(1)元々、安定なイメージのある医療業界に興味があり、就職活動を行っていました。安定した業界であるということと、医療機器の製造メーカーという日本の医療を支えていることにも魅力を感じました。また、創業100年以上の歴史ある会社でもあるため、信頼・信用面の安心感もあり、入社を決めました。
当社入社時の私の医療業界の知識はゼロの状態で不安もありましたが、入社後の研修や業務の中で知識を習得できる機会が多くあり、その不安は杞憂に終わりました。やる気さえあれば事前知識が無くとも挑戦できる会社ということも当社の魅力だと感じます。

(2)私は開発・営業職ですが、やはり自分が進めていた案件が無事に成約となった時はやりがいを感じます。案件を進める中で、お客様のニーズをヒアリングし、お客様に満足頂く結果となることは嬉しく思います。営業はお客様とのやり取りの中でダイレクトにご意見を頂戴致しますので、直接お礼や満足のお言葉を頂いたときは大変やりがいを感じます。また、当社の営業職は開発職の役割も担っており、新しい製品開発にも携わる機会が多くある会社だと思います。今までに無かったものを開発し、それが市場に流通して、お客様に喜んで頂けることもやりがいの一つと感じています。

(3)当社の残業時間は繁忙期でも月平均20時間程度ですが、それでも場合によって誰かに仕事が集中してしまうことがあり、改善しなければならないと思います。良く言えば、仕事を多く任せてもらえてやりがいに感じることもありますが、社内的に業務の属人化となっている部分があり、それが慢性化しているのではと感じます。その結果、時間に追われる・仕事をただこなしているだけという状況があるように思えます。

(4)業務の効率化・標準化を進めていくことが改善に繋がると思います。事務処理などは標準化することで、誰でも業務に携われる環境を整えられると考えます。しかしながら営業職の場合、お客様によって対応が異なるケースが多く、業務の標準化が現在の仕組みでは難しいケースもあります。そこで業務の効率化を目指すことも必要かと思います。
開発・営業は製品の打ち合わせに多くの時間を割かれるケースがあります。例えば特注対応の製品であっても、仕様をある程度標準化することで、打ち合わせを行わずとも成約出来る環境づくりを進めることが一つ重要かと思います。

(1)私は開発・営業部門に所属しております。
開発・営業部門を志望した理由は、営業活動に加えて製品開発まで携われることに魅力を感じたからです。
一般的な医療機器メーカーの営業活動は、自社製品を提供することで顧客の課題を解決させることです。
そして、より顧客満足度を向上させるためには、製品開発が必須だと考えております。
現在、放射線被爆を防護するためにX線防護衣が使用されますが、現行品であるX線防護衣の範疇だけでは網羅できない部分も多々あります。そのため、新たな視点でのX線防護用品の開発を行うことで顧客貢献したいと考え、両立可能な保科製作所を志望しました。

(2)開発製品がお客様から高評価を頂いた際、お客様やその先の患者様に貢献できた実感がわき、やりがいを感じています。
当社の特徴として、お客様のニーズにあわせて特注加工を施して製作する製品もございます。
特注加工を必要とする製品は、何度も施設訪問やお客様と打合せを実施したうえで制作するため、非常に時間がかかります。
しかし、苦労の末お客様と一緒に作り上げた製品が形になり、お客様に喜んで頂けたとき、大きな達成感を味わうことができます。

(3)当社は創業100年を超える歴史ある企業です。
存続年数が長いということは、安定した医療機器メーカーの証ではありますが、長いがゆえに、時代の波に対応できていない点が見受けられます。
テレワークの実施や社内のIT化が徐々に進められてきていますが、今後のDX時代に向けてさらなるITを駆使した取り組みが必要と感じます。

(4)当社はDX時代を見据えて、旧来のやり方をITの力で根底から変化させるため、2021年にIT関連業務専門のICT推進部を設けました。
私は開発・営業部門に所属しておりますが、前職でIT系職種に就いていたこともあり、そのの知識を活かして、ICT推進部と共同して当社業務へIT技術の浸透を進めていきたいです。
具体的には、ICT推進部で計画しているシステム構築やDX化についての営業部視点での積極的な意見具申です。
当社がDX化の波にもうまく乗り、少しでもお客様や患者様のためになるよう日々施策を考えていきます。

