1950年代よりアメリカンカルチャーを取り入れ
日本にアメリカントラディショナルスタイルを浸透させました。
60年代には「アイビールック」や「みゆき族」など流行を作り、
T.P.O (Time Place Occasion)という言葉で、
着こなしや時々のルール等、スタイル全般をイノベーションし
メンズファッションとライフスタイルの文化を築きました。
トラッドは常に変化し進化していくもの、
時代とともに変わりゆく
ライフスタイルを発信していきます。
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60年代/////
50年代は紳士服を中心とし、スーツをメインとしたブランドでしたが、60年代に入り、アメリカのアイビーへとシフトした。その象徴となるのが、1965年に発刊された「TAKE IVY」という写真集。総勢8名のスタッフが、アメリカの東海岸の8校からなる名門私立大学を総称したアイビーリーグ校へ行き、本場のアイビーリーガーの撮影し映画と本に収めた。
TAKE IVYに続き、アメリカの北東部のリゾート地をテーマにした「CAPE COD」や「DISCOVER AMERICA」などシーズン毎にテーマを設け、若者に良きアメリカを伝えていきました。
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70年代/////
1970年には<どんな時、どんな場所でもどんな人にも語りかけるグローバルな服を多彩に創造していく>というキャッチコピーと共に企業ポリシーに「GLOBAL EYE」を掲げ、各国で撮影されたビジュアルが残されています。
1971年~72年の2年間に渡り展開されたキャンペーン「Come on Sportsman!」、73年「SPORTS COMMUNICATION」、74年「We Love Sports」と70年代前半は、スポーツにぶつかっていく男にスポットをあて、「週に一日はスポーツを!」という合言葉と共に<明るく、活発で健康的>というVANのイメージを強くアピールしたキャンペーンが開催されました。
青山に本社を建て一帯をVAN TOWN青山と名付け、関連のブランドが点在していました。