たくましく
生きていける
子どもたちに
私がモンテッソーリ教育に出会ったのは約10年前です。
当時、私は教育系の出版社に勤務しており、
幼児、小学生、中学生、高校生、社会人を対象とした
教育教材を作る仕事をしておりました。
子どもの勉強で言えば、
毎日勉強しているのに、
成績につながる子、つながらない子に分かれてしまいます。
関係者の中にも
粘り強く物事を前に進められる人と、
立ち止まってしまう人、
心の中ではあきらめてしまう人
に分かれてしまうことがありました。
私なりに試行錯誤していく中で、
その素地は子ども時代の体験にあるのでは、
と感じるようになりました。
自分に自信のある人は前を向いて頑張ることができます。
しかし、
自分に自信のない人、
今まで自分で考えるクセが付いていない人は
困難に直面すると、
まっすぐ前を向けなくなることが
多く見られました。
私たちの子どもが生きていく社会は、
手順が決まっていて
誰でもできることは
ロボットや機械が行い、
人間にしかできない事が求められます。
多くの人をまとめて一つの方向に導くこと、
誰もしたことがない道を
「考えて」
実行する力です。
モンテッソーリ教育の目的は
自立の援助です。
自分で考え行動することを繰り返し、
繰り返し行っていきます。
自分に自信がつき、
自分の好きな事を選ぶ力をつけ、
その為にどうすればよいのかを
考え行動する力が身についていきます。
私はこの教育法に出会って、
勤務していた時に悩んでいた答えが
ここにあると確信しました。
有能で自立していて、
思いやりがあり、
生涯学び続ける人間
これがモンテッソーリ教育の目指す人間像です。
私も子どもを持つ親として、
子どもの未来は、
親のしあわせであると感じております。
皆様の子育てがグングン楽しくなる、
地域に身近なモンテッソーリです。