福利厚生:
退職金は１０年目から上がります。住宅補助は３年目、もしくは２５歳まで。
寮はある所とないところがあり、ない場合で施設が遠ければ、送迎はないため車必須です。
旅行をする際は、系列のホテルであれば従業員割引が効きます。

オフィス環境:
各ブランドによって異なりますが、界という温泉旅館ブランドやリゾナーレというファミリー層をターゲットにした施設だと大体辺鄙な場所にあります。

勤務時間・休日休暇:
私がいた施設はシフト制で水曜日始まり火曜日終わりの完全週休二日制、希望休4日選べる。有給も入社時から使用可能。一年に一度1週間連続休みを自分が選んだ時期に取ることができる。一年に一度2週間近くの休館日があり休むことができる。旅行に行きやすいので旅行好きの人には休みの制度はいい。一年目から有給が使いやすく、連続休暇が取りやすい点は他企業ではなかなかない利点だと思う。しかし平日に残業がない日はほぼなく、1時間からひどい時は3時間ほど残業があったので体力がない人には厳しい職場だった。残業代はしっかり出るので、一年目の割にはお金にゆとりを持って過ごすことができる。

企業カルチャー・社風:
フラットな組織をうたっているので、役職による上下関係はあまりありません。
支配人が唯一の上司で、それ以外は皆立場の同じ同僚です。

組織体制・コミュニケーション:
フラットな組織なので、社員同士は壁があまりありません。
自由に主張や意見を発信できる職場です。

ダイバーシティ・多様性:
日本人だけでなく、いろいろな国籍の方々が働かれています。

女性の働きやすさ:
女性が多いので働きやすいが、施設など現場にいる状態で妊娠、出産して育てている女性社員は、私が働いている施設ではいなかった。そのため入社して2年以内に辞める人は多く、続けている人でも都会や地元に近い施設に移ったり、残業が少ない施設に移動する方が多かった。職場が田舎である可能性が高いので、この職場にいながら長期的にキャリアを築くビジョンは見えなかった。

成長・キャリア開発:
まめに研修を設けてくれるので勉強になることも多いです。若い人でも責任のある立場や仕事を任せてくれるので働きがいはあると思います。施設にもよりますが、やりたいと言えばやらせてもらえる環境でした。チャレンジしたい人や前向きな人は向いていると思うし、やりがいも非常に感じられると思います。業務改善や人材育成などもする機会も多いため身になることは多いと感じます。

働きがい:
若くても責任のある立場や責任のある仕事を任せてくれるので非常に働きがい、やりがいを感じられると思います。トレーニングをする機会も多いのでそういった面でも働きがいを感じると思います。

入社時の期待と入社後のギャップ:
思ったより研修制度が整ってない。
しっかりマニュアル通りにトレーニングはしてくれるが、上がいないため下の私たちはすぐデビュー。そして現場で学べ。スタイルです！ブランド力も強いしゲストからの期待値も高い会社だから、もっとしっかり研修やトレーニングをしないとゲストの前に立たせてもらえないと思っていたが、そんなことはなく、ほんとにすぐさまデビューです。

事業の弱み:
コロナ禍など含め、事業の拡大スピードに会社が追いつけていないように思います。
また、代表のカリスマ性に支えられている部分もあり、代表がいなくなった後が懸念されます。

事業展望:
日本全体で言えることですが、人手不足により、現場のスタッフはかなり疲弊してしているように感じます。

また、サービス業自体、離職率の高い業界のため、若手のスタッフ中心の運営施設が多いです。
そのため、サービスレベルが安定しないことが懸念されます。
さらに、認知度も上がり、期待値も上がり、会社の規模も大きくなったことで、昔のような攻めた経営が出来なくなってきていると感じます。

ただ、その中でもスタッフみんなで、より良い施設を目指して頑張っているので、スタッフの頑張りによって支えられている会社だと思います。

給与制度:
基本給はほとんどあがりません。賞与に関しては定期的に評価を決める面談がありその評価によって上下します。なので評価さえ高ければ年次関係なく給与はあがると思います。各種手当に関しては他企業とさほど変わりはありませんが住宅手当は最初の3年間しか出ないのでそれ以降は全額負担となります。

評価制度:
年次問わずチャレンジ出来る風土は根付いているので歴の浅いスタッフでもチャレンジしやすい環境にはあります。チャレンジした結果、貢献したことなど具体的に評価面談で伝えることが出来れば賞与などupに繋がります。