福利厚生:
基本給に退職金相当額を含んでいる為、退職金は無い。代わりに企業型確定拠出年金があり、千円/月と雀の涙にも及ばない金額ではあるが、毎月会社が拠出してくれる。
借り上げ社宅という形で給与から家賃が控除される。住宅補助は家賃に応じて最大2万円/月まで負担してくれるが、都心は正直きついと思う。しかし、どれだけ家賃が安くても5千円/月補助してもらえるので、地方に行く方が貯金しやすいと感じる。
3万5千円/月を上限に通勤手当もでるのは良い点。流石に3万5千円/月を超えるような地域には引っ越さないので満額が出ていると思う。
その他、インフルエンザワクチンの補助(上限3千円)や年1の健康診断費用の負担、そして全国転勤を選ぶと会社が指定した物件に引越す場合に限り引越し費用を全額負担してくれるのはありがたい。

オフィス環境:
北陸営業所は、周りにビルが立ち並ぶ中にあり、こじんまりとしていながらも綺麗な印象。会議室も4人程度で狭いが、そこそこ綺麗。

勤務時間・休日休暇:
勤務時間、休日については基本的に派遣先に基づいている。
早いとこもあれば遅いところもあり運的な要素になる。
夏季休暇に関しても会社自体が休みなら休めるが自由取得で派遣先の会社が開いている場合は出勤しなければならない。
逆に休みが多く貰えるところもありその場合は休める。

有給に関して
現場と相談してにはなるが基本的に自由に取得できる。現場の状況により取りやすさは変化するように思う。

企業カルチャー・社風:
派遣社員なので、あまり仕事を任されない事が多いが、配属先次第でできることが増える。

組織体制・コミュニケーション:
月に1回の面談との話だったが、大体2,3ヶ月に1回となっている。要望は聞いてくれることが多い。

ダイバーシティ・多様性:
研修の際にしか他の社員と会っていないが、比較的女性が多かった印象。

女性の働きやすさ:
派遣なので成果はそこまで求められない。定時で帰ることができる。休みを取る場合は実験計画を自分で立てて調整する必要がある。有給休暇の付与日数が少ないのでコントロールが必要。有給休暇を使わないで休むとかなり給料を減らされる。入社後半年間は有給休暇を与えられないため、無給休暇を取る必要があり、体調管理に気をつけなければならない。
何かプライベートの事情があったときはコーディネーター経由で派遣先に話が行くので言いやすい環境ではあるが、こちらも顧客ファーストなのでコーディネーターから圧力がかけられる場合もある。結局は派遣先の社員にいかによく思われるかが重要であると感じられる。体調不良になるなど、長期の休暇が必要になった場合には派遣先から切られることや、正社員自体を一旦やめるように言われることを覚悟しておいた方がいい。

成長・キャリア開発:
TOEICの習得手当はある(既定の点数以上であれば)

働きがい:
あくまでも技術派遣という立場は変わらないので、2~3年働いて次のステップに進むことを勧める。製薬関係や再生医療の現場に派遣されれば転職も比較的効率よく進めることができると思う。2~3年一生懸命仕事の流れを覚えると転職先でもスムーズにできると思う(同種業界であれば)

入社時の期待と入社後のギャップ:
研究および検査の世界で様々な経験を積めることに魅力を感じて入社したが、派遣先の都合により、短期間で異動する可能性があるため、中途半端な技術しか身に付かない。派遣先で正社員として登用されることはほぼ無い。また、希望の業界・職種に派遣されることが確定しているわけではないため、学生時代の専攻とは全く異なる会社に配属された経験がある。その場合、苦手な分野の検査および研究についていくのが大変だった。

事業の強み:
様々な会社での経験が詰みながら、正社員登用も目指すことができる点は非常に良かった。また、研修も整っているので、未経験でも安心して入社できると感じた。

事業の弱み:
住宅補助の額や給与面は他社と比べて低く、もう少し高い方が良かったと感じた。

給与制度:
昇給は年に1回

賞与も支給されるが、基本給が低いためそこまで期待しないほうがよいと思われる。

手当として住宅手当がある。
社宅のため初期費用は基本的に会社もち家賃についても上限はあるがいくらか支給してもらえる。

評価制度:
基本的に派遣のため昇進等は望めない。
転属して派遣先の社員となることは可能。