福利厚生：
住宅補助：持家・借家に関係せず一律定額支給（7千5百円）
退職金制度：あり（3年以上勤務）中退金加入
社外貯蓄：積立NISA・IDECO等
業務外保険：休日の怪我でも保証がある業務災害総合保険加入（会社支払）

オフィス環境：
立地：最寄り駅より徒歩もしくはバス。（JR南武線西府駅より徒歩20分・京王線府中駅よりバス15分+最寄りバス停から徒歩5分）
通勤：自転車通勤者5割程度、車通勤不可・単車での通勤は応相談
事務所棟/2階、工場棟/3階
食堂あり：調理業務は無く、スペースのみ。仕出し弁当注文可。昼食補助あり（出勤日×100円）
喫煙：基本社内全禁煙。工場外中庭に喫煙スペース設置
社内に自動販売機設置、通常より安い価格帯での購入可能
制服：長袖・半袖シャツ・ジャケット・暖房着貸与。安全靴・軍手自費購入

勤務時間・休日休暇：
勤務時間は8時～17時 休憩が10時及び15時に10分、昼食休憩は12時から12時50分。1日の休憩時間70分
平均残業時間：10時間程度
年間休日：105日（今後増やす予定）会社作成の年間カレンダー有
月に1～2日の土曜出勤あり。水曜日はノー残業デーを設置
有給：毎年4/1一斉付与。中途入社は入社日に10日支給以降法定通り。半日休制度あり、年平均7日消化

多様な働き方支援：
副業：可・利用実績無
介護休暇：可・利用実績有
育児休業：可・利用実績有
産後パパ育休：可・利用実績無
定年制度：あり（60歳、以降65歳まで継続雇用あり）65歳以降でも条件次第で就労可
時短正社員制度あり（条件有）：利用実績有

企業カルチャー・社風：
各部門に分かれてはいますが、課にとらわれず全体で業務を遂行していく。特に営業部が無く、受発注の事務部門は総務が行います。製造・技術・生産管理のリーダーが各自で顧客を持ち、すり合わせをしながら運営します。

組織体制・コミュニケーション：
社長が常駐し、現場も日に複数回巡回して作業の進捗や作業環境の確認をしています。常務が工場長を兼任し、いつでも話ができるため意思疎通はよくできます。他の課の作業を手伝ったり、手伝ってもらったりの業務も日常茶飯事なので情報共有が重要になります。毎朝運行管理と同時に作業進捗の報告を行い、各課ごとでのミーティングをしています。
親睦会制度があり、毎月の給与から控除された金額を積立して「お花見・BBQ・忘年会」などの行事を行っています（コロナ禍の為2年実績無）

ダイバーシティ・多様性：
インドネシアからの技能実習生の受け入れをしています。社内に寮があり、そこに住みながら業務をしています。3年間という期間限定ではありますが、日本語の学習や機械の検定試験も行います。
親睦会のイベントの際にもイスラム教の教義にあわせて「スープの出汁」や「焼き肉のたれの混入物」に豚が入っていないことも確認して購入しています。

女性の働きやすさ：
事務所で5名、現場で2名の女性の方に勤務していただいています。小学生のお子さんをお持ちの方もいらっしゃるので、学校行事などでお休みを取られる方も多いです。
年齢が近い方が多いので、業務しやすい環境かと思います。

成長・キャリア開発：
主製品は箱物の鈑金製品ですが、塗装や印刷などの二次加工まで込みで受注しています。その為、二次業者とのやり取りも多く、納期調整や品質管理にも関わりますので多岐に渡る業務が経験できます。工場設備が府中にもあるので製造の現場が目の前で見ることが可能。作業員ともコミュニケーションをとることでモノづくりの流れも学習できる。

働きがい：
製造している製品が「交通インフラ」や「駐車場精算機」などの身近にあるものも多く、最終的に製品として出来上がった形を街中で見かけることがあるのでそれは感慨深いです。
働き甲斐としては、客先・社内・協力業者などの間に入り品質や納期を管理しながら進めていくことです。数カ月先の納品に対しての進捗の確認やどのタイミングで協力業者への持ち込みや引き取りを行うかの日程管理が大事なので、それが予定通りに進むと「よし！」という気持ちになります。受注数が数百から数千台になる製品もあるのでそれだけの数量の管理がうまくいったら気分が良いですね。

入社時の期待と入社後のギャップ：
生産管理という名前にはありますが、机の上で数字を動かすよりも実際に現場やお客様・協力業者へ出向いてコミュニケーションをとっていく仕事です。担当にもよりますが、半日～1日中外出していることも珍しくありません。

事業の強み：
精密板金と謳っているいるように、製品にはμ（ミクロン）単位での製造を行っていますので製品の精度には自信があります。生産の多くは岩手で行っていますが、自社便にて週2便岩手工場との行き来があるので受注からのスピードも都内ではほとんど無いのでは。

事業の弱み：
例にもれず、人員の確保が厳しい。年々人口が減少し、モノづくりの人員も減少の傾向である。
本社工場は20代が1名で、残りの30名近くが40代以上であり技術の継承が問題としてある。
新しい機械を導入し、人手不足と技術継承を解消しようと進めている途中である。

事業展望：
他の業界と同様にコロナ禍・ウクライナ進行以降、売上の減少がみられた。今後は急激なV字回復は見込めないが、着実に売上を回復しつつある。補助金を利用しながら生産管理システムや大型の複合機・ベンダーなどの機械を順次入れ替えているので生産は安定している。

給与制度：
持家・借家に関係なく、月7,500円が固定で支給される。昼食の補助が以前は仕出し弁当の約半額を弁当を頼んだ人にのみ出ていたが公平性を鑑み、弁当の発注にかかわらず出勤日数（半休を除く）×100円が支給されるようになった。
給与として数字が表に出てくることはないが、福利厚生として会社が社員にかけている保険が何気にありがたい。休日にプライベートで野球などのスポーツをしたり、遊びに行ったときに負った怪我でも保険金が出る場合がある。入院や通院でもお金がもらえる。しかも掛金は会社が支払ってくれているので無料。家計に影響もなく安心が得られる。

評価制度：
基本受注生産でノルマもない為、実力主義で評価が上がっていくことはない。1日に数回、社長が事務所・工場内を巡回しながら仕事ぶりを確認している。所属している人数が少ないので部署長からの評価もあるが、社長からの直接評価が大きい。