ごあいさつ
宮城県大崎市田尻に本社がある緒方製作所では1970年の創業以来、
家電製品や医療機器などの製品の頭脳となるプリント基板を製造してきました。
携帯電話や家電、大きいものでは自動車や船舶など、
ほとんどの電子機器や設備には、プリント基板が内蔵されています。
配線や回路などが形成された銅張積層板で、電子機器に複雑な信号を伝える現代の高度な
電子機器には無くてはならない部品、いわば頭脳のような役割を持った電子部品です。
時代によって変化する電子機器の需要に対応し、使用する人のよろこびを一番に考え、
日々新たな技術を追求してきました。
現在は生産する製品のほとんどが自動車に関係する製品となっております。
田尻工場は電子化の進む自動車に搭載する各種センサー基板を生産しています。
岩出山工場では車載製品の部品加工から塗装、組立を行い車輌組立工場へ毎日納品しています。
自動車用製品は高品質・高信頼性が求められています。
特にプリント基板は顧客の仕様書に基づき1ミリにも満たない部品でも確実に接合しなければいけません。
自動装置に頼るだけではなく、人の目が加わることでわずかな違いに気付き、
調整することで、より精度が増し、安定した品質を維持しています。
より良い製品を効率よく作りたいという気持ちと技術で、製品の価値と信頼が保たれてきました。
作り手が“やりがい”と“よろこび”をもって作業をすることで、
製品を使う人に安心と満足を与えられる。
この思いに共感し、常に謙虚な気持ちで学び、失敗を恐れず、
新しい事柄にチャレンジし続ける向上心を持った人物を私たちは求めています。