どうせ仕事をするなら「いい仕事」「意味のある仕事」をしたい。私たちは、そう思います。
普段、私たちは街で生活していて、山海で起きていることにどれだけ関心があるでしょうか?
オフィスの窓から見える遠い山並みは、全く遠い世界のことのように感じられないでしょうか?
あるいは窓からも見えないあなたの故郷やその周辺地域とその土地にある珍しくはない裏山や里山。日常生活で何気なく飲む水道水、毎日の食卓に並ぶ食材。
食事だけではありません。
住宅、家具、衣服。衣食住の全てにおいて私たちは自然からの恵みを受けて生きています。
都市部の隣にある自然環境・地方は都市と繋がっています。
つまり、気候変動や自然環境の小さな変化も私たちの生活に反映されます。
時代は大量生産大量消費の時代ではなくなりました。経済力のみが豊かさの指標ではなくなりました。すぐ隣にある自然環境のことを生活の延長線上に捉えて、その小さな変化へ気配りできる意識づくりのきっかけとなるようなサービスとは何でしょうか?
ITの発達により生活はより便利になり、情報や物が簡単に手に入る時代になりました。
産地の情報や自然の素晴らしさもインターネットを通じて、
知ることができるようになりました。
しかし、電子の波ではなく五感でしか得ることのできない感動や発見、情報もあります。
例えば、従来の観光旅行から少し趣向を変えて、アクティビティを通じてその地域や自然を知る旅を体験する。地域で課題となる問題をファッションや食材として広げていく。宿泊や旅を通してその土地の一次産業や環境を知る。弊社はサービスとモノを売る企業です。
しかし、ただ売るだけではなくライフスタイルや旅の形を少しデザインすることで、
その土地の情報や魅力を商品サービスと共に発信していきます。
自然と都市の繋がりとは、生態系サービスそのものなのです。
源流の一滴が河口まで流れるなかで私たちの生活水となり、風や雲の流れが大地に潤いを与えて、その土地で育った農作物や加工物、種子がつくるその連続性など、一見目で見えないような循環の流れそのものだと考えます。その流れが淀むことなく循環する社会づくりを、
仕事を通して実現していきたい、私たちはこう考えます。