福利厚生:
賞与は夏におよそ2ヶ月分、冬におよそ3ヶ月分支給されます。1部、業績連動ですが、比率は大きくないので大体安定した金額で受け取ることが出来ます。
住宅補助は1~3年目までの3年間支給されます。給与とは別にカフェテリアプランという制度があり、家賃やその他仕事に関わる物品購入、ヘルスケアに自由に使用することができます。退職金制度もあります。

オフィス環境:
執務フロアとだいたいの席の場所は決まっていますが、フリーアドレスなので自分の席はなく、その日に応じて自由な場所で働くことが出来ます。個人ロッカーがあるので荷物はそこで管理します。商談用のWeb会議スペースや、メンバーとの打ち合わせスペースなども確保されており、比較的綺麗で働きやすい環境だと感じます。

勤務時間・休日休暇:
有給はかなり取りやすいです。誰に咎められることも、直前での申し出でも問題ありません。
ただ仕事量は多いので、どこかで残業多めにするなど時間を取って対応する必要はあります。

多様な働き方支援:
ここ数年で幅広く副業が可能になり、申請する人も増えたように思います。
リモートワークは縮小する傾向にあり、編集企画系は週2在宅になりました。
世の中的には好条件な方だと思いますが、基本リモートと銘打っていたので家を買ってしまった人などは可哀想に思います。

企業カルチャー・社風:
カンパニーを超えての人事交流はあまりない、年に一度公募にチャレンジできる機会はあるが、年に一回なのでもっとそこは盛んにあってもいいと思う。

組織体制・コミュニケーション:
カンパニーを超えて、部を超えてはほぼない。上司との関係性は上司のパーソナリティによる。

ダイバーシティ・多様性:
男女比は全社的には半々。事業部により男女比は変わる。外国籍の方は日本国内向け事業部にはほぼいない。

女性の働きやすさ:
女性にとって働きやすい安い会社だと思うか：非常に働きやすい方だと思う。
ワーキングマザー・ワーキングファザーが多く、子供の体調不良、子供の幼稚園・保育園への送迎など、フレックス勤務を活用して柔軟に対応できる。業務の途中数十分〜数時間パソコンの前を離れる時間があっても、きちんと周囲に伝えていれば全く問題はなく、責めたり白い目で見たりすることは一切ない。男性でも子供の面倒を見るために在宅にしたり、子供のお迎えで定時に会社を出たりすることもあり、教育を主要な事業とする会社なだけあって子育てにはとても協力的な風土である。ただし全員が平均して業務量が多く、残業も当たり前になっているので、子供を育てながら働くお母さんは体力勝負な面も。第二子・第三子がいらっしゃる方も多く、産休育休はしっかりとり、復帰したら子育ても全力でやりながらバリバリ仕事もこなすという、非常にパワフルなお母さんがたくさんいる。総じて言えば女性にとって非常に働きやすい会社であるが、ワーキングマザーに限らず残業をして当たり前の業務量であるため、子供の有無や男女関係なく、気力・体力に自信のある方に向いている企業カルチャーであると感じる。

成長・キャリア開発:
顧客に近い立場で、日々教育の変化について学ぶことができる。
ただし、営業活動で身につく専門知識が教育分野に限定されるため転職を考える場合には業界を選ぶスキルになる。
また、研修参加や資格取得の費用補助が福利厚生として整えられているため、自分の意思次第ではスキルアップも可能。

働きがい:
自分で学び考えて提案した内容を先生に採用してもらえれば、その学校に通う生徒に広く届けることができるためやりがいは大きい。
また地域の中で複数の学校を支援するため、その地域の将来を考えながら活動しておりやりがいがある。

入社時の期待と入社後のギャップ:
入社前は会社全体として新しい取り組みや挑戦、想像できない未来にわくわくする社員が働いていると思い入社したが、働き方やモチベーションに大きく差のある社風。大手を振って挑戦する人の背中を押す雰囲気というよりは真面目にコツコツ一生懸命が大多数な印象。

事業の強み:
多岐に渡り、教育を支援している。全国にコンテンツを配信することができるので、影響力が大きい。部署異動すると、別会社のように業務や風土が異なる。どの部署に配属されても、教育に携わることができる。

事業の弱み:
スマホやYouTubeに慣れている子どもにはコンテンツが刺さらない。紙制作の歴史はあるが、デジタル制作の歴史は浅い。会社の規模が大きいため、社内で連携を取ることが難しい。

賞与:
管理職以上は業歴連動。ポジションによって連動のパーセントが変わる。ただし一時期、とある部署の数字が悪すぎたので、連帯責任としてリーダー以上が全員業績連動となったことがあった。当然モチベーションはダウンし、退職者も相次いだ。

インセンティブ:
とにかく人が辞めるので、一時期人事のほうから中途社員を紹介してくれた人に、一律1万円を支給というものがあった（紹介された人は一次試験免除）。ただそれが継続されているかどうかは、不明。

モデル年収:
役職手当や職務手当のようなものは、正社員ではないと思う。入社２−3年目までは年功序列に上がっていくが、その後はアップダウンがある。上がっていたかと思うと、突然役職を下されることはたびたび。役員や部長クラスまで行った人が、今は普通の一般社員ということもある。