福利厚生:
退職金がないですが、社員持株会は高待遇です。輸入車業界では比較的大きな企業であるため、新車、社員購入時も大きな手当が出ます。通勤手当は通勤に必要な分だけ支給されます。住宅補助はありません。

オフィス環境:
本社勤務の経理や人事などの部署は、オフィスビルでの勤務で洗練された空間です。各店舗のショールームは当然綺麗ですが、従業員が待機する場所は、新しい店舗でない限り、整った環境とは言い難いです。どの自動車メーカーも似たり寄ったりですが、築年数が長い建物の環境は正直整えてほしいと思っています。

勤務時間・休日休暇:
配属される部署により変わります。営業は基本、個人プレイになりますが効率性を考えると同僚のサポートももちろん必要になります。先輩営業や同僚も自身の仕事を抱えてるので、協力を煽ることが必須です。

多様な働き方支援:
副業は不可
ディーラーへ配属の場合、リモートワークはないです。

組織体制・コミュニケーション:
年に一度コロナ前までは全社員が集まり表彰会をしていたそうですが、ここ3年は集まる機会がありませんでした。コロナ対策としては健全ですが、関わりのある部署の方々とは電話のみでお会いする機会がないというのは、私にとっては通気性が悪いと感じる要因になりました。

女性の働きやすさ:
女性はかなり働きやすいと思います。
仕事は楽な仕事が多く、電話応対も普通のディーラーと比べるとかなり少なく、対応する機会があまりないのでいいと思います。
また、女性に対しては残業をかなり減らすように扱われています。

成長・キャリア開発:
業界ではトップレベルの販売台数ですので、実績と経験年数があれば、どの販社でも重宝されると思います。営業職は資格手当はありませんが、支店長以外でもアシスタントマネージャーを配置しているので、営業でも役職手当が入る者もいます。メカニックは資格手当があります。
研修はメーカーが主催するオンラインと集合研修があります。

働きがい:
営業職であれば、インセンティブ、全国トップ3に入れば表彰があります。出した結果の数だけ、給料も上がっていくところです。

入社時の期待と入社後のギャップ:
華やかな業界である事と、高額な商品を取り扱う洗練された仕事を想像してました。実際の舞台裏は、忙しなく、効率的に仕事を進めなければ表情が曇っていきます。ただそれは他の販社でも同様と思います。

事業の強み:
マルチブランドであるため、一つのブランドの業績が低迷していても、他のブランドでカバーし、業績を安定させる事ができています。ブランドがない地方でも、出店を慎重に行い、失敗して閉店する店舗が少ないと思います。

事業の弱み:
若手メカニックの人材不足と、国産ブランドの展開がないところ。

事業展望:
マルチブランドとドミナント戦略で事業を堅実に事業拡大しているが、一時期の急成長からすると、会社規模が大きいため会社成長は暫く落ち着くと思う。

店舗数は充分なので、若手人材の補充を行い、しっかり教育ができれば、古株社員が苦手とする新時代の車を提案でき、新たな客層を増やす事ができ、今以上の利益を出す事が出せるはず。

維持と成長をどう天秤にかけて経営していくのは難しいが、それだけの地盤があると感じている。

給与制度:
標準的な成果を出していれば年々ベースアップはしていくし、功績があれば昇進し、基本給も上がります。ただ、成果が著しく低いと降格、基本給が下がります。営業でも管理職候補になると手当も支給されます。

評価制度:
評価期間を年2回設定されているので、昇進のチャンスは2回あります。基本実力主義ですが、良い意味での年功序列的な見方もあります。能力は秀でてなくても、各部署で長く勤めていれば、会社のシステムを理解しているので、必要な戦力と見なされます。