福利厚生:
通勤にかかる交通費は全額支給。出張費も数千円ですが出ます。また、転勤を伴う異動は住宅補助、会社が推奨する資格を取得した場合は補助金が出ます。

オフィス環境:
華やかなオフィスやではありませんが、業務に従事する分には問題ない設備、綺麗さが整えられています。
本社の立地はかなりの駅近で素晴らしいです。他営業所も辺鄙な場所ではなく困りません。

勤務時間・休日休暇:
印刷業界としてはホワイトで、その年の繁忙具合や各社員がかかえる業務によるところが大きいと思います。残業はチェックされますが、それによって会社が業務負担をテコ入れしてくれた話は聞きません。当人による解決を求められますので、人によって残業はまちまちです。
また、GWや年末年始はこの会社の売上を大きく支える重要な案件があり、営業から管理職まで工場に出勤、現場作業をお手伝いします。その出勤日は概ね希望が通るためプライベートが圧迫されることはありません。しかし長期休暇が欲しい人には不満かもしれません。年間休日は一応120日あります。

多様な働き方支援:
コロナを機にリモートワークや時差出勤が認められました。申請しやすい雰囲気ですが大体の社員は就業時間通り会社まで出勤しています。

企業カルチャー・社風:
意見は言いやすい職場ではある。
通るか通らないかは曖昧。

組織体制・コミュニケーション:
上司は基本的には話しやすい。
ただ一度教えると放置される可能性有り。

女性の働きやすさ:
女性でも活躍されている方は素直に評価されています。実際  課長クラスの女性管理職はたくさんおり、トップだと次長までいます。
私自身も女性ですが、むしろ期待して頂いており嬉しいです。やる気がある女性にとって、やり甲斐がある会社だと思います。

成長・キャリア開発：
多様な資格に関して取得した際の褒賞が用意されています。また多能工を育成するという目的で様々な業務に挑戦することが出来る機会があるので、生産現場の社員も多様な機械に触れることが可能です。
加えて、年に1度今後のキャリアに対する希望等について上司と面談できる機会があります。同じ生産職でも事業所を移る、あるいは生産職から営業職へ、といった転向も過去に例があったと記憶しています。

働きがい：
私は機械のオペレーターを担当していますが、年々扱える機種が増え、自分で行える整備の幅も広がっていく点には純粋に成長と遣り甲斐を感じます。まったく用途が異なる機械同士でも共通する構造があったりするので、機械全般に対する適性が徐々に身についていく実感があります。
また自部署で扱う業務が公共の役に立つ内容であることから、社会への参画や貢献をわかりやすく体感できる点も働きがいに繋がっていると思います。

入社時の期待と入社後のギャップ：
業務内容の堅実さ、各種手当の充実は入社前の期待と実情とが合致しており満足しています。社内の風土は予想よりもオープンかつ快適で、のびのびと働けています。ギャップがあった点は休暇に関してで、当初予想していた以上にカレンダー通りの休み方は出来ず、家族や友人と入社前のような交流は出来なくなりました。ただしそのぶん閑散期の平日に有給をとり、人もまばらな繁華街や観光地を満喫することが出来るので、ここは捉え方次第かもしれません。

事業の強み:
印刷会社としては早くから印刷に伴う業務(個人情報のプリント、封入封緘・発送代行)に着手にしており、大規模な処理を行うキャパがあること。

事業の弱み:
印刷業に代わる新たな事業を未だ見つけられていないこと。

事業展望:
官公庁との取引が多いのですが、官公庁のDX要請やコロナのような非常事態に対する政策に都度応える形で新たな業務が成立していくのではと思います。

評価制度：
生産現場の若手社員目線では、年功よりも実力（仕事に対する姿勢や負っている責任の重さ、業務の忙しさなどを含む）に多少の比重が置かれているように見えます。

また正式な人事評価とは別に、全社員が「〇〇さんに仕事を助けてもらった」「〇〇さんを尊敬している」等と感じた際に無記名で「MVP投票」できる制度があります。多く票を集めた社員のうち上位数名は年に1度表彰され手当も付与されるという、いわゆる「上からの評価」だけでなく同僚同士で評価の高かった社員も褒賞を受けられる制度となっています。