福利厚生の満足点:
育児休暇、時短勤務等はしっかりできます。

福利厚生の改善点:
子供が小学生のうちはまだまだ手がかかりますので時短勤務が使えるようにして欲しい。
学校の行事や子どもの体調不良で早退しなければいけず有給が足りなくなるので休日を増やしてもらうか、在宅勤務をできるようにして欲しい。

勤務時間・休日休暇:
基本的な勤務時間や休暇は決まっているが、営業現場では顧客対応の兼ね合いで臨機応変に調整する場合が多い。特に営業現場では休日（土日）勤務が必須になるため、世間との休暇日が異なる。また、基本的に祝日は出勤日。GW、夏季休暇、冬季休暇は長い。

多様な働き方支援:
基本的に、リモートワークは不可。副業可（会社へ届け出が必要）。時短勤務等は従業員のおかれた状況によって調整が出来る場合がある。

企業カルチャー・社風:
感動製造業（のちにヤマハ発動機にパクられる）というスローガンをもとに、日本ならびに世界の音楽文化に貢献できる日本初のピアノ専業メーカーとして１００年ちかく続いている会社の為、社長をはじめ楽器・音楽愛好家が他企業に比べて多いのが特徴である。これは音楽（楽器）のまち、浜松にあるということも大いに関係している。

組織体制・コミュニケーション:
風通しは良いほうだと思う（個人の感想）

ダイバーシティ・多様性:
最近では、近隣アジア国籍の従業員も増加している。（韓国、中国）その他、日系ブラジル人三世（日本生まれのブラジル人）社員も存在する。また、障がいを持つ従業員、ジェンダーにおけるダイバシティの社員もおり、社内環境の整備も急務となっている。

女性の働きやすさ:
若い人にとっては正直、働きやすいとは言えない。常に人手不足であるため、今の時代に反する言葉も言われたことがあります（結婚しないでなど）。
私のいる事務所は、若い人がいなかったため本当に肩身が狭かったです。子育て中・または子育てを終えた方ばかりで、アルバイト感覚でやっている人が多く、活気もありませんでした。業務形態からみても、若い人は要らないんじゃないか…とすら思えました。

成長・キャリア開発:
正社員には年次研修があり、通信教育制度もあるため、自己学習で学べる機会は提供されている。

働きがい:
個人に与えられた裁量権が大きい為、頑張り次第で成果を上げる事が出来、評価もしっかりされる。

入社理由:
ピアノが好きだったからです。

入社前に認識しておくべき事:
良い点は、いい意味で自由が多いこと。好きなように各自工夫をして仕事をしています。
改善を期待する点は、自由すぎて報告とかもほぼないのでこれでいいのかと心配になります。
ダメになる人はダメになるだろうなと感じます。

事業の強み:
製品力はあるが品質チェックが甘くクレームが多い。

事業の弱み:
広報がとにかく下手。本社も工場も現場も年配者が多いため、全てが時代遅れな感じがする。非効率的。ITも弱く、ハンコ、FAX文化が根強い。競合他社はこの点、時代に合わせうまく立ち回っていて業界をリードしている。

事業展望:
参入障壁が極めて高い業界なので新規参入りずらく、この先もずっと残り続けていくとは思う。ただしどこのメーカーにも言えるかも知れないが国内では縮小傾向にあり社員数を減らしている。今後は海外の富裕層を相手にしないとやっていけない気がする。もしくは個人的には楽器にとらわれず多角的な事業を開拓していく必要もあると思う。

給与制度:
昇給は年1回（4月）で、成績などではなく、年齢に応じて相対的に上昇するため、あまり活躍していなくても30代までは給与は上昇する。
賞与は会社の業績やインセンティブにもよるが、2か月分プラスアルファが2回というような形。

評価制度:
年2回期末に面談を実施し、期初に設定した個人目標を達成したかなどを確認される。
基本的にはあまり給与には影響しない。