オフィス環境:
新宿三丁目にあり駅からも通いやすいですが、建物自体それほど新しくないです。更衣室はありますが、休憩スペース等は無く、昼も外で食べることは暗黙の了解でできません。清掃員の方はいるのと、オフィス内の掃除は当番制なので清潔にはされています。

勤務時間・休日休暇:
部署にもよりますが休みは多いほうです。残業も全体的に少ないと思います。ただ、総合職は有給の半分を夏期休暇、年末年始休暇で消費させられるので、好きな時に使えるかというと、一年間ほぼ使わない人もいます。使おうとして止められる事はないので、その辺りは融通が効きますが、休みの理由は聞かれます。

多様な働き方支援:
リモートはできません。コロナ禍でも100%出社でしたが、一番流行っていた数ヶ月は1時間時短帰りでした。

企業カルチャー・社風：
未経験で知識も浅い中での入社でしたが、新入社員に一人ずつ先輩社員が付く「チューター制度」があります。研修期間は約半年間で、研修を終えたあとも隣や近くの席に配置してもらえるので、疑問点があればすぐに聞ける環境です。
入社して1年経ちましたが、今も先輩社員に疑問やトラブルに対して親身になってもらっています。

組織体制・コミュニケーション：
各業務に対して担当がおり、分業制となっているので、他のマンション管理会社よりもフロント一人ひとりの負担が軽減されていると感じます。
他部署とも連携をとりながらマンションの維持管理を行うため、同じ課の先輩だけでなく、多くの方から知識と経験を吸収することができています。

女性の働きやすさ:
女性も働きやすい環境だと思います。
毎年複数名産休に入って、100％帰ってきて時短で働いている。
時短だからといって仕事量がプレッシャーになっているようにも見えない。定時でほとんどあがれています。

女性の役職者も増えてきています。
古い会社なので昔は男性ばかりで管理職もほぼ男性でしたが、今は女性社員も多く働きにくさは感じることはないです。

成長・キャリア開発：
フロントの業務は大変幅広いものです。区分所有法等に基づく組合の運営支援、組合の会計管理等、修繕工事や設備改修の提案など技術的、法令的、専門的知識を要求されます。なので、フロントを経験することで、不動産関係の知識のみならず、業界の仕組み、社会の仕組み、それを取り巻く法令等に対し、十分深い知識を得られると考えます。これは他の不動産の職種では得られないと思います。

入社時の期待と入社後のギャップ：
入社時に私が期待していたことは、前職が少々休みが少なかったので、休日日数が少しでも多ければと思っていた部分がありました。カレンダーの休日日数分休むことが出来ているので良かったと思います。ギャップについては、私の現在いる部署の特徴だと思いますが、多くの入居者様とお話しする機会があるので、中には対応するのに苦労する場合が多々あるなと感じる部分はありました。

事業展望：
現在、マンションという建物についての認識は、大きな転換期を迎えつつあります。
従来は80年以上持つと考えられていたマンションも、実際には60年ほどではないかと言われるほどです。これは技術的な要因もありますが、社会構造の変化も大きな要因だと思います。しかし、マンション管理という職種に要請される根幹的なものは、昔から変わらないと考えます。日神管財は比較的保守的な傾向がありますが、不要な多角化はせず、本業に注力するという点においては良い方に作用すると考えます。

給与制度:
今年から新卒の基本給が大幅に増加した為、それに伴い若手社員も同じくらい底上げされた。逆に言えば中途社員含め、新卒5年目くらいまでは基本給はほとんど同じになった。若手だけ優遇されて若手以外は特に給料が上がってないので不満の声が多い。今まで頑張って給料上げて昇給した人もほとんど新卒と基本給は同じ。モチベーションを保つのが非常に難しい。

評価制度:
資格を取れば昇進はできる。ただ、資格を持ってるフロントはかなり少ない為、資格を持ってる人の負担がかなり大きい。なので資格を取ろうとする社員は少ない。仕事量は資格ない人の方が少ないので必然的に資格を持ってる人は残業が増える。会社の評価制度は残業が少ない人が優秀とされ、残業が多い人は評価が下がりボーナスも低くなる。頑張ってる人ほど損する仕組みになってるので優秀な人は辞めていくイメージ。