一般財団法人全日本私立幼稚園幼児教育研究機構 事務室・・・。
字の並びだけを見ると、かなり固いイメージをお持ちになる方も
いらっしゃるかと思いますが、実際にはそうではありません!
当機構の事務室では、幼児教育を根幹から支える、やりがいの大きい
お仕事に日々取り組んでいます。
【当機構の事業内容の例】
■オンデマンド研修「ゆたかなまナビ」
地域や働き方にかかわらず、保育者一人ひとりのニーズや生活時間に合わせて学ぶ機会を保障するために、多様な内容の研修動画をオンデマンドで受講できるシステムを構築し、全国の園を対象に提供しています。昨年度はのべ2万人の方にご参加いただきました。保育者の学びが園の教育の質向上へつながり、子どもたちの成長にもつながります。
■「ECEQ」(イーセック)
Early Childhood Education Quality. Systemの略称で、
当機構が開発した、公開保育を活用した幼児教育の質の向上システムです。
公開保育や園内研修を組み合わせたシステムを通じて、幼稚園や認定こども園等が自園の良さや課題を自覚し、その園の特色を生かした幼児教育の質の向上を目指しています。
■「研修ハンドブック」「研修俯瞰図」
保育者研修を俯瞰すると、新任保育者から園長に至るまで、それぞれの経験年数によって様々な学びの幅と質があります。
それぞれの保育者が積極的に研修に取り組み、自分のレベルや興味・関心に合わせて研修を組み立てられるように研修計画の目安として、当機構では「保育者としての資質向上研修俯瞰図」を示しています。
それぞれの学びの内容を、「ホップ・ステップ・ジャンプ」と3段階に分けて研修の視点を明記し、教職員の主体的な研修を支援しています。
研修を受講した証明を学びの履歴として保管するために「研修ハンドブック」を刊行しています。
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【当機構の事務室について】
20代の社員2名と30代の社員が1名所属しており、他1名は産休取得中です。
現在室長を務めるのは、中途入社7年目、前職ではとある物流会社の総合職で
お仕事をしていた社員です。大学時代に塾の講師のアルバイトをしており、
当機構の過去求人を見て、「ここでなら、日本の教育をより良くするという自分の
アツい想いを形にできるかもしれない・・・!」と感じ、入社してくださったそうです。
“私立幼稚園等に通う子どもたちの健やかな育ちに寄与すること”
をメインミッションに、若い世代の社員が手を取り合い日々奮闘している、
それが当機構の事務室です。
もちろん、現場として厳しい部分もありますが、それに見合う仕事の裁量ややりがい、
報酬での還元はこれからも継続していきます。
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【事務室の仕事内容の一例】
事務室員という肩書から、一般事務の様なイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、
実際には幼児教育の変革を目指して、割と大きなことに日々挑戦していたりします。
■学会の運営
「大学教授をお呼びし、幼稚園やこども園の教員に向けて講演をしてもらおう」といった計画を基に、教授への連絡や日程調整を実施。学会の開催案内、申込受付、当日運営の在り方の全体を把握・設計します。
約700名もの人が集まることもある中で、運営に関わる数十名の動きや役割を可視化する資料をつくるなど、滞りない運営を実現します。その中で、参加者が道に迷わないよう案内板を設置したり、講義の声がクリアに伝わる教室の配置を考えたりと、細部まで気を配ります。
■出版物の発行
全国の私立幼稚園にお送りする機関誌、『まなびの広場』などを発行。委員会で掲載内容について話し合われるので、先生方の盛り込みたい内容をまとめ、ページ構成やお話を伺う専門家の選出などを確認しながら進行、刊行までの対応をします。
■研修動画の配信
研修コンテンツや研修受講後のテストなどの作成依頼や、コンテンツの内容・受講期日・金額を広報し、その後独自システムを通じて配信する準備をします。