福利厚生:
退職金はありません。
住宅補助はありませんが、寮があります。ですが1ルームもなかったので私は家を借りて住んでいます。

オフィス環境:
私が働いているところは住宅街の中にあるので交通は不便です。食堂がありますが、お弁当しか売っていなく買ってきたほうが良いです？

勤務時間・休日休暇:
勤務時間はとても体力を使う夜勤がメイン。
日勤でも残業が確定していて、体力がかなり必要だと思う。生活リズムがかなり壊れるので体力に自信のある人しか向いていないと思う。
有休はかなり取りやすい。年末年始などの繁忙期は取得できないが、基本的に希望は通る。
残業時間と勤務時間がバラバラなので体力がとにかく持たない。

多様な働き方支援:
時短勤務やリモートは全くない。

企業カルチャー・社風:
風通しは良いが、上にいる人間が強すぎるので、下の意見が通ることはないし、挑戦しづらい環境である。

組織体制・コミュニケーション:
人に関しては、良いと思う。コミュニケーションも取れやすい。

女性の働きやすさ:
ほぼ、女性だったため女性は働きやすいと思います。
上の役職になればなるほど男性の権限が大きいのは仕方ないかもしれません。
以前いた、女性の役職の方はとても慕われており現場にもよく目を向けてくださっていましたね。男性役職の方とも対等の権限を持っていらっしゃいました。

成長・キャリア開発：
新卒からこの会社で働いていますが、先輩や上司の支援のもと、調理技術のスキルアップは確実に感じられています。入社当初は仕込みや発注などの基礎的な業務が多かったですが、経験年次が上がるにつれ、任される業務も増えてきて、料理人として成長できていると思います。

働きがい：
調理人はお客様の前に出る機会が少ないので、ホテル業ならではの、お客様からの直接のお言葉が働きがいに繋がることは多くないですが、それでもお客様の前でカッティングなどの実演をおこなうときは、お客様の幸せそうな顔を見ることができ、自分の料理によって人を喜ばせることができていると実感できるので、それはやりがいになっています。

入社時の期待と入社後のギャップ:
京都の魅力を伝えたい一心で宿泊部希望でしたが、違う部署でした。なかなか適材適所に行かせて貰えず、異動も辞めた人の穴埋めという印象がありました。仕事は常に忙しく感じており、家とホテルを往復してただけのホテルマン生活でした。ほとんど学生時代皆勤賞だった自分が、体調崩しやすくなりました。不規則な生活とスタミナに自信のある人は頑張ってください。

事業の強み:
京都でも名の知れたホテルなので、顧客が多いです。テレビや雑誌で何度も特集されています。料理に関しては日本代表シェフが沢山いて京都で1番美味しいご飯が食べられるホテルだと感じます。

事業の弱み:
築30年以上が経ちましたが、耐震工事こそしているものの、リニューアル工事の動きがありません。国内ホテルの相次ぐリニューアル工事や、外資系のホテルが参入していく中、このホテルはどうなっていくのかなと思っています。

事業展望:
顧客は確かにいるのですが、ほとんどがシニア＆ミドル世代のお客様でした。お客様の世代交代に成功するかどうかで今後が決まってくると思います。スタッフの出入りも非常に激しく、1年間通して同じ人員で店舗や部署が廻ることはないと思います。ただ、京都で有名なホテルであり続けることは間違いないです。有名ホテルで働いているという誇りと嬉しさは確かに感じられます。

給与制度:
給与は安い。賞与は多くないが出る。各種手当は少ない。

評価制度:
昇進はしづらい。何故ならば、年配者が多く、詰まっている状態である。昇格試験があるが、昇格試験を受けるためにも上司からの評価が必要。昇格試験は外部にお願いしているが、とても難しい。合格基準は示されていないので、対策がしづらい。