福利厚生:
確定拠出年金、社員持株会、ベネフィットワン、GLTD(長期の療養に対する最低給与の保証制度)があります。

オフィス環境:
各教室は基本どこも駅から徒歩5分以内にあります。教室規模はまちまちかつ、開校からの年数によって教室の綺麗さは変わります。が、基本そこまでぼろい建物はありません。

勤務時間・休日休暇:
勤務が基本午後なので午前中は自由に使えます。また基本日曜日と平日1日が休みのため、役所等に行くには便利です。が、逆に言えば勤務終了が22時なので勤務後に何かをするというのは基本出来ません。また世間と休みを合わせるのも難しいです。
秋以降(9月以降)は日曜日に講習等が入ることもあるため、休日出勤が増えます。特に小6、中3の受験生クラスを担当する場合は11月以降はほぼ毎週日曜日に何かあります。振替出勤、振替休日の制度はありますが、他の曜日はそれはそれで他の学年の授業が入っているため振替できないことが多いです。よって休日出勤です。
有休もとる場合に申請が却下されることはありませんが、担当クラスがある以上心情的には有休はとりづらいです。法律で決められた最低限の5日を消化するのがやっとという人が大多数でしょう。本部所属になるとまた変わりますが。

多様な働き方支援:
副業は本業に支障が出ない範囲で許可されています。
リモートワークは現場(教室)勤務の場合ほぼ不可能です。本部の事務系所属になればリモートワークする人も時々います。
時短勤務については時々利用している人を見ます。コアタイムが基本17時～22時のため、そこを外したところで半休を取る人もいます。授業が入っていない場合は早退もしやすいです。半有休は4時間、3時間、5時間の3種類あります。

企業カルチャー・社風:
現場(教室単位)では風通しもよく、教室間の連携などもあります。会議も教室単位や地区単位が一番活発です。
上層部は現場を離れている人が多いため、現場の事情が見えてないと感じることが多々あります。教室の数が多いため、全体会議などは上意下達が中心の講演会になりがちです。

組織体制・コミュニケーション:
現場単位が一番連携が密になっています。横のつながりは強いですが縦、現場と上層部とはかなり乖離している感があります。本部の人間が現場に出て授業をすることは多々ありますが、その際に本部の人間に伝わる現場の状況はさらに上の上層部には伝わっていません。
教室単位では相談や交流がしやすく、質問等もしやすい現場が多いです。

ダイバーシティ・多様性:
障害を持つ方については障害者雇用のための会社である市進アシストという部署に入ることになると思います。
人種国籍については、現場で教える職業については日本語が母語である必要があるので必然的に日本人が多くなります。一方で外国にルーツがある方については東京グローバルゲートウェイという施設での勤務が可能なため、そういった方の雇用もあります。
性別は最近は女性講師も多いですが、やはり夜遅くまでの勤務という都合上(また体力面的にも)男性の方が長く勤務することが多いです。

女性の働きやすさ:
性別の違いで働き方に違いがないため、男性でも女性でも活躍できる現場です。が、やはり体力が必要な場面がある(講習時の長時間勤務など)ため、体力がない方には不利なこともあります。
産休・育休は制度としてしっかりありますし、取っている方も復帰された方もいます。
一応、生理休暇の制度もありますが、無給休暇のためもあり利用する方は少ないと思います。

成長・キャリア開発:
まず入社時の研修が想像以上に充実していて、未経験者でも授業を担当できるスキルが身につく内容だった。人前でどう話すと伝わりやすいか、プレゼンテーション力が身につくので、さまざまな場面で役に立っている。

働きがい:
自分の経験、成長が生徒に還元され、生徒の成長の機会を生み出しているので、自分の経験が無駄になることが少なく、多くのものを吸収しようというモチベーションにつながっている。

入社時の期待と入社後のギャップ:入社時はほんとうに良い会社だと思っていたが、トップが創業者から変わってから徐々に会社も傾いている。毎年毎年現状を打破しようとはしているが、PDCAがうまく回っておらず失敗の検証や責任を誰も取らないため毎年同じような状況で推移しておらず先が見えない。

事業の強み:
塾としては大企業
多角的経営にシフトしているため、本体の売上が落ちていても他でカバーできる
キチンとしたマニュアルがあり、塾としてはまともな研修制度もある。近年講師の質は落ちていると思うが他塾に比べれば手厚い。

事業の弱み:
少子化
経営陣が行き当たりばったりなところがある

事業展望:
塾というより多角的企業を目指しているらしいので、本業が疎かになるような気がする

給与制度:
昇給は年１回あり。賞与は年２回あり、業績連動になっている。その中でも評価期間内での活躍の度合いにより賞与が決まるため、やりがいにつながっている。

評価制度:
年々、昇進のスピードは速くなっている。これは若くても実力のある社員を積極的にチャンスを与えて登用していこうという経営陣の意思の表れと感じている。