福利厚生:
3年以上勤続で退職金制度があります。
職制により退職金の計算方法が異なるので安い高いはなんとも言えませんし、計算方法も非常にわかりにくいです。（退職手続き時に退職金の概算を教えてくれます）
レジャー割引や福利厚生施設の利用、団体保険加入可をはじめとして様々な福利厚生があり、充実している方かと思います。
その時その時で変わる福利厚生（やそれに準ずるキャンペーン等）だと、得意様企業の商品割引やセール招待、カードや住宅ローンの優待金利、車購入時のキャッシュバック、劇やサーカスなど各種チケットの特別価格斡旋などもあります。（書ききれません）
職制によって使用できるものできないものも存在します。（住宅補助、財形など）
特に助かったのは子どもの保育補助金制度です。勤続年数によって受け取れる額は異なりますが、半期に一度、賞与と同じタイミングで6ヶ月分を受け取れるので嬉しかったです。

オフィス環境:
自社ビル勤務でした。
ビルには他社テナントも入っていますが、支社や営業部、会議室などが複数入っています。
オフィス環境は月並みだと思います。
昔ながらのオフィス環境で1人に1台のデスク、私のいた部署では1人1台のキャビネットもありました。
会議室や休憩室はありますがカフェ機能はないので、勤務するビルに入っているテナントによると思います。

勤務時間・休日休暇:
カレンダー通りの休みなので、ワークライフバランスはとれていると思います。有給休暇は入社後３か月は時給制のため、有給休暇はありませんので、休んでしまうと給料は出ません。有給休暇から夏季休暇を強制でとらされます（３～４日程度）。その時期が最初の３か月に当たってしまいますと、その日の分の給料が出ないことになってしまいます。入社の４ヶ月目に５日付与され、７か月目に１０日付与されます。最終的に年間２０日もらえます。入社後上司によって異なるかもしれませんが、私の上司は有給休暇は社員の権利ではなく、会社から頂いているものであるとの考えです。休みは体調不良などではなく、楽しみなことに使いましょうと言っておきながら、しっかりとした理由がないと休みづらく、矛盾しています。勤務時間は９時半から１７時半が定時で、休憩は１時間という規定になっています。お客様のアポイントの時間が遅くならない限り、定時で帰ることも可能です。良くも悪くも自分次第なところがありますが、やることが多く定時で帰れないこともあります。遅くとも１９時には皆退社している印象です。お子さんがいる方で、自宅が遠い方などは定時前で帰っている方、必ず定時で帰ることも許されています。

企業カルチャー・社風:
良くも悪くも古くて堅い会社。入社の入口でキャリアが確定し、おおよそは年功序列のような昇格制度。総合職、踏み込んでいえば男性の力が強く、彼らとうまくやっていくことが重要。社風は、「新しいことを取り入れている」とわざわざアピールしなくてはいけないくらいに古めかしい。徐々に精度を刷新してはいるが、どれも他社の取組の二番煎じ。前例がないと上司を説得できないのだと感じる。したがってイノベーションが起こる気配はなし。職員の大部分が営業にも関わらず営業になりたくない人がほとんど。ただ、営業現場では温かい人や人間力が素晴らしい人も多く、多様な人材が働いていると感じる部分も多い。しかし、どこまでいっても義理人情に訴えかける手法でしか顧客を獲得できず、ビジネスモデルや社風が昭和感で溢れている。盤石な資産のおかげで潰れることは恐らくなく、そういった面を求める職員が多い。そのため画期的な方針は見受けられない。職種ごとの待遇に大きな差があり、総合職以外の職種は人によってはかなり低い待遇となっているが、格職制が既得権を守ることを重視するために改善は見込めない。ごまかしつつ総合職の椅子を侵さない程度に改革が進められめいる。

女性の働きやすさ:
女性が多い職場のため、様々なライフイベントにはある一定の理解がある。ただそれも上司による場合がある、女性の管理職は以前よりは増えているが、家庭と両立している者が管理職になっている印象はない。家庭よりも仕事優先の女性が上位職になっている印象が強い。産休育休制度を利用している職員はとても多い。子供の熱や保育園からの呼び出しに対しても理解がある。ただ営業に近い場所では、時短にしても求められる成果はフルタイムで働いている方と同じであり、お客様とお会い出来るのも定時以降であることも多いため、両立していくには難しいと感じる。部署にもよるかもしれないが、私が歴代所属していた部署は職員間で助け合いながら、優しさ溢れる先輩や後輩に囲まれていたので人間関係は非常に良好であった。その点では人に非常に恵まれていたと感じる。会社自体は縦社会の風潮が残っており、女性で昇進していくのはよっぽどのことがなければ難しいと感じているが、男女比率で考えると圧倒的に、女性のほうが多いため、制度はかなり整っているとは思う。その点では非常にありがたかった。部署にもよるだろうが、肩身の狭い思い等は全くしない環境ではあるその点では働きやすい。

