株式会社スタンディングポイントの採用・求人情報

ご家族の方へ

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代表の若森より、ご家族の方へ
株式会社スタンディングポイントの代表、若森 寛と申します。

生まれは静岡県の浜松市。製造業を営む両親の元で生まれました。

高校卒業後、大学へ進学し、社会人として経験を積んだ後、
祖父と父が創業した家業を継ぐ予定でした。

しかし、バブル崩壊を受けて家業は廃業。
継承する選択肢を無くしました。

そんな時、父親から「自分の好きな道を歩みさない」と言われ、
興味関心の高いアパレル分野で将来仕事をしたいと考え、
できる限り費用の負担が少ない特待生制度のある
名古屋市にある服飾専門学校へ進学いたしました。

学生時代はファッションのデザインやパターン等を学び、
ファッションショーの舞台にも立ちました。
学費や食費を稼ぐため、勤労学生で夜中までアルバイトをしました。
その後、アパレル企業へ入社を果たしましたが、
半年後に身体を壊してしまい、入院&手術。
復帰が遅れ、解雇となりました。

職を失い、何とも言えない心境でしたが、
親友と話をしている中でオリジナルブランドの立ち上げを企画、
なけなしのお金を集め、アパレルの製造販売をスタートしました。

しかし、世の中、そんなにうまくいくものではありませんでした。
苦い「廃業」を経験しました。

それでも私は祖父や父の背中を見て育ったせいか、
「いつか会社を経営する」という夢を諦めない事を決めて
就職活動を開始しました。

グループ会社に就職、工務店様や不動産様をクライアントとした
法人営業を経験させていただき、新規開拓のトップセールスを達成。
翌年23歳の時、新規事業の立ち上げを任せていただくこととなりました。
この時、リユース事業を選択、
その後、多店舗展開を推進、
2006年4月に分社化、現在に至っております。

そんな私には現在、大学生の娘がおります。
娘には幸せになって欲しい。
かけがえのない、とても可愛い娘です。
自分の望む生き方や仕事をして欲しい。
でも、親として出来ることは応援することぐらいです。

大切な家族の一大イベントでもある「就職」。
私も保護者の立場ですから、陰ながら気になることは多々あります。

弊社(株式会社スタンディングポイント)は
2021年8月8日に創業20年を迎える企業です。

しかし、大手企業と比べれば規模や社員数、
その他諸々、見劣りする部分は多々あります。

保護者様においては安心頂ける材料は
少ないことも自負しております。

 このメッセージをご覧いただいているということは、
大切なご家族の方が弊社への就職をご検討されていることかと思います。

ご家族のご決断を応援したい半面、心配な気持ちで一杯かと思います。
少しでもご不安な要素を払拭できれば幸いと思い、
このたび、長々となりましたが、執筆させていただききました。

私が自信を持って言えることがあります。

それは、ご家族を不幸にする会社ではないということです。

当たり前のことを当たり前に宣言しておきたいと思いました。

私は自分の家族や娘に紹介したくなる
素晴らしい仲間のいる会社だと思って経営しています。

弊社の資本金は1000万円。
主要取引銀行は、ご存知ではない方もいらっしゃると思いますが、
きらぼし銀行、静岡銀行、商工中金という金融機関です。

創業してから今日まで、特損(固定資産の除却)による
赤字決算の経験もございます。

しかし、経常利益の赤字は初年度のみ。

万全とは言えなくとも健全な経営状態にあります。

コロナ禍においても(前期15期)過去2番目の決算でした。

現在、DX化の推進、オンライン型サービスへの投資など、
時代の変化をキャッチアップし、
常に先見性を持って着実に成長していきます。

決算数字は官報にて開示されていただいております。
「キャッシュ化できる資産>金融機関からの借り入れ」という財務状況ですから
いわゆる実質無借金経営に近い状態であることはご確認いただけます。

平均年齢29歳、平均年収524万円(16期実績)。

これも、小売業においては大手に引けをとらない待遇です。

16期からは新規事業として
月額制オンライン教育クラウド「TEICHAKU」を
リリースさせていただきました。

毎月コンスタントにキャッシュインする
所謂「ストック型ビジネスモデル」です。
アカウント数を着実に増やしており、
期中には黒字化を達成します。

 HPの会社概要ページにも記載させていただいておりますが、
株主であるグループ会社(アイジーコンサルティング)の創業は明治32年。

経済産業省主催の「おもてなし経営企業選28社」であり、社会に必要とされる
老舗企業の100%子会社ですので、経営に関するリスクも低い会社です。

取るに足らぬ情報も上記に記載させていただいているとは思いますが、
少しでもご不安を払拭できたのであれば、嬉しく思います。

 私は親や世間が望むような「大手企業」に就職したことはありません。
しかし、転職者の中には大手企業に入社したものの
「労働者」としての働き方を強いられていたメンバーも大勢います。

やりたいことを具現化する「知識労働者」としての働き方とは異なり、
自分自身の成長が会社の成長につながっている実感を得られない。
結果、退職の道を選択して、弊社に入社してくる仲間もいます。

大手企業は雇用や給与など守られているかもしれません。
しかし、私自身、自分自身の力を持って最大限に社会に貢献している、
そんな実感を感じられる権限移譲の進んだ中小零細企業への就職を
20代の若者には勧めたいという気持ちは変わりません。

私は高校生の時、家業を継ぐ選択肢を失いましたが、
失ったからこそ、今の自分は存在すると思います。

親から授かったこの人生は一度きり。
どんな仕事に就いても正直、変わらない条件です。
だからこそ、自分の人生をあきらめてはいけないと思っています。

人生は決断の連続。
「自分で選んだ道」を着実に前を向いて
「自分の力」で歩んでいく。
その姿こそ、「最高の親孝行」ではないでしょうか。

無理に入社していただこうとは思っておりませんが、
お子様が弊社に興味を示されているのであれば
お子様の人生の一節、望むならば最終節まで
一緒にお仕事ができればと思っております。

長文にお付き合いいただきまして、誠にありがとうございます。
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