福利厚生:
大きな会社なので、福利厚生はしっかりしていました。
退職金は出ました。1年10ヶ月勤務しましたが8万程出ました。
私が務めていた所は寮は男女共同の寮が1つ、女性寮1つです。
住宅補助は最大2万まで出ました。
1番助かったのは引越し代金を負担してくださったことでした。
生理休みもありましたし、育休も男性女性問わず取れていました。

オフィス環境:
立地はとても田舎なので虫が多くとても暗いです。星のやブランドは基本辺鄙な所にあるので、星のや東京以外はそんな感じの立地です。
休憩スペースはありました。
会議室は2つ程。
仕事をする分には不満がないような環境でした。
食堂は無かった為、お昼ご飯などは持参してました。

勤務時間・休日休暇:
時間変動シフト制のため、プライベートとの両立が難しい。その程度も施設によって全く異なるので、どこに配属されるかが大きく関わってくる。3かげつ〜半年のスパンで早番遅番が変わるところもあれば、月間で早番遅番ナイトと全てをこなす施設もある。残業も比較的多く、体力勝負なところがある。ホテル業界では休みが多いとは思うが、有給の消化率は非常に低いと言える。リフレッシュ休暇を採用しているため、まとまった休みをとることが可能。ただ休館の時に使用することが多く、時期を選べるにしても少しだけ。基本的にみんなが休みの時に働くため、オフの日は同僚と過ごすことも多い。タフな業務は多く、忍耐力は必須。人間関係は比較的良好である。フラットな組織文化でマニュアルというものはないため、自分たちで何事も考え構築していく。いい文化でもあり、難しいところでもあります。

多様な働き方支援:
本部や企画、マーケなどであれば可能かと。現場は基本なし。
時短勤務なども相談の上取ることが可能。副業は可能とされているが、
活用されている方は聞いたことはありません。ですが、育休なども含め、制度は整っており、時代の流れとともに、取得しやすい会社に変化していると感じます。

企業カルチャー・社風:
挑戦する機会はいくらでもありました。むしろ人手不足で強要されるぐらいではありました。
風通しは良いと思います。フラットを掲げているだけあって、役職が上だろうが歴が長かろうがどんどん意見は言える環境でした。
会社が掲げているものは体現していたし、体現しようとする流れはとてもあるように感じました。

組織体制・コミュニケーション:
組織体制は総支配人→マネジメント4~5名→スタッフ(各ポジション責任者含む)
各ポジション責任者はスキル保持者でローテーションなので毎日変わります。ポジション責任者ももちろん他のポジションで普通に働くので1スタッフとしてカウントしてます。
社員同士のコミュニケーションは多いです。接客業なので人と会話するのが好きな人が多いのももちろんですが、マルチタスクなので、ゲストの情報を共有したりポジションごとの話題や出来事を違うポジションで共有したりすることもあるので、スタッフ同士のコミュニケーションは多いです。お休みの日に先輩方や同期と遊びに行ったり皆してました。

ダイバーシティ・多様性:
女性が圧倒的に多いです。
国籍は日本以外にも中国や韓国などアジア圏の人も働いていました。
観光業で、インバウンドも多いので外国籍の方や外国語が使える方はとても活躍出来ると思います。

女性の働きやすさ:
女性の管理職、かなり多い印象でした。
性別や社歴に関係なく立候補によって責任者になれる制度があるためかと思います。

休暇の取りやすさは施設によるかと思います。
年に1度、施設全体でお休みをとるため、そのタイミングで1週間お休みをいただくことはできます。

成長・キャリア開発:
キャリアの開発として公募制で開業に立候補として応募したりしてホテルの開業運営を経験することができる。既存施設やオフィス系のポジションにも異動することはできるが、異動できる条件のハードルが高いため何歳にどういう役職に就きたいなど考えている場合は実現することが難しいこともあるので、もっと社員が経験してみたいとい声に耳を傾けその中からちゃんとした評価や異動をかなえさせてほしいと思う。

働きがい:
働きがいは施設によって変わってくると思う。2施設経験したが、総支配人の考え方に共よ感できなかったり、満室稼働で欠員が3名以上出ているなどといった場合、どんなにお客様をおもてなしすることが楽しいややりがいを感じていても欠員が発生することによって1人当たりの人員不可がかかるため結果的に精神的にしんどくなって不満が増えてしまうのかなと思う。最近はインバウンドのお客様も増えてきているので、英語を勉強してきた人やいている人にとっては現場で自分の英語力を活かしアウトプットできるためその点に関してのやりがいはすごく身になると感じる。

入社時の期待と入社後のギャップ:
入社前は異動はし易い、オフィス勤務も希望すれば難しくは無いといわれていたが、実際は異動のタイミングは年2回。東京・東京に近い施設施設・大阪都市部は、そこから出る人がほぼ皆無で希望が殺到するため、異動は出来ず。
オフィス勤務も同様。かつ中途採用者優先なので新卒採用で東京オフィスに行けることはほぼ無い。

事業の強み:
会社が大きくなる時期で、これまでのようなフラットさやプレイヤーに対する敬意などは感じづらくなってきたと感じる。

事業の弱み:
おそらく心配しなくても業界の中で最大手でい続けられるだろうという安心感は働く中でも常にある。
地方の施設も増えているが、どうやってグループとして採用した大卒の優秀なスタッフを地方で働かせられるか考える必要があると思う。
ただ、同業の競合と比較すると圧倒的に給与は多く、休暇も多いところは強みである。

事業展望:
今までのカリスマ的存在のスタッフの退職や定年を迎え、新しい時代を作って行くタイミングだと思う。
やる気があれば基本的には何でも挑戦させてくれ、新卒にとっては働きがいのある会社だと思う。
中途採用のスタッフはかなり能力によって待遇に差はあった。

給与制度:
評価制度です。その為評価が上がれば給料が上がりますが、上がらなければマネジメントや総支配人以外はどんな役職でも給料は同じです。皆残業で稼いでいるような感じでした。
新卒で入社し手取りは20万〜28万程度、基本給は16万程度でその他は残業で稼いでました。ほかの県は分かりませんが、沖縄では配属された人とは別に現地採用があり現地採用された人は配属される人よりも基本給が少し少ないです。

評価制度:
昇進昇格は各ポジションの責任者程度であれば、要望を出せば直ぐにさせてくれるような会社でした。恐らくこれは全施設そうだろうと思います。
マネジメントや総支配人クラスに昇格するには年1回ほど星野リゾート全体でプレゼンする機会が設けてあり、そこでプレゼンして認められれば昇格出来るといった感じです。24歳ぐらいで総支配人になっている人もいました。
評価制度はしっかりしています。いくつか評価項目があり、それぞれ確かE〜Aで判定します。例えばB→AにするにはBにある項目を全てクリアしていたらAにいけます。1つでもクリア出来ていないとみなされた場合Aにはいけません。またなぜそのランクだと思うのかという理由が必要です。