日本濾水機工業株式会社の採用・求人情報

【社員インタビュー/営業 小山】

MESSAGE
[VOICE]
失敗も経験になります。チャレンジ意欲のある人、大歓迎です。
――3度の倒産を経験し出会えた、憧れを実現できる会社。

当社を含めて合計で4社経験しています。いずれも環境に関わるビジネスをしていて、職種も、研究職、技術職、営業職と様々な役割を経験してきました。転職のきっかけは、前職の倒産でした。ちょうどリーマンショックが起こった時期で、転職活動も300社応募して3社面接にこぎつける、といった具合で。ただ、そんな中でも環境に関わること、特に「水」や「濾過」に関わる仕事に就けたらいいなと考えていましたね。大学時代に濾過の研究をしていたことと、アフリカへ行った際に水不足問題に対する生の声を聞いた事が、影響しています。なので、「途上国への貢献」や「きれいな水を提供する」と言ったことが仕事探しのキーワードになっていました。そこで出会ったのが当社。社会や環境に関わる事業は沢山ありますが、きれいな水を提供できるような仕事に憧れがあった自分にとって、「これだ!」と思える出会いでした。


――理系での経験が活かされた、研究の日々。

今は、主にセラポアを用いた濾過機の営業を担当しています。入社当初はセラポアの製造部で3か月間製造に関わったり、その後も製品性能の研究に携わったりと、営業活動以外のことも沢山チャレンジさせてもらえました。セラポアは100年続く優れた製品なのですが、過去の研究の引継ぎが不十分で、失われてしまったエビデンスもあり、それらの調査や特徴を確認するために現代版の研究を行いました。気になったことは調べたい、というタイプなので、製品の良さを研究する時間が貰えたことは、ありがたかったですね。製品特性について理解が深まったことは今の営業活動にも活きています


――新商品の企画立案~現場での機械設置まで。頭も体も使う濾過機の営業。

今の仕事では、新規顧客の獲得はもちろん、既存顧客の対応も営業が任されています。既存顧客の中には40~50年前に購入された機械を未だに使用してくださっているお客様も。ただ、機械としての劣化はどうしても出てきます。「パッキンが劣化した」「バルブの調子が悪い」などの問合せは毎日なにかしら頂きます。当社の機械は半オーダーメイド。お客様毎に使っている部品が微妙に違うので、問合せを頂くと、過去の仕様書を探し、パーツを調べ、型番を確認し、発注をするという細かな業務も行います。中には、廃盤になっている部品もあるため、その際は現場に伺い、採寸をして、代用可能な部品を探すということもあります。できることを探し誠意をもってお客様に向き合うのが当社のスタイルなんです。
仕事の幅広さ、ということで言えば、新規製品の開発などもする一方で、お客様先で機械の設置~試運転をするなど、当社の営業の仕事は本当に多彩です。それだけ、様々な能力が求められるともいえます。だからこそ、当社の営業として一人前になるには時間がかかると思っています。私も過去には、お客様先での試運転の際に配管の緩みの確認不足で、液体を配管から噴出させてしまったなんてこともありました(苦笑)。でも今となってはこの失敗も良い経験だったと思っています。失敗を重ねてもそこから学び、着実に成長していける、そんな粘り強さが一人前への近道だと思います。



――歴史があるだけの会社、にならない取り組み始動中。

今はもう違いますが、僕が入社した当初、PCは営業所に一つだけ、とかなり古風な会社でした。過去のデータを調べようと思ったら、茶色に日焼けした紙の束が出てきた!なんてことも(苦笑)。社長が代わったことで、IT化や情報の共有化、部門間連携などはかなり改善されています。お客様を訪問する際に技術部が同行してくれることも増えましたし、IT化が進んでいたので、緊急事態宣言の時も在宅ワークで滞りなく仕事が進められました。当社はまさに今が変革期です。オフィス環境や、組織としての在り方、仕事の進め方など、様々なことが少しずつ変化し始めています。営業活動も、今まで以上に新規顧客の獲得に注力する方向です。長い歴史の中で、大手企業をはじめとした多くのお客様とお取引をさせて頂いています。一方で、新規の顧客獲得は、既存のお客様からのご紹介やHPへの問合せが中心となっていました。これも十分すごい事だとは思うのですが、より多くのお客様にセラポアや濾過機の良さを知って頂くことも重要です。セラポアの知識や営業については私がイチから教えていきますので、新しい仲間の力も借りて、その魅力を発信していきたいです。
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