福利厚生:
退職金：他メーカーに比べると低い。
在宅補助：2割負担のため手厚い。
寮：借上社宅。
財形貯蓄：組合関連であったが私が把握しておりません。
社員持株会：あり
ストックオプション：なし

オフィス環境:
執務スペース：狭い。無造作に商品が置かれている。
会議室：少ない。
カフェ：無し。
共有スペース：無し。

勤務時間・休日休暇:
フレックスのような制度はあります。通院や育児、介護など個人の都合に合わせて出社できるのでそこは良い点だと思います。
最近残業についても厳しくなってきており、基本的に定時退社が求められます。業務時間外に働いている社員は注意を受けている印象です。残業に厳しい割には社員への仕事の分配がうまく出来ていないので、時間内に業務が終わらずやむなく残業している社員が多くいます。
休暇の取得推奨期間があるので、そこで有給消化している人が多いです。休みは比較的取りやすいですが、休んだ時に代わりに仕事ができる人がいないので、仕事をある程度片付けてから休むなど自身で業務を調整したり、他の人に軽く引き継ぎをしてから休まないといけないなど、人によっては取りづらさがあると思います。

企業カルチャー・社風:
歴史が長い企業であるため、経営陣含め、上層部の人たちほど昔の昭和の考え方が残っており、いわゆる体育会の雰囲気がある。
部署によって挑戦しやすい雰囲気かは大きく異なっており、上司の意向も経営陣の判断によって大きくブレることがあるため何がしたいのか分からなくなることが多々ある部署も存在している。

女性の働きやすさ:
育児休暇が取得しやすい環境だったり、休みが取りやすい環境はあると思います。育児をしながら働いている方も実際いらっしゃいます。
しかし、管理職登用や昇級に関してはまだまだだと思います。女性の働き方改革に働きかけてる方も見かけますが、まだ結果として実っていません。歴史がある企業なので昔ながらの仕組みや文化が根強く残っていて、令和においてまだそんなことをしているのかと思う場面も多々あります。
昇級制度についてはあって無いようなものです。そのため社員の活気がありません。努力しただけ結果がついてくるような制度になればいいのにといつも思います。

成長・キャリア開発:
受身体質で既存の顧客に対する営業がほとんど。経営層も保守的であり、自らのキャリアに影響を与えてくれる人はあまりいない。

働きがい:
2年目から営業担当を任せて貰えて、基本的には自分の考えを反映することができる。自発的に動くことができれば、若手でも裁量は大きいと感じる。

入社時の期待と入社後のギャップ:
業界も狭く、ある適度の地位も確立し関係性が出来上がっている客先の拡大が多い。基本的には売上は市場に流され、個人ではどうしようもできないため、しっかりとこなしてさえいれば上司に詰められることもない。個人的には想像よりも良くも悪くも緩いと感じた。

事業の強み:
ニッチ産業での人間関係。

事業の弱み:
商品の差別化が図れていないため、10年前の商品をマイナーチェンジすることで新商品かのように顧客に提案、営業活動を行なっている。
また、10年前から製造しているにも関わらず商品の原価を下げるような企業努力を怠っている。
これにより、積極的に設備投資を行なっている海外メーカーから安価な商材を市場に投入された場合、コストに折り合いが付かない可能性が高い。
事業部毎に扱っている商材に違いはあるものの、全社的に同様の課題を持ち合わせている。

給与制度:
良い点:住宅手当が他社に比べてかなり手厚い。
気になる点:入社10年くらいまでは、仕事の成果が賞与に直結せず、頑張る人もサボる人もほぼ同等の賞与額。

評価制度:
分かりやすい年功序列。良くも悪くも、入社して10年くらいまでは同期と足並みが揃う。年数を積めば、そこまで実績がなくても昇格の試験が受けられる。