新たな労働市場のスタンダードを創り上げる
当社は2013年に設立し、人材派遣サービスを通して、職を求める求職者×人材を必要とする企業様の架け橋となるべく邁進してきました。
今年で設立10年目という節目を迎える中、当社が掲げる事業ミッションをお伝えさせてください。
それは、「全ての労働者に働きやすい雇用条件が提供される労働市場の実現」です。
数年前より、日本の労働環境は大きな転換期を迎えました。
兼業・副業の推進、フリーランスの環境整備等を始めとする『働き方改革』によって、一人ひとりが兼業できる環境が整えられてきました。
働き盛りの若手層~キャリア層による活躍と共に、規制緩和により外国人採用や人手不足によるシニア層の雇用も間口が広げられました。
その結果、高齢化社会であるにもかかわらず、働く能力と意思を持つ「労働人口」は減少することなく、一定の数を保ち続けています。職を求める多くの方々の雇用が守られたことは、非常に社会的意義が大きい結果だと思います。
しかし、「労働条件」という観点では二極化してしまっています。
晴れて正社員採用の道へ進めた人と、正社員を希望していたものの、諸事情によってその道を絶たれてしまい、不本意に非正規で働き続けざるを得ない人の双方が存在します。
後者は、過去の不景気によりフリーターを選んだ方や、2008年のリーマンショックによって起こった就職氷河期によって正社員の道を選べず、やむなく非正規の道を選んだ方々が非常に多いのが現状です。
これから正社員への道を目指したくても、正社員経験がないことから働き手として内定を得ることが困難になってしまっている社会問題が存在します。
当社は、前向きな理由で派遣という働き方を活用している方へ、より働きやすい環境を作り、また正社員を目指す方へはキャリアプラン形成を行い、正規雇用への道を照らす存在を目指しています。
「派遣」というのは間接雇用ではありますが、ゆくゆくは直接雇用され、ジョブスを「卒業する」ことをゴールとしています。
もちろん、仕事における価値観は一人ひとり異なりますので、全ての人に共通する100%正解の働き方は存在しません。
一人ひとりの価値観を尊重した「働き方」を提供していきたいと思っています。