福利厚生:
通勤手当、退職金制度はあるが、それ以外に特筆するようなものはない。スーパーとの付き合いなのか、クリスマスケーキを正社員全員にプレゼントしてもらえるのはありがたい。

オフィス環境:
駅やバス停からは遠いので車通勤がデフォ。23号線やバイパスからアクセスしやすい場所なので、通勤が不便と感じることはない。
市場内の事務所を広く借りていて、広めの会議室も2～3室あり、来客が重なっても不便を感じない。
事務所の隣にある食堂スペースで朝食を食べられるのはありがたい。

勤務時間・休日休暇:
管理部門ではあるが7時出勤と少し早い時間なのは市場ゆえ。ただ、ラッシュ時間に巻き込まれないのは車社会の三重においてはありがたい。
業務は個人に一定の裁量が与えられているので、やることさえやっていれば有休や早退の調整もしやすくありがたい。
休日は基本、水曜日と日曜日、祝日。市場カレンダーというものがあり、それに準じた休日になっている。数年前に比べて格段に休日数が増えている。

多様な働き方支援:
リモートワークはほとんどできない環境である。どうしても、その日その日の注文や伝票をこなしていかなければならないので、事務所にいないといけない。
ただ、時間の融通はつけやすい職場なので時短勤務などは取りやすい。学校行事や病院など、プライベートとの調整はしやすい職場。
副業している者も多いようで、市場内の他の業者にアルバイトに行っている者もいる。

企業カルチャー・社風:
昔ながらの業態ということもあり、新たな事業に取り組むという雰囲気は少ない。ただ、市場や青果仲卸に関わる事業であればどんどんチャレンジしている。
営業部、総務部、役員、社長が大きな事務所空間にいるので、何かあっても双方がすぐに相談できる環境で、風通しの良さはある。

女性の働きやすさ:
昔ながらの会社で女性の管理職登用はまだないが、女性の働き方についての認識が少しずつ変わってきているのを感じる。性別に関係なく、できる人は上に上がっていくという環境を作ろうと経営陣が動いている。

働きがい:
自分たちが携わった野菜や果物が、普段利用しているスーパーや飲食店で並んでいるのを見るとやりがいを感じる。三重県内の生鮮食料品卸では有数の規模なので、何かしらの形でみんなが食べている食品に繋がっているのは地域に貢献できていると感じる。家族に野菜の相場とかを聞かれたり、新しい果物のことを聞かれたり、頼られることもある。

雇用の安定性：人を大事にする社長の考えから、リストラはあり得ない。そういう意味では雇用の安定性は高いが、経営状況の観点からみれば、将来的には不安が残る。青果仲卸業界の将来的展望が見えない昨今、新たな事業への進出がポイントとなるか。

給与制度:
給与制度が大きく変わり、みなし残業代がなくなり実際の残業時間に応じて支払われるようになった。もともと残業が多い会社ではないので支給総額に大きな変化はないが、今までの「やってもやらなくても同じ給与」でなくなったのは好感が持てる。
賞与についても年功序列な部分が大きかったが、個人の評価に応じて差がつくようになった。ただ、会社の業績自体が思わしくないのか、最近の賞与総額は絞っていると聞いた。

評価制度:
年1回の昇進・昇格があるが、実質的にはあまり機能していないように感じる。営業職では、売上規模の大きな品目担当を持っている人が昇格しているが、管理職としての能力を買われての昇格という形ではないように感じる。