(1)私は一般事務職としては未経験でしたが小さなことでもコツコツと努力することを得意としていたため、業界を絞らず私の長所が生かせると感じた事務職を中心に転職活動をしておりました。その中で当社のホームページを見つけ、大正2年創業と医療業界において安定した実績や、受け継がれる伝統がある点に魅力を感じて入社を決めました。

(2)事務職は主に周囲をサポートする業務を行なっているので、社内の人と連携を図って仕事が円滑に進むことにやりがいを感じ、それと同時に「もっと役に立ちたい」といった向上心も高まります。また、入社当時はX線防護用品に関する知識は全くありませんでしたが、日々の業務を通じて先輩方から様々な知識を教えていただいています。お客様から問い合わせの電話をいただいた際、自分の言葉で説明やご案内ができたときは自身の成長を感じることが出来ました。今後も様々な業務や知識を習得し、臨機応変に対応できる力を付けていきたいと思います。

(3)事務職としての観点から考えると、時代の要請からペーパーレス化が推奨される中、現段階では紙をベースとした業務がまだまだ多く存在している点です。当社でもテレワークを実施しておりますが、業務上で使用する書類が全てデータ化されているわけではないので、紙として保管されていることにより出社の必要性が生じることがあります。テレワークのメリットを最大限に活かせるよう、これからペーパーレス化を進めていく必要があると感じております。

(4)第一に現在使用している書類の必要性やその管理者を改めて見直すことが必要条件になると考えます。重要書類の中には決められたルールや規則により紙での保管が義務付けられている資料も存在しているため、電子化できるものと紙のまま残すものを選別していきたいです。また、電子化できない資料に関しては保管場所を社内で共有して誰でも探し出せるようにすれば、書類を探す時間を短縮させることが出来ると思います。業務内容や情報の共有がしやすくなるといった利点もありますが、全ての書類を整理するには時間を要することになりますので、まずは個人で使用している書類から一つずつ段階的に電子化していけたらいいと思います。

(1)私は、感染症等のパンデミックでも、安定的に仕事ができ、医療従事者の助けとなれる製品を製作・販売している会社を探す中で、保科製作所を見つけました。保科製作所は、創業して100年以上の歴史があり、主にX線装置を扱うときに着用する防護衣を製作・販売していたため、私が探していた条件に一致していました。
 また、取締役と面接した時に感じたことは、とても物腰の柔らかく、より働きやすい会社を目指したいという熱意を感じました。そこで、私も会社をより良くするために、今までの経験や知識を活かしたいと思うようになり、保科製作所への入社を決意しました。

(2)入社して初めて担当した業務は、仕入の管理でした。
 私は、営業の方々や仕入先とやり取りを行い、円滑に商品をお客様へお届けできるように業務を行っていました。その中で、何事もなく、無事に商品をお届けできたときには、とてもやりがいを感じていました。
 現在では、工場で勤務している事務の方に仕入業務の引継ぎを行っており、より分かりやすく教えられるように、マニュアル改訂や丁寧な説明を心掛けて対応しています。その結果、今ではとても頼りになる仕事のパートナーとなり、私自信とても嬉しく思い、やりがいを感じています。
 引継ぎ後は、総務・ICT推進チームとして、DX化を推進していく予定です。

(3)当社では、紙での保存やエクセルを用いた管理が多く行っており、データでの一元管理ができていません。そのため、資料を探すのに一苦労することがあります。データを一元管理することで、資料を探す手間も減り、作業効率を上げることができます。
 また、在庫管理について、リアルタイムで管理ができておらず、今現在の在庫を把握できていません。そのため、在庫に過不足が生じてしまう可能性があり、早急にシステムを構築することが必要だと思います。

(4)当社では、ペーパーレス化及び作業効率を上げるために、様々なシステムを導入し、ローコード・ノーコードでの開発を行い始めました。
 そのシステムを使用して、極力紙での出力を無くし、エクセルで管理しているものも、まとめて一元管理できるようにしようとしています。
 また、在庫管理についても、導入したシステムを使用して、リアルタイムで在庫を確認できるようにしたいと考えています。最終的には、在庫管理に限らず、受注業務から工場への製作指示、製作後の在庫状況を一貫して管理できる仕組みを作っていきたいと思います。