”カギが自由になる生活”
私たちはただIoT製品であるスマートロックというモノづくりに終始するのではなく、
「未来のスタンダードを創りたい」と考えています。
スマートロックの日本での世帯普及率はまだ0.2%程度ですが、
アメリカでは2020年時点で12%、今後も拡大が見込まれています。
日本では今後100倍以上の拡大が見込める、圧倒的な成長が期待されるマーケットです。
まだ成熟しきっていない分野での挑戦になるため、
「ユーザーにとっての体験価値の追求」という軸をぶらさないことを大切にしています。
例えばスマートロック「Qrio Lock」の開発時は、
外出・帰宅の際にカギはどうあるべきか、どういう状態になるのがベストか、
そもそもカギは私たちにとってどういう存在なのかを改めて考え、
どのようなユーザー体験を目指すのかを決めました。
自宅のドアにQrio Lockを設置するだけで、
スマートフォンを持ったままドアの近くに行けば自動で解錠、ドアが閉まればオートロック。
徐々にカギを意識しなくなる生活になっていきます。
カギを意識をしなくなるということは、利便性と安全性による安心感がある状態です。
スマートロックはユーザーが日々触れる製品なので、体験価値を追求した開発の面白さがあります。
さりげなく日常に存在していて、いつの間にかなくてはならない存在になるからこそ、
サービス連携を見据えた価値の広がりを持たせるなど、次の展開に繋げられると考えています。