福利厚生：
住宅補助は、会社から徒歩圏内の決められた範囲に限り支給されます。通勤手当は上限が決まっていますが、公共交通機関であれば上限を超えることはほとんど無いと思います。マイカー通勤も可能ですが、社員用の駐車場はありません。本社付近の月極駐車場は空きが少ない印象なので、場合によっては通勤手当の上限を超える可能性があります。

オフィス環境：
本社は3階建ての自社ビルで、社内のデスク配置はゆとりがあって開放的です。Web会議専用の個室が10室あるので、Web会議中は周りの音や背景を気にせず会議やWebセミナーに受講ができます。本社付近は住宅街なので飲食店は少なく、事務職の方は、昼食を持参して社内で食べる方が多いです。仕事帰りの誘惑が少ないのは良い点だと思います。

勤務時間・休日休暇：
休日はカレンダー通りなので、プライベートの予定も立てやすいです。事務職は担当している業務によって繁忙期が異なり、残業もやむを得ない場合が多少ありますがそれほど多くありません。有給や在宅勤務を取っている人も多いので、取りにくさを感じることはありません。

多様な働き方支援：
在宅勤務は週2回まで可能です。在宅勤務中は、社員といつでもコミュニケーションが取れるよう1日中Web会議を繋ぎっぱなしにして業務をするので、そこは他社と違う点だと思います。事務職ではありませんが、時短勤務で早上がりしている女性社員もいます。

企業カルチャー・社風：
何事においても、目標設定と振り返りを大切にしています。1年・半年・1か月と目標を設定したり、日報では毎日良かったこと悪かったことを振り返っています。また時間を無駄にしない考え方も社員全員に浸透しており、作業にかけた時間を細かく分解して報告する習慣が根付いています。他人に言われたことをやるのではなく、自ら考えて行動する人が多いと感じます。

組織体制・コミュニケーション：
パソコン作業が多く、仕事中は業務連絡以外の直接のコミュニケーションは少ない方だと思います。他の部署と協力しながら遂行する業務は多いので、事務職でもSEや営業の社員とやり取りする機会は多いです。普段仕事に関するコミュニケーションはメールやチャットでやり取りすることが多いです。その代わりに、ランチ会や社内イベントなど社員と関わりを持つ機会が定期的に設けられているので、仕事以外の話ができる時間も十分にあります。

ダイバーシティ・多様性：
事務職は女性のみですが、率先して取り組んで社員を引っ張っていく方が多いので、女性の立場が下というような事は全く感じません。社長や上司に対しても、提案や質問をどんどんしていくタイプの方が多いと思います。

女性の働きやすさ：
男性の方が職場の人数比率としては多いですが、特に仕事をする上で気になるところはありません。産休・育休は実際に取得している方がいますし、その後復帰して働かれている方もいます。事務は一緒に働くパートさんもお子さんがいるので、職場としては子育てに関しての理解はあると思います。役職をもって働かれている方もいるので、女性ならではの理由で何かができないということはないと感じています。在宅ができる制度もあるので、上手く利用して家庭と両立している方もいます。

成長・キャリア開発：
社外の研修も積極的に利用できるので、学びたいことがあれば支援してくれる環境が整っていると感じます。会社からいくつかの資格に対してサポートもあります。テキストの貸与や受験料の支給を受けられる場合があるので、その制度を利用している社員が多いです。事務職でもITパスポートなどの資格を受ける方も多いです。外部の研修会社と提携しているので、興味がある研修は好きなだけ受講できます。

働きがい：
自分が立てた目標や成果に対して評価してもらえるので、そういった点で達成感が生まれ働きがいに繋がります。私はマーケティング部に所属し、自社のホームページの運営、広報活動などを主に担当しています。ホームページのPV数が増えたり、検索順位があがったりなど、毎週、毎月単位で結果が数字として表れるので、良い結果が出たときは「自分の作業が間違っていなかったんだ」と実感できてやりがいを感じます。展示会の出展もしているので、たまにお客様と直接話すことができるのも嬉しいです。

入社時の期待と入社後のギャップ：
入社前は、会社のホームページや転職サイトを見ると、事務職の方もスーツで勤務されている様子だったので少し堅いイメージがありました。ただ、普段の業務はオフィスカジュアルでOKだったので、思っていたよりも自由度がありました。時間管理や社内システムなどの業務管理に関しては細かくルールが決まっているので、慣れるまで苦労しました。慣れてしまえばそれが当たり前になるので現在は特に苦労していません。

事業の強み：
IT業界の中でもオープンソースソフトウェアを専門にしており、オープンソースソフトウェアの実績や専門性に関しては、全国的に見てもかなり高いと思います。オープンソースソフトウェアを使ったシステムは、まだ日本ではそれほど多くないので、将来性もまだまだあると思います。最近クラウドサービス系の企業が増えてきて競争が激しい印象ですが、同じIT業界でもデージーネットの事業内容はこれらの企業の競合にはならないので、その辺りの心配はないと思います。

事業の弱み：
無料のソフトウェアを使っているので、提案力やシステム構築後のサービスで収益を得ています。ユーザに技術力や知識があれば、私たちのサポートがなくても自分でやれてしまうことでもあるので、そういった点では事業の弱みになると思います。また、ある程度従業員数を抱えている企業や組織でないとオープンソースソフトウェアのメリットを感じにくいので、すべてのお客様におすすめできるわけではないというのが弱点だと思います。

事業展望：
お客様の業種・業界が幅広く、リモートワーク、教育、業務効率化など様々な分野でオープンソースソフトウェアの提案ができるため、新規開拓の可能性も広い事業内容だと思います。また今後拡大していくIoTやAIの分野にも関わることができるので、将来性はあると思います。社員の業務についても、在宅勤務やリモートワークで出来る作業が多いので、多様な働き方にもある程度対応していけると思います。

給与制度：
事務職の給与は、一般的な正社員の事務職と比べてさほど大差は無いと思います。会社全体として評価制度が整っていて事務職でもしっかり評価され、多少給与や賞与にも反映されると思います。賞与は、年2回、年間約4か月分なので少ないと感じることはありません。

評価制度：
評価項目は細かく決められています。事務職はSEのように成績による評価はほとんど無いですが、それでも社員全員が毎月目標を設定し、達成度を上司に報告します。目標は自分で設定するので、成長する意欲があればその分評価される会社だと思います。