福利厚生:
社宅ありと求人票には記載されていましたが、現在は1年間の家賃の半額補助に切り替わっており社宅の貸し出しはないとのことでした。
勤務中に発生した事故や損害について十分な補償がなく、10万円以下の損害額については隊員の負担になり、10万円以上の損害額については保険適用させるために10万円の費用がかかり、隊員と会社で5万円ずづ負担する裁量が取られており、万が一の保証が足りないように感じました。

オフィス環境:
コンビニの隣に併設された小さな事務所が本部になりますが、事務員として勤務する場合を除いて出退勤以外で利用することは滅多になく、朝出社して簡単な掃除を行い、その日の担当車両に乗り込んだら特に利用する事はないと思います。
私は利用しませんでしたが、社用車車庫に自家用車をおいてもよいと案内を受けたことはあります。

勤務時間・休日休暇:
休日休暇については完全週休二日制であり、繁忙期にはとれるわけではありませんが、有給休暇以外で年間５日間の個人の自由に割り振れる休みがあるので年間休日数は十分確保できるかと思います。
勤務時間についてはロードサービス業の都合上、必ず定時で上がれるわけではなくどうしても早くて30～60分、遅いと2～3時間の残業が発生することは度々あります。

多様な働き方支援:
利用したことはありませんが、事情を伝えれば早帰りもできるとのことでしたが配車を担当する人の裁量によるものが大きくあまり機能していないようでした。

企業カルチャー・社風:
社長が会社を一から立ち上げて大きくしてきた経緯があり、当時の仕事のやり方が今も残っている風潮があります。

組織体制・コミュニケーション:
組織としては経理や営業セクションなどはなく経営を社長と社長夫人（人事担当）専務があたり、現場を専務とマネージャー、一般隊員、事務員が回しています。
横どおしのつながりは強いですが、縦の連携がうまく機能していないようでした。

女性の働きやすさ:
事務員としての働くのであれば対人コミュニケーションに負担を感じなければ働きやすいと言えますが、隊員として働くのは休憩時間が必ずとれるわけではない事やこの会社に限った話ではなく路上サービス全般に言えることだとWC問題などもあり、あまりお勧めはできないと感じます。

成長・キャリア開発:
ロードサービスという特殊なサービスを提供していますので、多種多様な車の知識が身につくと同時にお客様一人ひとりに向き合った接客サービスが学べるところが大きいと思います。

働きがい:
自分がいままで知らなかった対応の仕方を学び、それを実践することでお客様に感謝してもらえる事が務めていて一番やりがいを感じたポイントになります。

入社時の期待と入社後のギャップ:
入社前に説明を受けていた内容と異なっている部分が多く、現場と経営の認識の乖離が見えるように感じた
そのためか人の流出が多く、働き続けられるか環境が整備されきっていないように感じた。

事業の強み:
従業員の平均年齢が若く、長く戦力として期待ができる。
個人や法人からの依頼以外にもアシスタンスから案件を受けれる基盤があり、仕事量と収益が安定している。
都内に拠点が複数あり、本格稼働させればより多数の案件に対応が可能。

事業の弱み:
上記の強みが活かせていない
経営セクションと現場がコミュニケーション不足でお互いに意図が伝わっていない

事業展望:
現段階のままでは人の流出が続き、新規の隊員も増えないためこなせる案件が減少することで収益が落ち込む恐れがある。

給与制度:
求人票にはその年の業績によって賞与がでるとされていますが、2年在籍している先輩から聞くに賞与が出たことはないそうでした。
インセンティブ制度があり、個人売り上げの一部が給与に加算される制度がありますが、個人売上が100万以上か完了件数100件達成していることなど条件付きのわりには個人売上の1％の計上と少なめに感じました。
給与計算などは外部の業者に委託しており、あまり連携が取れていないような印象を受けました。

評価制度:
経営陣の年齢層が全体的に若く、年齢による昇進や給与の制限などはあまりないように感じましたが、内部事情的に昇進が難しいらしく下が上がりづらい環境のようでした。