福利厚生:
借上寮（民間のワンルーム）があるので、住居費はほとんど掛かりません。
寮費と光熱費合計して１万円/月程度くらい、風呂は会社の風呂利用すれば、更に抑えることができます。
また民間のワンルームですが、全戸数のうち８０％程度が従業員が入居しているので、
安心感はあります。

勤務時間・休日休暇:
3交替勤務では有給等が取得しにくいです。有給取得者の代わりの業務を他の直者に応援を依頼しなければならないため残業者への負担がものすごくかかってしまいます。例)7:00～15:00の勤務で有給を取得しようとすると15:00～22:00の勤務者に早出をお願いする事になり15時間勤務となるためとても激務になります。企業としては有給は年5日取得してほしいと言っておりますが、こういった有給を取得することに対するマイナス面には何も回答がありません。有給を取得しやすくなるように早出､残業等が必要なくなるように人員の増員をしてほしいと切に願います｡

組織体制・コミュニケーション：
自分の担当職場は、勤務開始後に担当者同士での引継、リーダーからの申し送り、注意事項の伝達があり、それから業務に入っている。勤務終了後は、全員で集まり会社の状態や操業状況について、説明をしてくれるので、コミュニケーションが取れていると思う。
またコロナ以前は、会社でバーベキュー会をやっており、違う部署の人と話す事ができ、知り合いが増えてきた。今年再開すると聞いているので、ちょっと楽しみ。

女性の働きやすさ:
女性の管理職は少ないが、女性社員対象のセミナー等を行い、増やそうとしている。休暇は取りやすい。

仕事を通して身につくスキル:
現場と営業の両方を知って、それぞれの動向を確認してまとめ、社内の意思を統一していく能力がつく。色々な人と話す機会も多く調整能力は飛躍的に伸びる。事務系ながら現場も結構歩き回るので、体力もつく。

キャリアへの影響:
色々な人が色々意見持っていること。それぞれの意見には一応の妥当性があることを認識。

入社時の期待と入社後のギャップ:
大企業なので安定していると考えていたが、そんなことはなかった。
自分のキャリアを自分で決めることができないのが苦しい。働く場所も、業務内容も、ある日突然変わることがある。

事業の弱み:
国内の需要が頭打ちであり、国内の事業所の多くが赤字であること。
収益の半分以上は、海外の事業所（工場）によること。

事業展望:
国内の需要が頭打ちのため、海外へ進出することになる。
国内の工場の約半数は閉鎖または吸収合併していくことになる。

既に海外で工場を建設し製造しているため、技術的な問題はないが、人の問題が発生する。
（製造にあたる人材は本社採用ではなく現地採用のため、転勤を拒む傾向にある）

国内の従業員が余剰となるため、これまでは配置転換という形で雇用を守っていたが、今後はそうもいかなくなると思われる。

給与制度:
給与は賃金規則に書いてある通り、基本給一本に家族手当や住宅手当が付く感じでわかり易いです。
昇給についても、賃金規則に昇給率が明示されているので、分かりやすい。
また勤怠管理も１分単位で退勤時間を付けるので、しっかりしていると思います。

評価制度:
評価基準が５段階評価なので、分かりやすいと言えば、分かりやすい。
その反面、評価のボリュームゾーンが真ん中になるので、そこから抜け出すのは、相応の努力が必要です。
上位の評価を貰えれば、次の努力はいかに維持するかですが、継続していくしかないです。