成長・キャリア開発:
資格取得に対する手当は多く、会社の研修コンテンツとして、フォローアップの体制は十分にととのっている。数年に1度、上位職登用前のタイミングで人事研修があり、研修内で実施される人事面談での成果によって、同期との差が明確につけられる。日常業務でどれだけ成果を残していたとしても、この人事研修の成否によって長年燻っている人材は少なからず目にするが、人事研修だけ成功している人間も割合としては少なく、両面で高い成果を残せた人材が上位職に上がっている印象。

働きがい:
どの会社でも変わらないと思うが、自分がどれだけ主体的に取り組むかどうかで成長度合は大きく異なるし、取り組んだ分だけ働きがいは得られると思う。働きがいが仕事に向き合うモチベーションの一因になっているため、成果を残し続ける人、残さずに憂き目に合う人で二極化する構図がこの会社でも出来上がっていると感じる。

入社時の期待と入社後のギャップ:
入社前と入社後のイメージは変わらないです。営業になるのでお客様のところへ直接訪問し保険の商材を提案します。その他、事務作業等あったりするのでいかに自分で考えて行動するかだとおもいます。形がない商材なので提案力やコミュニケーション力がとても身につきました。入社時は、数ヶ月間研修が組まれているので、仕事に必要な資格等の勉強期間が手厚く取られていました。その後の営業活動が始まってからも研修が何日かあったのでまなぶことが多かったです。最初は営業を行う上で必要な知識や資格がとわれるので毎日研修終わりに勉強することが多かったです。人との関係は、個人で成績をとっていくこともあり関わる時間は少なかったようにおもいます。しかし、チームで目標立てて営業活動を行うので、一定のコミュニケーションは取れる雰囲気ではありました。毎月ノルマがあるので、目標立てて頑張ることが大切です。その分自分自身が成長することもでき、保険の知識や保全関係を学ぶことができたので、入社時と比べると良い意味でギャップが多かったように感じます。

事業の強み:
新規の商品も出ています。あまり多いと営業としては覚えるのが大変だったりします。金利が上がったので、今はぐいぐい営業している状態です。事業の多角化も色々としています。

事業の弱み:
他者には廉価で保険がかけられるところも多く、その分ニッセイは高額に見えるかもしれません。最近は若い人向けの廉価版も出てきました。親御さんが保険を掛けている家だと、お子さんの保険も安くなっているので「初めての保険」など」、長い目ではとてもお得なプランが出てきたなと思いました。

事業展望:
保険業務が金融機関だという認識がない状態で入社しました。最初は保険のことを勉強していきましたが、そのあとも色々と新規案件が出てきて、多角化が進んでいるんだなぁと思いました。資金はかなり保有しているので、安定した事業がまだまだ先に続いていくと思います。

給与制度:
福利厚生は女性の場合だと日本一では無いでしょうか。親の介護で毎朝病院によって遅れて出勤してる人もいます。各拠点の営業部長の判断によると思いますが、医者から診断書を貰えれば傷病休暇も取りやすいです。
一応勤務時間は決まってますが、朝の朝礼が終わったら自由なので、子供の学校行事などは仕事を休む事なく自由に参加出来ます。子供の体調不良で学校を休む時は、家で提案書作成やデジタル送信、テレアポなどもしていられるのでわざわざ休まなくても大丈夫なので有給を取る必要がありません。
家が近い方は、遅い時間にアポイントが入ったりしても、日中家に帰って家事を終わらせたりする事も出来るので、家庭との両立もしやすいと思います。
昇給は、自分がどのくらいお給料が欲しいかで目標を設定できるので、それを達成すれば飛級で昇給する事も可能です。
完全に数字なのでわかりやすいと思います。
ただ、解約のクオリティも大事なので、早期解約による控除のダメージは大きいです。きちんと必要性を理解した上での加入では無いと、継続率が下がるので、継続率が悪いと昇給出来ないです。

評価制度:
ランクにより同じ仕事をしても受け取れるレートが違うので、お給料に差があります。
活動量や数字が細かく出されるので、やる事は沢山あります。
昇給や昇格の基準は明確で、自分の目標を設定したらその数字をクリアすれば可能です。
ただ遅刻や欠勤などが多いと、勤務課題職員として扱われてしまい、退職後の再雇用やステップアップが出来なくなったりと、何かと条件が着いてしまいます。