”この網を守っていく”という意識で仕事を
鷹野定置網の3代目として網を引き継ぎました。もともとは地元の建設業者が経営をしており、近隣で定置網を操業していた叔父が引き継ぎ、現在の代に至ります。鷹野定置の他にも、富山県内に複数の定置網を引き継いでおり、新潟県の糸魚川や神奈川県にも定置網を保有しており、まるで「定置網引受人」と言われています。自らが分析した上で「水揚げが期待できる」場所と方法で定置網を存続させてきていますが、黒部市の水産業はいま、岐路に立っています。漁業者の高齢化や事業者の減少しており、鷹野定置網は今や黒部市の水産業を支えるため必要な存在だと思っています。経験の有無は問いません。会社組織ではありますが、”自分は漁師だ”という自覚を持ち、この網を守っているという意識でいてほしいと思っています。