福利厚生：社会への貢献の一貫として、女性ドライバーの登用を積極的に行っていますが、子供を会社に預かってもらえる制度、つまり保育所等設置案も考えてもらえたらもっと良いと思います。

勤務時間・休日休暇:
ドライバー社員(中途採用)は固定コースからスタートとなるので、出退勤時間は固定になりやすい。しかし、コースは選べない(その時点で人が不足している時間帯に回される)ので、希望通りになるかはタイミング次第。コースが選べないのと、どのコースも時給に差がない(コース別手当の類がない)ので、新人は早朝出勤or深夜退勤で比較的疲れるコースに充てがわれる事が多い。コース変更は上司とコースの改廃次第で、何年も同じコースが続くこともザラ。

一般社員(新卒採用・中途でも希望すれば一般社員になれる)は最初からコースがバラバラになる。もちろん出退勤時間もバラバラになるので、ついていくのが大変。同じコースは飽きるというタイプであれば問題ないかと。

勤務時間はコースによるが、9時間〜13時間/日程度(季節によって臨時便の運行が入り延びることもある)。改善基準告示(約15時間/日,293時間/月まで勤務可)はしっかり守る。

休暇希望は月2日までと案内されている。土日祝休みのコースもあるので、土日休みは取りやすい。
年休105日と運送業としては休みが多い方だが、臨時便の運行やドライバー不足などで月1〜2日は休みが削られるケースが常。

多様な働き方支援:
副業は禁止(就業規則に明記)

企業カルチャー・社風:
日本教育創造研究所(日創研)の研修プログラムが隅々まで行き渡っている。13の徳目の日例会やありがとう運動など「意識させる場」については多数設けられており、挑戦ができる意識風土はある。しかし、日々の業務が忙しい部署が多く、配属次第では挑戦したいという気持ちが削がれていく。

組織体制・コミュニケーション:
我々も忙しいが、管理を担当する上司の方がさらに忙しいので、相談に対しては耳は貸してくれるが、明らかに聞く気がなかったり、話半分で聞かれていたりする。

女性の活躍・女性管理職：女性の役員クラスとマネージャークラスはそれぞれ1名。現場で頑張っている女性もいるが、新卒で入社した女性がかなりの高確率で事務スタッフになっているのは気になるが…。

働きがい:
日創研の研修プログラムが日々行われているため、「成長しなければならない」という圧力を受けながら、変わらない日々の仕事に従事することができる。

入社時の期待と入社後のギャップ:
もう少しキャリアに対して何かしらの報酬があると思いました。

事業の強み:
既存の事業(書籍類の配送)からは段々と手を引き、全社で成長産業のチルド・フローズン輸送にシフトしてきている。
更に、食品輸送だけでなく、取り扱いに注意が必要な(単価の高い)薬品類の輸送、新規取引先の開拓など手広く取り扱っている。
特定の荷主に依存しない経営であるので、荷主側の問題で会社が傾く事はなさそう。

事業の弱み:
特定の荷主の仕事を大量に取り扱っているわけではないので、配送効率が悪く売上が立ちにくい。

給与制度:
運行コース別手当はなし。楽な仕事も大変な仕事も同じ時給なので、管理側と仲良くなって楽な仕事を獲得していく関係を築き上げれば楽になるかも。
一般社員であれば毎年、前年の個人の数字ベースの業務達成度に比例して昇給はする。