福利厚生:
住宅補助は会社が７割負担してくれます。通勤手当も全額支給です。社員持ち株制度もあります。寮はありません。

オフィス環境:
工場は都心部の所もあれば郊外の所もあります。会議室は充実しておりポータルサイトにて予約する形式となります。共有スペースは本社にあります。

勤務時間・休日休暇:
休暇の取得は強く推奨されています。取得できるかは個々人の働き方次第ではありますが、制度はしっかりしており、信頼できます。

多様な働き方支援:
リモートワークも可となってきました。部署によりその施行度合いは異なると思いますが、成果創出できれば、働き方は旧来の枠にとらわれない、というような風潮に変わってきました。

企業カルチャー・社風:
アサヒビールは、日本の伝統的な醸造業界におけるリーダーの一つであり、その企業文化は比較的保守的とされています。この保守性は、長い歴史と伝統の中で培われた価値観、慣習、およびビジネス手法に深く根ざしています。

まず、アサヒビールは製品の品質と安全性を非常に重視しています。これは、品質管理に関する厳格な基準と手順を設けることによって実現されており、その結果、長年にわたって一貫した製品を提供することができています。このような品質へのこだわりは、保守的な企業文化の典型的な特徴であると言えるでしょう。

また、アサヒビールは伝統的な醸造技術を大切にしており、その製品は長年にわたって継承されてきた技術と知識に基づいています。新しい技術やトレンドを取り入れる際にも、これらの伝統を尊重し、バランスを取ることが重要視されています。

さらに、アサヒビールの組織文化は、上下関係を重んじる傾向があり、意思決定プロセスは比較的慎重であると言われています。これは、日本の企業文化において一般的な特徴であり、変化を急がず、リスクを避ける傾向につながっています。
保守的
アサヒビールの保守的な文化は、安定したビジネス運営と長期的な視点を可能にしていますが、一方で、市場の変化やイノベーションへの対応が遅れる可能性もあるという課題も抱えています。それでも、同社はその伝統と品質へのこだわりを維持しつつ、時代に合わせた適応を図ることで、長年にわたって業界のトップに立ち続けています。

組織体制・コミュニケーション:
年功序列

ダイバーシティ・多様性:
基本的に弊害はない

女性の働きやすさ:
子沢山やPTAをしながら働いているママさん社員もおり、ワークライフバランスは非常にとりやすいです。働きながら子供の教育にも熱心なイメージで、親が働いたり自己研鑽の学習をするからか学歴面で優秀なお子さんを持っている人が多い印象です。女性の管理職もいてバリバリに働かれています。

成長・キャリア開発:
使いきれないほどの研修や学びのリソースがあるので、資格取得や自社知識の取得などに困ることはほとんどないと思います。実際に色々な資格を働きながら勉強してとっている人がいます。自分の行きたい部署で求められるスキルも明確に示されているので、キャリア形成のための自己投資も組み立てやすいです。資格の種類によっては取得手当があるので金銭的な負担も減ります。研修に関しては、本社が用意してくれるものもありますが、支社などでも独自に研修を行ってくれる人がいたりみんな積極的に切磋琢磨している環境です。自分が学びたい研修がなければ、自分で研修を作ることも不可能ではありません。

働きがい:
上司から自分のキャリアプランに必要とされることをアドバイスしてもらえる機会があるので、目標に向かって業務を遂行しながら自己研鑽することが可能です。目的があるのでモチベーションも上がります。

入社理由:
勤務時間と完全週休2日であったこと。残業がないこと。休みを取りやすいこと。

入社前に認識しておくべき事:
特にない。頑張っても給与で評価されるわけではない。ただ子供がいて、時間に融通がきく仕事がいい主婦にはおすすめできる仕事だと思う。

事業の強み:
スーパードライという圧倒的なブランド力が最大の強みであると考えられる。また、アサヒという名前だけでもある程度の知名度があるため新しいことをやったとしても売り上げにはつながるという強みがあると思う。

事業の弱み:
積み上げてきた研究開発が強みというよりもブランド力が強みであるため、継続して同じものを作るノウハウや経験は社内に蓄積されているが新たな柱となりうるようなコア技術と呼べるものが何かわからない点は不安に感じる。

事業展望:
一定の売り上げは維持されるとおもうので潰れはしないと考えている。

給与制度:
基本的には残業で稼ぐスタイル。営業系と内勤系では評価制度や基準も違く、営業の方が稼ぎやすい。営業では大きく分けて、量販と業務用に別れるが、王道は量販で量販の方が出世はしやすい。年に2度、上長との評価面談があり、定性、定量に分けて評価される。担当するチェーンや地域によって定量に関しては大きく変わるので、定量の方もしっかり評価してもらえているように思う。昇給に関してはベースがもとより高いので緩やかに昇給していくイメージ。年次を重ねていくと、Pと呼ばれる管理職試験を受ける事ができる。賞与は6月と12月支給でトータル10ヶ月分あるかないかくらい。そこは評価によってまちまちかなと。各種手当は住宅手当が家賃の半分ほど。しかし、約3年に1回ほど人事異動があるので、そこは大きなデメリットかなと。

評価制度:
基本的日実力主義に思う。実力のない年長者が上にはびこっているというような事はほぼほぼ無いように思う。近年、社長も変わり、評価システムや営業スタイルが大きく刷新された。バリュー経営をより強固にしていくという方針のため、昔ほど経費や接待費、交際費は使えなくなった。それでも一人一人の裁量は大きく、道筋はあるものの、個人の裁量で仕事ができる環境。