日本濾水機工業株式会社の採用・求人情報

【インタビュー/代表取締役社長 橋本】

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【Voice】
企業も人も、チャレンジする前向きさが成長の鍵だと思います。
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Chapter 1
「社会を良くしたい」「初めての事でもチャレンジしてみる」そんな想いが源流です。
当社は、私の祖父と、その兄でセラミック濾過筒の開発者である橋本精士とで始めました。ドイツ製の濾過フィルターを知ったことをきっかけに、製品開発が始まるのですが、実は当時の詳しい記録は無くって(苦笑)。ただ、時代背景的にも、薬剤師をしていた橋本精士が安全な水を日本にも広めたいと考えたのは自然な流れだったのかもしれません。
 当社の沿革を見ていただくと、そこから順調に認知を広めていったように見えるかもしれませんが、実際は草の根的な地道な活動があったようです。フィルターの重要性なんて誰も認識していない時代に、一軒一軒、説いて回ったと聞いています。「日本の衛生事情を欧米並みに良くしたい!」という強い意志のもと、製品化、そして認知拡大をして行ったのです。
 現在の当社は、セラミックフィルター・濾過機の製造販売に加えて、製薬会社が医薬品製造に必要な水処理設備のプラントエンジニアリング事業を行っています。プラントエンジニアリングの事業も、その時々のお客様の声に応える形で成長してきました。「やったことないけど、やってみましょうか」というチャレンジ精神で応えてきた結果、今では、水処理の中でももっとも基準が厳しい注射用水の分野で、多くの企業様に支持を頂いています。人の体に直接入る点滴や透析液などの注射用水は、最高水準の安全性が求められます。全国各地の原水を理解し、顧客の求める水準まで濾過することは決して簡単ではありませんが、長年蓄積してきた無菌濾過技術とノウハウを活かして、最適な方法をご提案できることが当社の強みです。
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Chapter 2
これからの当社に必要なのは「組織力」。
私はもともと、監査法人で公認会計士として働いていましたが、先代である父が病になったことをきっかけに、当社に入社しました。入社して驚いたことが多々ありましたが、その一つが、企業理念にある「生産と販売には誠意をモットーとする」ということを実直に行っている社員の多さです。お客様が困っていることがあれば、「やってみます!」と言ってしまう、まずは引き受けてみるというスタンスの社員が多いんですね。大手企業だと、非効率だから、と決まったルールに則って業務が進んでいきますが、当社ではお客様毎の個別カスタマイズが当たり前。そのおかげで、「濾水機さんは頼りになる」と多くのお取引に繋がっています。「若いころ、濾水機さんに色々教えてもらったよ。」なんて仰ってくれる大手企業の社長や役員の方もいました。過去から続く、社員の力で築き上げられた、こういった信頼や繋がりは今後も大切にしていきたい財産です。
一方で、結果的に非効率が生まれてしまっていることも事実。今後は、会社としてもさらに人数を増やしていく方向ですので、高い個人の力を、組織としてどうやって結集させていくかが課題です。例えば、業務改善を目的に部門横断のプロジェクトを立ち上げたのですが、外部からプロジェクト運用の顧問を招き、記録の付け方といったとこから指導を受け、運用を行っています。個人プレーではなく、「誰かに引き継ぐことを前提に」仕事を進めていく、という基礎を養うためです。私をはじめ、他企業からの転職者も多いので、効率化のノウハウを取り入れながらも、個人の創造性を失わないような取り組みを今後も行っていきたいです。
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Chapter 3
挑戦し続ける組織でありたい。

組織力の強化が今後の課題、とお話しましたが、もう一つの課題は「濾過の可能性を広げる」ことです。注射用水の分野で事業拡大をしてきた一方で、創業当時から続くセラミックフィルターをはじめとした濾過ソリューション事業での市場は、未開拓な分野も多々あります。今後はこの事業に、より注力していく方針です。現在はワイン、酵素、香料、海水関連などの企業・団体とのお取引がメインとなっていますが、「液体から“何か”を取り除く」という濾過の技術は活用の幅が広く、化学、工業、宇宙、海外市場など、当社が今まで未開拓であった分野でも応用が可能だと考えています。こんなことができるかな、あんなことができるかも!と周囲を巻き込み協力を得ながら、新たな可能性にチャレンジしてくれる方をお迎えしたいですね。
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Chapter 4
「仕事が楽しい!」そう言える人なら大歓迎です。
「従業員の幸福の増進と生活の安定をはかる。」は当社の理念の一つです。実際に、社員はほぼ定時退社ですし、今時珍しく住宅補助もあります。社員の生活に合わせた働き方の多様性も認めており、社内で職種転換をするケースも出てきました。こういった話をすると「ラクな会社」と思われてしまうかもしれませんが、決してそうではありません。定時退社をするためには、限られた時間の中で効率的に仕事を進めていく能力が求められますし、職種転換をした社員もそれまでの頑張りへの評価がありました。受け身な姿勢の方は当社で活躍するのは難しいでしょう。
逆に、仕事に対して前向きな方であれば、当社は最適な環境と言えると思います。毎年3月の経営計画発表の際には、社員表彰があるのですが、この表彰は「自分で考え工夫し成果を出した社員」に贈られます。単に成果を出した、ということに留まらず、見えないところでどんな工夫を行ったのかにスポットライトを当て、共有しているんです。課題を見つけ工夫改善していくことを楽しめる方であれば、当社で活躍していただけると思いますよ。
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