最先端の研究を社会に還元するため,多角的な視点の融合を求めています。
はじめまして。
国立がん研究センター 研究所の副所長(研究開発支援担当)の都賀と申します。
本募集のビジョナリー戦略室は,がん研究及び関連する技術開発を,迅速に実用化するために必要な戦略を,
外部環境および将来的な動向を踏まえて企画立案するために新設された部署です。
これから一緒に創り上げていってくださる方を募集しています。
私は国立がん研究センターに入職するまで,外資系製薬企業で20年以上のキャリアを過ごし,非臨床研究から新薬申請業務まで,医薬品研究開発の一連に携わってきました。その中で,日本のドラッグラグを解消すべく,早期臨床開発の促進に邁進していた際,大きな学びがありました。
それは,
新しい発想や初めての挑戦を提案する場合でも,
そのストーリーを相手が自分事として捉えることができたら,
相乗的に協働が進むということです。
つまり,
多くのStakeholdersを巻き込んで,大きな目標を成し遂げるためには,
「自分が」ではなく「相手が」新たな挑戦を取りたくなるような戦略が必要です。
そして,その発想力は「相手」の視点を知ることから始まります。
「戦略とは相手を知ること」
皆さんが,これまで培った視点は必ず,ドラッグラグの解消そしてアカデミアシーズの実用化支援にコミットしている国立がん研究センターの強みとなり,患者さんおよびご家族の生活に,多くの選択肢を提案するための一助になります。ぜひ力を貸してください。
一緒に,創り上げましょう!