福利厚生:
寮費はほぼ無料。通勤手当はほぼ実費でる。
快適に過ごせる家を自分で選べる。
ただ距離がかなりあるので車は必須。
退職金はほぼないが、iDeCoの補助がある。

オフィス環境:
職場環境はかなり快適だと思う。
研究棟には自由に使えるスペースや、施設があるがずっと居座るには居心地が良くない。
学園周りには何も無いが、学園内にカフェやレストラン、イオンがあるので特に不便することは無い。

勤務時間・仕事量:
基本的に9時出勤、17時30分退勤（昼休み1時間）。
会議はzoomで外国とすることもあるため、その場合は夜遅くまで残ることもある。
月平均残業時間は約30時間。

休日休暇:
有給は取りやすいと思う。年次休暇のほか、夏季休暇が7日間与えられるのと、6日間の傷病休暇といった休暇制度もある。一般的な企業と比べると、有給が多いと思う。

企業カルチャー・社風:
年齢、性別、国籍など様々なバックグラウンドを持つ人が、互いに尊重し働けていると思います。

組織体制・コミュニケーション:
特にコミュニケーションがしにくいと感じたことはないです。

ダイバーシティ・多様性:
多様性はかなりあると思う。様々な人が働きやすい制度、工夫がされていると思います。

女性の働きやすさ:
女性は働きやすい環境だと思います。派遣社員はわかりませんが、社員であれば、学内に併設されている幼児、低学年の学童施設があり、そこに子供を通わせることができます。産休も１年間取れる様子です。これらのベネフィットは社員のみに与えられている制度であり、派遣社員はこれらの制度を利用することはできないかと思います。そこは把握しておいたほうが良いと思います。

仕事の裁量権:
仕事における裁量権は比較的ある方だと思います。特にセクションマネージャーになると、一回で数百万円の予算を上司の承認なしで執行する権限が与えられます（無論、監査での説明責任も生じますが）。管理職ではなくても、一人一人がスぺシャリストとして扱われるので、入社直後から比較的大きな裁量権が与えられます。

成長支援制度:
基本的に講習や資格取得には前向きです。職務に関係するものであることを上長と人事に説明すれば、個人で出費するには値段が高い講習（自衛消防業務講習など）の費用と旅費を出してもらえます。

入社理由:
ヘッドハンティングされたから。自分も定年が近かったこともあり、長く活躍したいという想いから転職した。

入社前に認識しておくべき事:
建物等の施設はもちろんのこと、業務の進め方についても比較的システム化が進んでおり、この点は良い意味でのギャップであった。しかし一方で、会議等のほぼ全ての業務がシステム上で完結してしまうため、実際に顔を合わせて話す機会が少ないようにも感じた。

事業の強み:
運営資金が政府かもらえる。ある程度決まった額がもらえるので予算についてあまり心配がいらない。
今後は削減される見通しではあるが。

事業の弱み:
公金の縛りが多くて自由度が少ない。

給与制度:
ポスドクとしては良くも悪くもなかったのですが、理研等待遇を改善しようとしているところもあるので、相対的に悪くなってきているかもしれません。

評価制度:
ポスドクは内部での昇進は考えない方が良いと思います。教員はすべて公募なので、教員になりたいのであればそちらに応募するしかありません。