福利厚生：
ごくごく普通の福利厚生はそろっているのではないでしょうか。社員全員が強制的に加入させられる互助会というものがあって、給料から天引きで互助会費を引かれる。最初は少し抵抗があったが、冠婚葬祭などの節目節目で会社とは別に互助会からもお祝い金とかもらえるので、トータルでは損はしていないかも。

オフィス環境：
タワービルの高層階に移転してきて、以前とは比べ物にならないくらい環境はよくなったと思っている。ミーティングスペース、応接も増えて、休憩スペースなどもあって気分転換ができる。100人以上入るセミナースペースもできたので、積極的にお客様を会社に呼びたいと思うようになった。ビルのテナントだけが利用できる職域食堂というものがあるのもよい。他のショップなどはそれなりに値段が高いので、学食のように利用させてもらっている。

勤務時間・休日休暇：
B  to  C の営業なのでお客様の都合によって左右される部分が大きい。金曜の夕方に翌日の土曜のアポが急に決まって、休日出勤になることも。先の予定が立てにくいには困る部分。ただ、それで契約が取れれば給与などにも直接はね返ってくるので、仕方がないところかなと思う。基本的に振休は取るように指導されているので、休日自体は確保できます。
残業はだいたい1日に１～2時間。上司が帰らないと帰りづらいとかは少しありますが、用事がある日は申告すれば帰れないということはない。営業なので、こんなものかなと思っています。

多様な働き方支援：
コロナが流行していた一時期はリモートワークもしていた時期がありましたが、基本的には個人相手の営業であるため、個人情報保護の兼ね合いもあって家での仕事は難しいと思っていた方がいい。金融という業種である以上は仕方ないと思う。

組織体制・コミュニケーション:
営業部は上司の色によってものすごく雰囲気が変わるので、自分の性格と合うか合わないかで当たりはずれを感じてしまうことがあった。体育会系の人もいれば比較的気さくに話せる上司もいる。気さくだからいいかというと、仕事的には厳しい人の方が成長を感じられたりもするので、難しい部分かなと思う。

女性の働きやすさ:
全体として女性の割合が営業職だけでは２割以下、全体的にも３割強とまだまだ少ない。１０年以上前は、女性社員が結婚したら退職を迫られるような雰囲気があったが、近年は産休から復帰して普通に子育てしながら働いている女性社員もおり、当たり前の雰囲気になっているのではないか。女性のマネージャーも増えており、女性にとっては働きやすい職場になってきているのだろうと思う。

仕事の裁量権:
裁量権は特段与えられません。
一見あるようにも見えるのですが、上司が絶対です。部署にもよりますが…

成長支援制度:
資格を取ると給与が増えます。上限金額は決まっていますが、ありがたいです。
社員の知識を増やすための勉強会などが開催されるのですが、上司によっては今必要ないと阻まれ受講ができないケースもあります。

入社時の期待と入社後のギャップ：
金融の営業はノルマがきついと友人から聞いていて、入社前の説明会などの説明とどちらが本当なのか正直不安があったが、結果としては自分で覚悟していたほどではなかったと感じている。人によって感じ方の違いはあると思うけれども、自分にとっては結果を出せば報酬に直結してくる会社の制度は気持ちがいいし、やる気が出る。

事業の強み:
創業以来の商品先物に加えて、10年ほど前から開始したFXが収益の柱として育ってきている。収益構造を考えるともはやFXの会社と言っていいのだろう。2023年内には証券デリバティブも開始するらしいので、本格稼働すればさらにまた変わってくるのではないか。営業手法としてはまだまだ対面が主流だが、営業力は業界随一だと思うので、今後のwebマーケティング的な手法が育ってくれば楽しみなのではないか。

評価制度:
実績次第なので、ポジティブに考えればドンドン給料が上がるチャンスは与えられている。四半期ごとに昇給昇格の評価のタイミングがあるので、もし毎回目標を達成できていれば、あっという間に初任給の倍くらい稼げるようになる。ただ、あくまでチャンスの話なので、実際にそんなに上がる人はいないし、そう簡単に契約が取れるものではない。