインで仕事をしている会社なのですが、NHK本局からとても近いので機材の運搬や局内に行く用事などの際はとても会社の立地に助けられます。
最寄り駅が渋谷or代々木になるので、電車通勤はかなり選択肢が広く助かります。
駅からはそこそこ歩く距離にはなるので駅からはがんばって歩きましょう。

勤務時間・休日休暇：
月によって大きく変化があります。忙しい月は徹底的に忙しく、残業時間が80時間くらいになることもあります。ただ、比較的緩やかな月はフレックスタイム制を活かしてかなり早い時間に退勤することもよくあります。番組主導で休みは上下するので仕方ないです。
休日出勤した場合の振替休暇はないものだと思ったほうがいいです。

多様な働き方支援：
人や番組・部署によってリモートワークの可否・リモートワークと出社のバランスは大きく変わります。リモートワークが多い人は週1～週2での出勤、少ない人だと全日出社。というように、かなり社内でもブレがあります。
フレックスなので働く時間も上記のように部署や人によってまちまちになります。出勤がどうのこうのよりもかなり結果主義なので、ちゃんと仕事が成立していればどんな働き方でも自由という印象です。

企業カルチャー・社風:
うわべは風通しがいいように見えるが、実際はあまりよくない。人格的に問題のある人間が上の方の役職にいて驚いた。

組織体制・コミュニケーション:
入社3年以内の新人と、中高年以上のベテランに二極化しており生え抜きの中堅社員がとても少ない組織。もともと離職率が高い業界だが、2023年に入ってからは今まで以上に若手の退職者が増えている。逆に年長者は退職しない。

女性の働きやすさ：
若い女性が多い職場だと思う。新卒も女性が多い。ワイワイと男女問わずお喋りしている。女性の仲良く同僚同士で海外旅行に行った話も聞いた。
結婚前から当社にいて、結婚し二児のママになりつつも、会社で働いている女性社員もいる。

働きがい：
番組の制作にあたって立ち上げから完パケまで携わることになるので、自分が関わった番組が無事放映されたり納品できたときはどんなものでも達成感があります。また、映像を作るうえでのすべての工程で、プロの現場を間近で見ることができるので学べることは大変多いです。

事業の強み：
番組制作に加えて、デジタルコンテンツの展開・広報や企業案件などもやっている会社なので仕事の幅は広いです。ひとつの番組に大きく依存したりするような会社ではなく、手広く様々なことをやっているので制作会社としての稼ぎ方は同業と比べても多いほうだと思います。

事業の弱み：
テレビ番組が企業としての軸であることは間違いなく、またテレビ番組の制作予算は年々減っていく一方なのでテレビ制作は「稼げる業界」でないことに注意が必要です。また、そうしたあおりも受けてか若手の数が業界的にも会社的にもかなり減ってきているので、会社として後進が育ちにくいという欠点はあります。

給与制度：
昇給に関してはまだ新卒1年目なのでまったくわからないのですが、1年目からボーナスはもらえます。他業種と比べたらボーナスは少ないほうだとは思いますが、1年目からもらえるのはうれしいポイントでした。
残業手当は45時間以上残業しないと出ない（給料に45時間までの残業代が含まれています）ので、まともな働き方をしているうちは残業代はでないと思ったほうがいいです。